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サブプライム問題を発端にしてUSドルが余りにも弱いので中東産油国に資本が流れてしまい、彼らはウハウハな状況です。
有史以来中東の人々は厳しい自然を相手に随分しんどい生活を続けて来られたので、まぁこの十数年くらいは少しいい思いをなさってもいいかなとは思います。
(数千年規模で見ると悲しいくらい一瞬の豊穣ですが)

さて、質問なのですが、話は産業革命にさかのぼります。
蒸気機関の発明と中東オイルの発見によって繁栄が約束されたようなものですが、逆にそれが原因で大規模な争いや一部貧富の拡大も発生してしまいました。
中東に大量の原油が埋まっていた偶然は神様のプレゼントにも思えるし、試練のようにも思えます。
中東の人々は自国の原油の存在について、暮らしの中でどういうふうに思い考えているのでしょうか??

ボイラーに給油しながらエジプトを思い出して、ふとそんな疑問をもちました。
なお、中東とひとくくりにしましたがUAE、ペルシャ、王族、庶民等・・局所的な知見でも結構です。
どうぞご回答よろしくお願いします。

A 回答 (1件)

今年UAEに行きました。


太陽光線は射すように鋭く、砂嵐は濃霧の中にいるように視界は利かず、椰子の木以外の緑は無く、地面に黒い管を這わせ、散水し、緑を作り出している。殆ど砂漠と土漠の土地。
こんな厳しい自然環境で暮らしてきた中東の人々に石油は神様からの贈り物と思いました。
UAEに一月滞在し、歩き回って現地のひとと交流したかったのですが、お話できたひとはバングラディシュ、インド、パキスタン等から出稼ぎに来ている人でした。海岸やショッピングセンターで、中東の家族の人達がいるのを遠くに見ましたが、話しかけるチャンスはありませんでした。
原油による富を社会資本に投資し、投資によりさらに国の富を増やし、医療、教育、住居(成人になると家を与えられる)等が無償で与えられ、就業のチャンスもUAE人には、用意されている。働かなくてもお金があるとき、子弟は、汗水たらして勉強に励みますでしょうか。
現在、若い人の教育が国の一番の課題のようです。
質問に対する答えにはなっていないようですがご勘弁を。
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この回答へのお礼

大変貴重なコメントをありがとうございました。
中東の今の豊かさが限りあるもので、技術に基づいた豊かさではないことに非常な危機感を感じている出身者が知人におりますが、大方は享受するのみなのでしょうね。
わが国でも同じかもしれません。
もし今、日本から原油が出たり、何かのきっかけで莫大な資金を調達できたとしても・・・どうせ大方はしょーも無いことに使い切ってしまうだろうと想像します。豊かさとはと考えさせられます。

お礼日時:2008/09/30 11:23

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