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経済学に疎いのでご教授願います.

自動車業界に興味がありニュースを拝見していたところ,ロバートボッシュ社が日本のボッシュにTOBを実施し,完全子会社化するとありました.
これはどういうことなのでしょうか?もともと日本のボッシュは子会社だと思うのですが,完全子会社と何か違う点があるのでしょうか?
また,完全子会社化に伴い,開発力や社員の給料に変化があったりするのでしょうか?

株式や外資に詳しい方がいましたら,よろしくお願い致します.

A 回答 (2件)

http://www.jiji.co.jp/jc/c?g=ind_30&k=2008042300 …

このサイトにありますが、
完全子会社化し、非上場にするようです。
ここが決定的に違います。
社員の給料は本社の意向に従うことになるので変わると思います。
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この回答へのお礼

mat983さん、ご回答ありがとうございます。
非上場になり、本社の影響力が強まるので、給料も変わる可能性があるのですね。勉強になりました!

お礼日時:2008/04/25 13:31

ボッシュ(株)に対するロバート・ボッシュGmbH(親)の持ち株比率は約6割です。

言い換えれば、約4割の親以外の株主が含まれているということです。完全子会社との違いは、例えば株式の配当が100%親会社のものにならないとか、6割押さえているので支配権を持っていることには変わりないが、4割の株主の意向を無視できない(=実際は親会社が思い切った政策をやろうとしても中々好きなようにできない)などがあり得ると思います。
今のボッシュ(株)は、完全子会社であった旧ボッシュKKを含む複数の事業からなっており、上場会社です。他の会社が株を買い占めて経営に参画してくる可能性も、もっと配当を寄越せと要求してくる事も可能な訳です。こういったリスクを排除する狙いがあるかもしれませんし、もともとボッシュグループは親会社の統制が強い特色があるようなので、そういう企業の統治方針に従ってボッシュ(株)の完全子会社化を図ったとも考えられます。
プレスリリースでは、「日本市場における競争力を強化するためには、グループ間でのシナジー効果を高めることが必要であり、それを引き出すために完全子会社化するとしている」と発表していますが、そのためには100%支配でないと思い通りにやれないという考えなのだと思われます。

今回の完全子会社化に伴う開発力の変化はさしあたって無いと思いますが、他の子会社との連携が今以上に高まってくれば変動もあり得ます。給与に関しては、全く違う会社に買収されてマネジメントが交代する訳ではないのでそんなに変化があるとは思いにくいですが、完全子会社化によって親会社のコントロールが強まった結果(完全子会社化によってこういう事も変更しやすくなる)、どうなるかは全く不明だと思います。
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この回答へのお礼

ColdTemperさん、ご回答ありがとうございます。
なるほど!他社の影響力を完全になくし、自社の方針を強めるためのものなのですね!とても分かり易い説明ありがとうございました!

お礼日時:2008/04/25 13:20

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