重要なお知らせ

「教えて! goo」は2025年9月17日(水)をもちまして、サービスを終了いたします。詳細はこちら>

電子書籍の厳選無料作品が豊富!

こんにちは。

最近クラッシックを聴き始めました。
エリック・サティが好きです。
質問なのですが、エリック・サティのようにピアノのみで演奏される音楽のジャンルを一括りに「ピアノ・クラッシック」と呼ぶのは間違いでしょうか??
もっと明確なジャンルの呼び方はあるのでしょうか。
よく分からないのですが他のクラッシックだと、弦楽四重奏曲だとか交響曲だとかジャンルがあるようなのですが・・・。

クラッシック初心者なので、変な質問ですみません。
教えて頂けるとありがたいです。

A 回答 (3件)

 ピアノクラシックと言うジャンル分けは、ありません。


 あるとすれば、音楽コンテンツ産業・音楽教室など、音楽産業が、ピアノと言う名を付けて、括る事で、ユーザーが具体的に解り易く感じるからでしょう。数十年前に比し減ったとは言うものの、ピアノは、今でも一般家庭の所持率・ピアノ習得(ピアノ教室)は、他の楽器の追随を許さない人気楽器ですから、産業としては、ピアノだけは括ってやる事で、多く居るであろうピアノに対し強い関心を持つ層を、より確実に引き付ける手段と言った方が現実的だと思います。
 ピアノのソロ演奏作品が、確かに多い為、このグループ名は便利とは思いますが、この呼び名を使う方が居たとしても、それは、クラシックの世界では、便宜上だけの事で正式にその様な括りで呼ぶ事は有りません。
 ソロ演奏の作品は、他の楽器にも複数の楽器にも存在していますが、その楽器の名前を付けて、○○クラシックなどと言う、言い方はしておりません。
(他楽器の有名どころでは)
 ヴァイオリンはピアノに次ぐソロ作品が有り、数は減りますがチェロ・オルガン(パイプオルガン)フルート等も、挙げられましょう。調べれば、更に多くの楽器の為のソロ作品がクラシックのジャンル内に存在している筈です。

>他のクラッシックだと、弦楽四重奏曲だとか交響曲だとかジャンルがあるようなのですが・・・。
 この疑問についても、《他のクラシック》と言う概念が、おかしいのです。
 クラシックと言うジャンルの曲に様々な演奏形態の作品があり、その姿で区分する事が便利であるから利用していますが、あくまで便宜上と言う事です。
 一般的便宜的区分けとして(CDショップ・クラシック解説書)
 ◆交響曲◆管弦楽曲◆室内楽(弦楽四重奏曲などの小編成の器楽曲や30人以下程度の小編成管弦楽曲を含む事もある)◆器楽曲(ピアノ・バイオリン・チェロ・フルート・他)◆声楽曲などが、演奏形態での区分けです。
 一方、時代や用途で区分けしています。例えば、◆ルネッサンス◆バロック◆古典派◆ロマン派◆印象派◆現代◆アバンギャルドなど、時代背景や作曲法の発達、楽器の発達、演奏法の発達などと供に生まれた新ジャンルとでも言う世界を、分ける為の区分けも有ります。
 用途で区分されているのでハッキリしているのは、◆宗教曲というジャンル区分です。このジャンルの中には、時代の変遷や政治でも影響を受けていますし、楽器の変遷・演奏携帯の変遷との関わり方でも影響を受けている為、宗教と言う別な括りを設けたのかも知れません。しかし、この宗教曲とても、本当に宗教行事に使われて来た曲も有れば、ある作曲家の作品として有名でも宗教の現場では使われる事の無い宗教曲も同居しています。
 ですから、こう呼ばなければならない!とか、こう呼ぶべきである!などの様な硬直した呼び名がある訳ではありません。
 クラシックを多く取り揃えている、CDショップの商品台の区分けの中に、どの様な作品が入れて有るかお確かめになったら、実感されるのではないでしょうか?更には、別なショップでは、別な区分け方で並べている事も解ります。そして、どちらも間違いではない事も・・・
(無知でとんでもない並べ方の店も有りますが、そんな店には、癒しの~・頭の良くなる~・元気が出る~、など、ろくな品揃えしかしてないところが多いので参考にするのはNGです。酷い所は、ヒーリングやフュージョン・イージーリスニングまで、クラシックの棚に入れてありますが、クラシックファーンは品良く大人しいので何も言わず二度と行かない。)・・・・・脱線しました(苦笑)!
 難しく考えず、今後のクラシック全般との付き合いを、末長~く、して頂けたら、気付かない内に自然に頭の中で整理区分出来ているご自分を認識される事でしょう(微笑み)!

告!上記に述べました中には、詳しい方や専門家の方から見れば、間違っている箇所などが有るかと思います。鑑賞暦が長いだけのど素人が、日常の中でのクラシックとの付き合いから書いたものですので、「捨て置けぬ間違い」が有りましたら、修正の程お願い申し上げます。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

ご回答、ありがとうございます。
なるほどですね、私はクラッシックというのは楽器で分類されるべきものなのかと思い込んでいました・・・。(恥ずかしい!)
「クラッシック」がすでに音楽の中の一つのジャンルなんですものね。
そのクラッシックというジャンルの中に演奏形態や時代、宗教曲など見方によって様々な区分けができるということなんですね。
なるほど、です。
何かと分類分けをして音楽のイメージを固定しようと考えていたのは頭が固かったなあと反省です。
いろんなクラッシックを聴いて、まずは楽しもうと思います。
あの、無知な私はCDショップのクラッシックのところにヒーリングやイージーリスニングがあるのを見て「へえ、これもクラッシックっていうんだ、幅広いなあ」と思っていました・・・。

賢くなりました、丁寧なご回答ありがとうございました。

お礼日時:2008/06/20 12:45

No.2さんの言わんとすることは分かりますが、ちょっと括りが大きすぎますよね。

ポップスの中にも、歌謡曲とか演歌とかロックとか(?)いろいろなジャンルがあると思いますが、クラシックの中にもいろいろあります。ルネッサンス、バロック、古典派、ロマン派、現代音楽等は、クラシックファンからしてみれば、それぞれ独立したジャンルと言って良いと思います。

たとえばバロック音楽とロマン派音楽は全く異なりますから、聴く人もロマン派ファンとバロックファンに分かれています(もちろん両方聴く人もたくさんいますが)。「普通」は、バロック以前の音楽は「クラシック」にも入れません。「クラシック」を聞く人がバッハやヘンデルを聴くときは、バロックの楽譜をロマン派風に演奏した「ロマン派風バロック」がほとんどです(バロックは、楽器もピッチもリズムもアクセントも、書いてある音符に対して演奏する音すら、何もかもロマン派と異なります)。

サティですが、普通にロマン派、あるいは後期ロマン派でしょう。この時代の周辺のフランス音楽を「印象派」とまとめることもできます。現代の人が聞いて「ライトクラシック」とか「ヒーリング音楽」とか名付けているのは結果論です。
彼は当時の音楽に飽き足らず独自の音楽を作ったにすぎません(これはすべての「大作曲家」がやっていることでしょう)。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

ご回答、ありがとうございます。
ルネッサンス、バロック、古典派、ロマン派・・・、遠い昔に音楽の授業で習ったような気がします。
バロック以前はクラッシックにも入らないのですね、いやはや、クラッシックは複雑ですね。
サティは印象派に入れることができるのですね!
音楽が個性的だから別枠のジャンルなのかなと思っていましたが、なるほど、フランス音楽の時代でまとめることもできるのですね。
ありがとうございました!

お礼日時:2008/06/21 15:18

ピアノはあまり詳しくはないのですが、「ピアノ・クラッシック」は聞いたことがないです。

どこかでお聞きになったのですか?
単純に「ピアノ曲」という言い方でよいのではないでしょうか。
「弦楽四重奏」も、あくまで演奏形態の呼称であり、「主にクラシック」というだけで、クラシックには限定されませんから。

ちなみに「弦楽四重奏」はピアノ単独演奏同様、演奏形態の呼称ですが、「交響曲」は楽曲の形式の呼称です。
(交響曲:主に管弦楽によって演奏される多楽章からなる大規模な楽曲)
    • good
    • 0
この回答へのお礼

ご回答、ありがとうございます。
なるほどですね、ピアノ曲ですか、ありがとうございます。
ピアノ・クラッシックという単語はインターネットのブログか何かでちらりと載っていた言葉なんですが、「へえ、そういうんだ~」と思ったんですが、確かに変な響きですよね。
その人が勝手にそう呼んでいただけかもしれないです。
弦楽四重奏は演奏形態のことなんですね。
しかも交響曲は楽曲の形式のことなんですね。
私、単語を頓珍漢にごちゃ混ぜにしていたんですね。
勉強になりました、ありがとうございました。

お礼日時:2008/06/20 12:14

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!