
No.6ベストアンサー
- 回答日時:
ladybabyさん、こんにちは。
>何百年も演奏される様な名曲は少ない
それは今も昔も一緒。モーツァルトの時代、人気があったのはサリエリ、でも今彼の作品が演奏されることはほとんどありません。モーツァルトもすべての作品がメジャーかというと、そうでもありません。今も昔も変わらず、何百年も演奏される様な名曲は少ないと思うのですが。。。
現代音楽の作曲家は「クラシック音楽の作曲家」ではないのでしょうか。吉松隆や伊福部昭はすでにそう呼ばれています。武満徹やリゲティやシュトックハウゼンは言わずもがな。ヘリクツのようですが、「現代音楽の作曲家はクラシック」とすでに呼ばれていますよ。
No.9
- 回答日時:
「クラシック」という分野はただ古いといだけでなく、西洋音楽の形式として一定の範囲内にある曲のことだと思います。
そのような考えたら、現代の曲が遠い未来に「クラシック」の分野には入らなように思います。趣味の範囲ならともかく、職業としての作曲家には生活するための収入が必要です。そして自分の書いた曲で印税を得ようとするなら、時代の流れに合う曲、または自分で時代を拓く曲を作らなくてはなりません。情報化社会の現代は、日々新しいものが開発され、瞬時に世界に広がります。そのような中で数百年も人気を保ち続ける曲を書くのは至難の業でしょう。モーツアルトの時代とは変化が桁はずれに速いのです。
もう一つは、モーツアルトの時代にも数え切れない曲が書かれたでしょうが、現代に残って人気を集めている曲はその中の何分の一でしょうか?想像もつきませんが、割合としては小さいと思います。現代は世界が裕福になり、音楽人口もモーツアルト時代の何倍に膨れ上がっているのか分かりません。モーツアルトの時代と現代を比較し、どちらが上か下かという結論はあまり意味がないと思います。現代は当時よりも音楽人口が圧倒的に多いはずですので、単純な比較はできないように思います。
No.8
- 回答日時:
質問のポイントが少しぶれています。
「クラシックと言われるか?」と「今後親しまれるか?」は全く別のことを意味していると思いますが。自分はno.1やno.6の方の認識に近くて、(あくまで広義な意味でですが)「クラシックならではの楽器編成、演奏形式・・・等によりクラシック音楽」だと判断しています。現にもう現代の段階でそうなっていると思いますよ。ドビュッシーもシェーンベルクも、それ以前の時代までの西洋クラシックとは明らかに一線を画していますが、広義的に「クラシック音楽」と呼ばれていると思います。
ドビュッシーを始めとした近現代以降のクラシックと、それ以前のクラシックでは、使われている楽器やその編成にそこまで大きな違いはありませんが、やはり「クラシック」以外の音楽ジャンルとは楽器編成の点で明らかな違いがあると思いますので。
だってそう呼べないとしたら何て言えばいいの・・てな話です。近代以降の所謂‘クラシック’を「クラシック音楽」と呼べないというのは、何かを語る時に不便です。「ジャンル分け(枠に押し込める)」というのは結局そういうこと・・「便利に語る」為のものだと思いますので。
数百年後の話をするなら、モーツァルトの価値自体怪しいです。
時代の価値って案外きまぐれなもので、何かをきっかけに価値が失われたり、逆に時代の気風と共に価値が高まっていったり・・・といったケースは世界の歴史の中で全く珍しいことではないです。
バッハだって、当時の大衆音楽であったモーツァルト等が幅を利かすようになってきていた古典派の時代に、硬派(ある意味難解?)な宗教音楽と見なされたのかはわかりませんが、一度陰の薄い存在になっていたんですよ、これまた驚きですが。
そんな中、「時代を問わない普遍的な価値」を図る目安となるポイントの1つとしては、「その業界全体の流れを大きく変える革新的なことを成したか」ということとか、「全時代の他の何とも優劣がつけ難い、唯一無二なものであるか」ということ等が挙げられると思います。そういう意味では、ベートーベンやドビュッシーやシェーンベルクはそれにふさわしいですが、モーツァルトはお世辞でもそれに当てはまるとは言い難いです。
それに、その辺の小中学生や主婦が「没後ウン年で大流行り」とか「胎教にいいし、頭が良くなる」等というテレビや雑誌の情報につられてモーツァルトのオムニバスアルバムを大量に買い、それにあわせて演奏回数もうなぎ上りになったところで、「音楽的価値」「普遍的価値」等とは全く別次元の話であることは言うまでもないのでは。
No.7
- 回答日時:
クラシック、という言葉には二つの意味があります。
1・古典様式に沿って書かれた楽曲・・バッハ、モーツァルト、ベートーベン
2・学派や様式にかかわらず時代・地域を越えて受け入れられている曲・・ストラヴィンスキー等々
確かに現代音楽で100年先も演奏され愛される曲は少ないでしょうね。でも新しいところでは1940年代のプロコフィエフの「ロミオとジュリエット」(バレエ音楽ですが、管弦楽曲でもあります)、ラベルの「ボレロ」、ストラヴィンスキーの「春の祭典」その他にもたくさんありますが、これらはたぶん数百年後も生き残るでしょう。
特に「春の祭典」1910年代の作品ですが、今でも受け入れられる人は多くはないでしょうね。なぜなら古典様式を完全に打ち破った不協和音、ポリリズムの連続です。しかし名作です。一度聞いてください。ご存じなら失礼しました。
なお、現在の洋楽であれ邦楽であれ、ビートルズであれ山下達郎であれ、結局バッハの平均律という楽器の調律方および和声進行の上に成り立っている音楽です。その意味では全然新しくはありません。それと較べると100年前の「春の祭典」は今でも十分に前衛的でなおかつ名作です。
以上私の主観でした。
No.5
- 回答日時:
クラシック(=古典)というのは、単に古いものを意味する訳ではありません。
最高の作品、年月が経ても陳腐化しない作品のことをクラシック(=古典)と呼んでいる訳です。
住宅・建築と同じですね。
凡庸な住宅は30年後に解体され、建築廃材(=ゴミ)となります。
しかし、真に優れた建築は100年後、200年後の人々に感動と安らぎ・郷愁を与えることができるのです。
そして、現在建築されている住宅10000軒あたり、たったの数軒だけが、100年後、200年後にクラシックとして人々に愛されることになります。
人生は有限で、短いです。
ですから、一軒でも、将来クラシックと呼ばれる住宅を設計・建築したいですね。
No.3
- 回答日時:
たとえば現代の作品でも、オーケストラの編成で作曲されたような曲はクラシックのジャンルです。
「火の鳥」で有名なストラヴィンスキーは1882年生まれ1971年没です。
「火の鳥」は確かに100年ほど昔の作品ですが、40年近く前まで生きていた彼は現代の人ですよね?
「ラプソディインブルー」などのガーシュウィンは1898年生まれ1937年没です。この作品も90年ほど前の作品です。
ヴィバルディやバッハなどは1600年代に生まれた人ですが、20世紀に活躍した前の2人と同じ場所にCDは置いてますよね?
ロックやポップスなどの曲を現代音楽というのならば、それらはずっと現代音楽なのでしょう。
もっとも1970年代初期までのロックの名曲などは「ロッククラシック」などというジャンルも使っているようなので、本当に一握りだけ何百年たっても生き残るのではないでしょうか。クラシックと言う呼称をされるかどうかはわかりませんが。
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