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ベール大王とはどういった悪魔なのでしょうか?

ウィキペディアで検索した所、こんな感じですが。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%90%E3%82%A2% …

なにか参考になる本とか欲しいのですが、アマゾンとかではバアルの物語―ウガリトの神話 (単行本) という本があるのですが、もう在庫切れなんです。
http://www.amazon.co.jp/%E3%83%90%E3%82%A2%E3%83 …

詳しく説明しているHPでもいいのでどうか教えてください。

A 回答 (2件)

うーん 悪魔じゃないですよ。



宗教によっては悪魔としているだけ。


「エル エル レマ サバクタニ」とイエスが言いました。
実はこれ、旧約聖書の詩篇に書かれている言葉なんですね。

キリスト教においては、神の名前をみだりに唱えていいのですが、ユダヤ教は駄目なんです。

で、ユダヤ教では神の名前を唱える代わりに 主 という意味を持つ エル(エール) を使っていた。

ユダヤ教が手本にしたバビロニアの宗教もそうで、直接神の名前を唱えてはいけなかったので、エル とか バアル が使われていた。

エールとバアルの違いですが、よくわかりませんが、エールを古い神として、実質的権力者はバアルとしたようなんです。
新約とか旧約ってありますが、古い契約で実質の権力者は新約と考えるようになるのも納得できますよね。
バビロニアの考え方が元。


で、ユダヤ人がバビロニアに捕囚されたとき、確立された宗教に触れ、後に自分達独自の宗教を作ったわけですが、バビロニアの「神の名前をみだりにとなえてはならない。エルとしよう」を採用したので、エルって言うみたいです。

で、バビロニアとは違う宗教を色濃くするため、モーセが山に登って下りてこない間、牛の偶像を人々が拝んだことをモーセが腹をたてたように、人々が不運になったとき、バアルにすがったのをみて、こらーと怒ったわけです。

「バアルは自分達を捕囚した集団の神だ、誰を拝んでおるー」ってわけですね。


バアルって暴風と豊穣の神とかされますが、恐らく、その前身は、マルドゥクだと思います。

で、キリスト教はどうしてヤハウエイの異名であるバアルを悪魔としたのか?

キリスト教は悪魔がいないと自分達も存在できないという宿命をおびています。
悪魔が消滅するとこと それはすなわちキリスト教の消滅を表す。
他人が死んでも自分は死なないが、自分が死ねば自分は消えますよね。
逆に自分の勢力を増大させるためには、悪魔を大量生産する必要があるわけです。
で、あんなに沢山の悪魔をキリスト教は産んでしまったわけです。

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%82%AA%E9%AD%94% …

まあ すごい数ですね。


実はキリスト教が悪魔としたものは、各地の土着の神。
各地で信仰されていた神を悪魔として、人々に捨てさせ、キリスト教の神のみを拝めろとして、各地の領土を侵略していったわけです。

キリスト教が悪魔とした正体は、実はその侵略の過程で悪魔に摩り替えられた、元は各地で信仰されていた神様たちなんです。

もちろん バアルの正体も、彼らキリスト教の神のこと。

ベルと竜 という神話があります。

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%80%E3%83%8B% …

『バビロンの人々はベル(ベール・マルドゥグ、メロダグとも)という偶像を崇めていた。王もまた、それを礼拝していた。しかしダニエルはそれを敬おうとしない。そこで王は、ベルが大量の食料[3]を消費しているのを認めないのかと咎める。しかしダニエルはベルが偶像であると断言し食料を消費しているのは祭司らであることを突き止める。祭司は処刑されベルの神殿は壊されることとなった。』

神の正体は偶像で、祭司は人々の信仰心を利用して私服を肥やしていた無神論者だったってわけですね。
信仰があれば、神を利用して利益を貪っていたものは、神によって殺されるとわかっていたはずですから。

『バビロニア人は竜(大蛇とも)を信仰していた。』
はいー。 ティアマットのことですね。


ウガリット神話ですか?
在庫あるはずですけど、、、、

あら。。ほんとないですね。絶版だ。


バアルに特筆したものは探せませでしたけど、 これらはどうでしょう?

http://www.seidosha.co.jp/index.php?%A5%AA%A5%EA …

http://www.amazon.co.jp/%E3%82%AB%E3%83%8A%E3%83 …

この回答への補足

長文の返信ありがとうございます。
大変参考になります。
バアル、もしくはベールですがヤフーで検索するとこういうのが出てきました。

東の大王ベール(バエル、バール)
http://www.h3.dion.ne.jp/~w-b.wing/E6.htm
>広域な領土を持つにかかわらず、サタンの下に与しているのが気に入らず、絶えず謀略とその策を思案している。
萌葱色の髪。黒い瞳。

グリモワールにおけるバアルとはまた違いますが、此れについてはどう考えられるでしょうか?

>実はキリスト教が悪魔としたものは、各地の土着の神。
各地で信仰されていた神を悪魔として、人々に捨てさせ、キリスト教の神のみを拝めろとして、各地の領土を侵略していったわけです。

現在私がプレイ中のゲーム サイレントヒルもそうですが、キリスト教の迫害が大きかったという事なのですね。ベールも全く同様なんですね。

>バアルに特筆したものは探せませでしたけど、 これらはどうでしょう?

特筆したものはないのですか、残念です。
何処かの大学教授でも、宗教研究家でもいいので、ベールに特筆した本を書いて欲しいですね。

補足日時:2008/05/03 05:20
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詳細に書かれているわけではありませんが、新紀元社というところから出ています「オリエントの神々」や「堕天使(悪魔達のプロフィール)」などに数ページですが記載されています。


「オリエントの神々」は、今月買った本ですから、まだ入手できると思います。

この回答への補足

しかしそうなると、そんなに詳しくは載っていないということなんですよね?

出きれば、それ専門の本が欲しいのですが、バアルの物語―ウガリトの神話が一番いいんでしょうか?

補足日時:2008/04/30 16:55
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