アプリ版:「スタンプのみでお礼する」機能のリリースについて

タイトルどおりで、デジタルエフェクトとアナログエフェクト差について考えています。
エフェクターのカタログなんかを見ていると、デジタルのものはデジタルディレイなどというように、アナログと区別されています。
ディレイはディレイでいいじゃないかと思えないこともないですし、わざわざ区別するからには使用上・性能上で決定的な違いがあるのではないかと考えます。
私が思いつくのは以下のとおりです(正しいとは限りませんが…)

アナログ
・固体・機種ごとに独特の味があり、処理せず通すだけでも音が変化することがある。
・デジタルに比べて直感的に操作しやすい。
・デジタルに比べると細部がいじりづらい。
・デジタルに比べるとノイズが出やすい。

デジタル
・処理せず通すだけでは音が変化しない(倍音成分が変化しない)。
・アナログに比べて直感的に操作しづらい。
・アナログに比べて細部がいじりやすい(パラメトリックEQとグラフィックEQのように)。
・あまりノイズが発生しない。

これぐらいです。
他に何かありましたら、あるいは「それは違うぞ!」等ありましたらご回答お願いします。

なお、ここでいうエフェクターとはギター用のエフェクターのことではなく、音楽作製用のアウトボードのことですので、ご注意ください。

A 回答 (1件)

ディレイに関しては、アナログとデジタルでは、使用上も性能上も随分違いがあると思います。


アナログディレイの場合、フィードバックを上げることで何度もBBD素子~フィルタ部分を通るような設定をすると、どんどん音がぼやけてきます。
デジタルは、フィードバックをかけてもぼやけません。
ランダム要素の強い効果は、デジタルでは、不得意です。
さらに発振させて、設計を超えた過大入力になった時もデジタル回路は苦手です。
正確なディレイタイムや音質変化のないループは、アナログでは出来ません。
自然界のエコーの場合、音が跳ね返る時に高域成分から減衰するため、アナログ系のローパスフィルターを通った音の方が自然に聞こえます。
デジタルでは、モデリングでわざわざ周波数特性を悪くしていますが、自然的に聞こえるようにするには正解みたいです。
ディレー系のエフェクトは、両方の特性を理解し、適材適所で機材を使うことが重要です。

アナログ回路の場合、電気信号をそのまま処理するため、使用素子や配線材を通ることで、信号が変化していきます。
デジタル回路の場合、音をデジタルに変換する「AD/DAコンバータ」の性能で音質が左右されます。
アナログでもデジタルでも、機器を通せば音は変化しますが、その割合はアナログのものと比べると非常に少ないです。

操作感覚は、デジタル機でも、安価な製品は機能を呼び出しして各種各パラメーターを設定しますが、つまみの多い、少し高級な製品は、アナログ感覚で調節が出来るものが増えてきました。
それでも、レイテンシーが気になる時があります。

微調設定は、各パラメーターが数値で表示されるデジタル機が圧倒的に有利です。
設定変更してからまた元の設定に戻す事も、数値の表示で正確に行えますし、メモリー機能もあります。

ノイズに関しては、アナログの高級機は、気になりません。
デジタルの安価な製品は、サンプリング用のクロックを除去するフィルターやスイッチング電源の性能が悪いため、超音波域の波形が出力信号にのっている場合があります。
これが、エフェクターの後につなぐ機器によっては、誤動作を起こしたり、変調ノイズとして現れることがあります。
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この回答へのお礼

ご回答いただきありがとうございます。
ディレイの件非常に参考になりました。
どちらがいいということはなく、よいところ・悪いところがあるようですね。
これからいろいろアウトボードを買っていくことになると思いますので、参考にさせていただきます。

お礼日時:2008/07/15 01:36

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