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当方、漫画家を目指す投稿者です。

そこで一番苦手なのが感情移入させるストーリー展開です。
キャラや話の展開は良いと評価をいただくのですが
感情移入できないのが欠点だと、よく指摘されます。

私の書き方としては、出来事があってキャラが「それをどう思ったか」
又は「これからどうしようと思ったか」をモノローグで書いています。

感情移入ができないというのはモノローグが下手なのも
あるかと思います。
なので今はモノローグが上手い漫画(NANAなど)を読んで
勉強しています。

何かこうしてみては?などありましたら
アドバイスをお願い致します。

A 回答 (7件)

こんにちは。

小学生の頃から現在まで、マンガが大好きでよく読んでいます。
今回の質問を見てふと思ったのが、加年齢とともに好むマンガも変化してきたな~ということ。多分、自分の環境や経験が、そのまま「好み」や「興味」に反映されているんだと思います。
事実、学生時代に購入していたマンガは「学園モノ」が主流だったのに対し、社会人となった今はその「設定」にはあまり惹かれません。学校という環境に対し「同感」・「共感」出来なくなってきたからだと思います。

質問者さんの年齢や、描いているマンガの対象年齢が分からないのでピンポイントなことは言えませんが、感情移入出来るか否かのポイントの一つが上記の「同感」・「共感」だと思います。
経験に基づいた「言葉」というものにはリアル感があります。逆に言えばそれ以外は単なる「想像」でしかありません。
経験を積んだプロの漫画家は、実際に経験していなくとも取材や資料などから絵や言葉で、そのリアル感を表現するのが上手いのだと思います。

漫画家を目指している質問者さまの頭の中には今「こういうマンガが描きたい!」という、キャラやストーリーのアイデアが先行し勝ちなのでは?自分が思い描いているキャラに、自分自身が感情移入できなければ、表面上のよくある言葉で「さらり」と話が終わってしまう気がします。
可能であるならば、「等身大の自分」や「自分が経験したことを盛り込んだキャラ」を反映したマンガを描いてみてはどうでしょう?
例えば、質問者さまが学生で社会人を描くなら「バイト経験」などを参考にキャラ作りするとか・・・です。
経験や体験から来る言葉には重みがあります。自分が思っているこの感情を上手く表現したいという気持ちから、ステキなモノローグも生まれるのではないでしょうか?

ちなみに、デビューしたての新人漫画家さんによくあるパターンだな~というのを個人的に例えると・・・
●ヒロインが明るく活発な女子高生
●同じ学校のクラスメイト(または同じ部活)の男の子との恋愛
●ヒロイン自身か想い人が人気者、または正反対の地味な存在
●三角関係の末、成就か失恋(またはその後再恋)
ページ数の関係もあるとは思いますが、新人さんの場合は、例え友達間で恋愛が絡んでも、関係が崩れないようにキレイな絡みでサラリと終わる感じが多いですね。これがベテランさんになると、心の葛藤や醜い部分(嫉妬や取り乱し)が出てきたりして人間味が深くなる。誰にだってマイナスな部分もあるから、こういう部分をキャラに反映させて表現するのがプロであり、だからこそ読者も身近に感じて感情移入しやすくなるのかなとも思います。

何事も積み重ねが大事です。これからも頑張って下さい。
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この回答へのお礼

キャラやストーリーのアイデアが先行し勝ち
というのは確かにあります。
まずはここでビックリさせよう!とか、そういった話の展開を
考えるのが好きなんですよね。

私は今まで漫画の面白さは感情移入できるかどうかより
話の展開だと思っていました。
でもデビューするためには感情移入させるっていうのが
絶対必要なんですよね。

「自分が経験したことを盛り込んだキャラ」を反映したマンガ
というのはいいですね!
次回作はそれに挑戦してみます。

アドバイスありがとうございました!!

お礼日時:2008/08/07 22:57

読んでみないと的確な答えは出せませんが…。


コミティアやサイトで没になった漫画を出してみてはどうでしょうか。そしたら感想を持ってもらえるかも。

私はプロではないので専門的なことはいえませんし、感覚でしかお話できませんが、少しでもお力になれば。

感情移入できない1つの理由として、
・作者のキャラへの愛情が薄い
・キャラの性格と行動があってない
・設定が特殊すぎる
があるのではないでしょうか。

例えば「何を考えているかわからない不思議な女の子」を書く場合、読者に「この子は何考えてるかわからん」と思わせるような言動を漫画に入れなければ、読者はキャラの設定がよくわからないままで感情移入もできません。
あと設定が特殊ってのは、やはり読者は一般人が多いので、そういったほかの人も抱えてるような悩みや葛藤を持ってるほうが感情移入しやすいのでは。
例えば私は小説の短編でも感情移入するものがあります。そういう場合は自分と共感する部分があって、「ああわかる」って気持ちになるからなんだと思います。質問者さんの漫画にはこういったものが薄いのかもしれません。時代設定が奇抜でもいいのですが、キャラがあり得ない程わけわからないと読者がついていけなのでは。
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この回答へのお礼

設定が特殊というのはあるかもしれません。

明るく元気いっぱいな子を主人公にしています。
私自身がそんな元気いっぱいなキャラでもないので^^;
無理があるのかもしれませんね。
考えていることがよく分からなくなります。

「わかる」って気持ちになるエピソードがあれば
感情移入しやすいとのことなので、なるべくストーリーの序盤に
そういったシーンを入れられるよう頑張ってみます。

アドバイスありがとうございました。

お礼日時:2008/08/07 22:45

 モノローグ、止めてみては。

「自分ならこんな考え方しない」と感じちゃうと感情移入しにくいから、考えてること全部語らせちゃうより感情移入しやすくなるかもしれません。
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この回答へのお礼

確かに考えていること全部モノローグにするのではなく
絵でわかるような所は絵で表現した方がいいですね。

少女漫画なので全くモノローグをなくすことはできませんが
減らすことに挑戦してみます。
アドバイスありがとうございました。

お礼日時:2008/08/07 21:58

う~ん…



ANo1さんと同様、あなたの漫画を見ていないので確定的な事は言えませんが、
「感情移入出来ない」とはキャラがちぐはぐな状態なんでしょうかね?
もしかすると「キャラの性格」と動作が微妙に違うと言う事はないでしょうか?
丁度、今出ている「コンシェルジュ」の13巻に「冷たい肖像」という章が有りますので
漫画喫茶辺りで御一読されても良いかと思います。
若しくは、「ボディランゲージ」に関する本を少し読まれるのも良いかと思います。
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この回答へのお礼

なるほど。
ボディランゲージについて勉強してみます。
アドバイスありがとうございました。

お礼日時:2008/08/07 21:55

ターゲットを女性向けにするか男性向けにするかを決め、個性の違う3人組を主人公にすることで、少なくとも3人のうち1人には、感情移入しやすくする。

児童文学のズッコケ三人組シリーズが使っていた手法で、手堅い方法として、誰にでもお奨めできると思います。青池保子の少女漫画「エロイカより愛をこめて」も、チーム・エロイカは3人組ですね。

モノローグは、非常に難しいものです。「誰にでもある悩み」と「それを乗りこえようとする、主人公の強い意志」としてモノローグを書くと、感動的になります。子供を対象とするか、大人を対象とするかによっても、かわってくるでしょう。子供が対象の場合は特に難しく、永遠の少年・少女とでも呼べるタイプの人物の作品を研究することが、よい刺激になると思います。漫画家では楳図かずおが永遠の少年性を持っており、「わたしは真悟」「まことちゃん」「神の左手悪魔の右手」の研究が突破口になるでしょう。ただし、「まことちゃん」は子供向けで、「神の左手悪魔の右手」も永遠の少年性の終わりを描くという性質を持っているのに対し、「わたしは真悟」はあまりに難解な物語で完全に大人向けです。しかし、大人の目から見た場合、一番感動的なのは「わたしは真悟」なのです。楳図というとホラー作品というイメージがありますが、この作品は格が違います。楳図本人が、連載の開始にあたって、あの代表作「漂流教室」の10倍の感動を提供してみせると豪語したほどのものなのです。

永遠の少女性については、歌手の谷山浩子がいい感じなので、「ポプラ・ポプラ」「冷たい水の中をきみと歩いていく」「明日の鏡」「悲しみの時計少女」「DOOR」あたりをダウンロードして聞いてみましょう。よく歌詞を聞くと、深いことを言っています。

大人をターゲットとした場合、社会悪の前で怒り狂う主人公というのも、魅力的なモノローグを作り出すことができます。手塚治虫「火の鳥 鳳凰編」がそういう作品で、奈良時代に仏教が国教とされ、支配のための政治の道具になってしまったという史実をもとに描かれております。人々が飢えや干ばつに苦しみながらも大仏作りが進められ、工事中の事故で死人が出ると、役人は主人公の我王という僧侶にむかって言い放ちます。「またか。坊主、お前の仕事が増えたぞ、ハハハ」。これで我王は怒りまくるのですが、振り上げた拳のぶつけどころが見つからず、苦しみ続けるのです。

モノローグ性は全くありませんが、機動警察パトレイバーは、よく出来ていますね。少年誌に連載された作品としては極めて異例の、チャイルドポルノと子供の人身売買という、重たいテーマを扱っているのです。主人公の婦警は警察のロボットのパイロットで、ロボットを用いた破壊工作的な犯罪を取り押さえるのが仕事です。最後は、悪役が会社の裏金を流用して作った、はるかに性能が勝る特殊規格ロボットのグリフォンと対戦。このグリフォンのパイロットが、人身売買されロボットを用いた破壊工作向けに特殊教育を受けた少年であることに怒り狂いながら、グリフォンを無理やり押さえつけて勝利するものの、相手がロボットどうしの戦いをゲームとしか思っておらず、「おねーちゃん、なんで怒ってるの?勝ったの、おねーちゃんじゃん」と言われ、激しく脱力。同僚にこう語ります。以前、上司から、警察は事件が起きてから動き出すものであるから、警察の仕事は本質的に手遅れなのであると言われたが、その意味が少しは分かった気がする、と。

思いつくのは、こんなところです。
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この回答へのお礼

「個性の違う3人組を主人公にする」というのは
グッドアイデアですね!
ただ、30ページ程の投稿作では3人も主人公とはいかないので
そのアイデアは暖めておきます^^

ほんとにモノローグって難しいですよね。
そのキャラになりきれないと上手い…というか
リアルな言葉が出てきませんよね。

たくさんの参考になる作品を教えて頂き感謝いたします。
アドバイスありがとうございました。

お礼日時:2008/08/06 12:16

「どうすれば、人々の記憶に残る漫画が描けるのですか?」



「とにかくチャップリンの映画を観ろ。あれに全ての答えがある」_____________by手塚治虫
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この回答へのお礼

アドバイスありがとうございました。
観てみます。

お礼日時:2008/08/06 12:09

実際あなたの作品を読んでいないので何とも言えないんですが、


そもそもキャラや展開は良いのに感情移入出来ないという状況が
よくわかりません。

自分が思いつくのは、画力の面での表現力不足によって
キャラクターの感情が伝わりきっていないとか、
もしくはキャラクター自体は良いのだけれど、
あまりに読者の感覚とかけ離れているとか。

例えば、熱血漢な主人公がいたとして、
彼の熱血っぷりは悪くないけれど実際のところ普通に考えて
そこで激怒したりしないよね、とかなったら
キャラは良いけど(キャラが立っているという意味で)
感情移入はしにくい、ということになってきます。

キャラクターに、読者にとって親しみやすい、
共感しやすい要素を入れるよう心がけてみてはどうでしょうか?
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この回答へのお礼

共感しやすい要素ですか。

例えば恋愛漫画だった場合
「これだったら好きになるのもしょうがないよな」と
思わせるようなエピソードをって感じでしょうか。

漫画を書くのって難しいですね^^;
アドバイスありがとうございました。

お礼日時:2008/08/06 12:08

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