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鉛筆の繊細な線画等を、挿絵(商業印刷)にして入れたいと思っています。普通タイプのEPSONのスキャナ(GT-F600)で取り込み、PhotoshopCS3で加工します。入稿はグレースケールの350dpiという指定です。

●スキャン時にグレースケールにした方がいいのでしょうか?それともカラーでスキャンしてからPhotoshopCS3でグレースケールにした方がいいのでしょうか?

●スキャンした画像は背景が薄いグレーですが、ここを白くするにはどのようにしたら良いのでしょうか?

ぜひよろしくお願い致します!

A 回答 (4件)

InDesignのご相談と同じ方でしたか。


でしたら、ある程度製版知識をお持ちでいらっしゃいますね。

レベル補正は、必ず「調整レイヤー/レベル補正」で行う方法をお薦めします。
画像を直接「レベル補正」で作業してしまうと、後でやり直しが利きません。
調整レイヤーなら、結果に満足できない時に何度でもやり直せます。
リンク先の情報を拝見しました。
基本編なので仕方ないのですが、スライダをあまり極端に動かすと、
中間階調に乏しいカリカリの仕上がりになってしまいます。
おおまかな補正は、スキャニング段階でかけておくべきです。
欠点がある元画像をレタッチするより、微調整に留める方が賢明だと思います。

アルファチャンネルやレイヤー乗算は、画像の特定部分の濃度を上げたり、
特定部分のコントラストのみを調整する手法です。
1枚のレイヤーですべてやってしまうより、複雑な補正をかけられます。
レベル補正だけだと、線画を濃くすると明るい部分がかすれてしまいますし、
中間調を重視すると全体が濁ってしまいます。
この矛盾する両方を別々のレイヤーで作ってしまうのです。
あとはレイヤー同士の濃度を微調整すれば、イメージに近い仕上りとなります。

アンシャープネスの適正なかけ方や、肌色の再現など、
市販書籍で覚えざるを得ない知識ってありますよね。。
出先なので、戻りましたらPhotoshop製版レタッチの書籍を何冊かご紹介します。
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この回答へのお礼

お忙しい中、どうもありがとうございました。

>InDesignのご相談と同じ方でしたか。
いえ、検索してHitしたので興味深く読ませていただきました。

>レベル補正は、必ず「調整レイヤー/レベル補正」で行う方法をお薦めします。
調整レイヤーも使ったことがありませんでした。本に載っていたのでさっそくやってみます!

>おおまかな補正は、スキャニング段階でかけておくべきです。
これも知りませんでした。(T_T)

他にも重要なアドバイスをありがとうございます。
書籍のご紹介までしていただけるとのこと、非常に助かります。どうぞよろしくお願い致します。

お礼日時:2008/05/25 12:31

まずスキャニング段階で補正しておくメリットを。


Photoshopは、基本的にRGBモード・8bitで動作する(させる)ソフトです。
8bitモードでレベル補正した時にヒストグラムを見てください。
諧調が櫛抜け状態になってしまうはずです。
レタッチを繰り返すと、画像劣化が激しくなってしまいます。
一方、スキャニングする時にレベル補正をかけてみてください。
今度は櫛抜け状にはなりません。
これがスキャニング時補正のメリットです。

お薦めする書籍ですが、古いバージョンのものも中にはあります。
原理自体は全く変わらないのですが、今では入手不可能かもしれません。

・Photoshop CMYK自由自在
(グラフィックス社、早川廣博氏著)
製版レタッチの実際を詳細に解説。
制作協力に、フィルムメーカー他の専門業が協力しています。

・カメラファンのためのフォトショップCS2逆引き辞典
(学習研究社、桐生彩希氏著)
レタッチ中の画像を大きく掲載し、分かりやすい誌面構成です。

・フォトショップ実戦マスター
(グラフィック社、早川廣博氏著)
Ver.4時代の解説書籍です。アンシャープマスクの解説は一番詳細。

フィルターワークの参考には、以下の書籍を読みました。
・Adobe Photoshop4.0J テクスチュアバイブル
・Photoshopびっくりロゴデザインシリーズ
・Photoshopテクニックバイブル
・デタラメPhotoshop
・Photoshop6.0スーパーガイド
他多数

市販マニュアルを多数読むのが、手っ取り早く覚える近道だと思います。
Photoshop関係だけで40冊以上買ってしまいました。
中にはアンシャープマスクの適正量を覚えるためだけに、
そのわずか1章のために購入したものもあります。
総じてPhotoshopはバージョンが新しい・古いの差は少ないですね。
レタッチの原理自体は変わりませんから。

人によって適当な市販本は変わってくると思います。
miruberiさんご自身が、書店で実際に手にとって見るのは一番です。
あくまでもご参考までにということで…。
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この回答へのお礼

40冊以上もの書籍を購入して研究なさっていらっしゃるのですか!驚きました。
その中から今回は厳選してご紹介くださいまして、本当にありがとうございます。

スキャニング段階で補正しておくメリットについてもよくわかりました。
ご親切に感謝いたします。<m(__)m>
早速書店で探してみます。がんばります!

お礼日時:2008/05/26 10:25

正直いって、鉛筆画の印刷原稿化は非常に難しいです。


画材自体が光源に反射する性質を持ちますし、
カラーインク、油彩、水彩画と比べてコントラストも低いです。
試しに印刷された鉛筆デッサンを見ればどうなるか分かると思います。
プロが処理してもあの程度なのです。
私だったら、背景を紙白に飛ばすことを諦めて、
デリケートな階調再現を重視します。

スキャンする際の注意点、というかPhotoshopレタッチ全般にいえますが、
グレースケールでは行わないでください。
必ずRGBモードでスキャンし、レタッチもこのモードで。
理由は、フィルタのほとんどがRGBモードでしか動かないこと、
グレースケールやYMCKモードに比べ自由度が大きい点です。
印刷データにする直前にグレースケールに変換しましょう。

次にレタッチについてですが、家庭用スキャナで撮った画像では、
今、miruberiさんが見ていらっしゃる画質が限界だと思います。
仕上りを追求するなら印刷所or出力センターでスキャンすべきです。
費用も1000円前後ではないでしょうか。

修正は、掲示板で簡単に書ける内容ではありませんが、
私なら調整レイヤーのレベル補正でやってしまうかなぁ。。
より緻密に作業するなら、補正したレイヤー同士を乗算したり、
アルファチャンネルを駆使したりして、イメージを追い込むと思います。
版のバランスは、背景を白くすると鉛筆のタッチがかすれてしまうなど、
バーターの関係にあります。

miruberiさんはPhotoshop関係で印刷レタッチを解説した書籍を
お持ちではないですか?
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この回答へのお礼

ご回答どうもありがとうございます。
(実はpapuatamaさんの過去の「Illustrator からInDesignへの移行について」のアドバイスに励まされ、先日InDesignを導入しました。今勉強中ですが、すごくよかったです!この場を借りてお礼申し上げます)

>スキャンする際の注意点
よく理解できました。ありがとうございます。

>仕上りを追求するなら印刷所or出力センターでスキャンすべきです。
作品に思い入れがありまして、出来るだけ自分でやりたいと思っています。でもそんなに高くないと知り、表紙はカラーなのでお願いしようかと思います。

>修正は、掲示板で簡単に書ける内容ではありませんが、
いろいろなやり方があるのですね。アルファチャンネルはやったことがないです。レベル補正は
http://support.adobe.co.jp/faq/faq/qadoc.sv?2269 …
ここにあるような調整方法でよいのでしょうか?
線画といっても単純なアウトラインだけの絵です。

>Photoshop関係で印刷レタッチを解説した書籍
標準DTPデザイン講座や逆引きデザイン事典を持っていますが、写真の補正やモノクロ2階調しか載っていなくて・・・。Webで検索してもなかなかないし、専門書を探しに行こうかと思っているところです。

お礼日時:2008/05/25 10:25

こんにちは。



 下記サイトをご参照下さい。
  http://www.sakawa.jp/datauseful_back/data_scanni …
  背景の色を白にする方法です。

  1つ目の質問は自身はありませんが、スキャニング時にグレースケールにした方が、後で加工するよりもデータの劣化が少ないと思います。

では。
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この回答へのお礼

早々にありがとうございます。

ご紹介くださったサイトにも、”「レベル補正」も「トーンカーブ」同様、無闇に行うと、画像の品質に影響しますので、ご注意ください”とありましたが、このあたりの調整が難しそうです。線画をきれいに出すテクニックなど、ご存知でしたら教えてください。

お礼日時:2008/05/24 10:05

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