プロが教えるわが家の防犯対策術!

競技ルールの変更、使用する用具の変更があるなかでどの程度「世界記録」に意味があるのか疑問があります。

水着の変更が世界記録の樹立に関係しているのは明らかですし、冬期オリンピックのスピードスケートなどでも以前はなかった踵の部分が取れるタイプのスケートでだいぶタイムが縮まったようです。
また、水泳平泳ぎでは以前は禁止されていたターン後のドルフィンキックがルール変更で可能になっていますし、スキーのジャンプでもルール変更が加えられたようです。

大会の中で優勝する、最高の結果を出したということはとてもすばらしいことだと思います。しかし、昔の人では達成できなかった記録の陰にトレーニング法の進歩や運動力学の進歩が関係するのは当然だとしても、ルール変更や用具変更まで関わってくると「世界記録」に手放しで拍手をおくる気になりません。

みなさんはどのようにお考えですか、またどのような気持ちで「世界記録」があるような競技の応援をしていらっしゃいますか。教えてください。

A 回答 (4件)

質問者様のご指摘には、今回の水着騒動などを考えるともっともな点もあります。



ただ、新しい技術には選手が独自に考え出して、苦労して身につけたものが少なくないことも確かです。
例えば、現在ではあたりまえになっている走り高跳びの「背面跳び」はアメリカのフォスベリーという選手が無名に近かった時代にひとりで独自に考え出し、奇妙な跳び方だと批判されながらも、その跳び方を完成させて苦労して身につけたものです。メキシコオリンピックでフォスベリー選手がこの「背面跳び」で金メダルを獲得(2m24cmの五輪記録)してからは、急速に世界中に普及しましたが、それまでは「ベリーロール」や「ロールオーバー」などの跳び方が教科書に載っていました。メキシコ五輪当時私は中学生でしたが、体育の先生が、「走り高跳びに「フォスベリー跳び」という新しい跳び方が生まれた」と、少し興奮気味に教えてくれたことを覚えています。

「新しい技術を使っているから昔より記録が良いのは当然だ」という考え方にも一理はありますが、私は「新しい技術を何とか考え出して記録を伸ばす人間ってすごいな」と思っています。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。

選手が編み出した技術が世界的に利用されるようになって全体の競技レベルが上がることもあるのですね。
オリンピックを楽しむためにはそのような裏?の事情や選手のそれまでの練習についてもっと積極的に知っていくことが大切なのかもしれないと思いました。

ありがとうございました。

お礼日時:2008/08/15 11:45

質問者さんの言いたい事は良くわかります。


しかしですよ、用具、道具の進歩(進化)、新素材の登場も規制したり、拒絶したりするのは上手く言えないですけど、マンネリを招いたり、100年変わらないと見えたりして、発展がなくなるんじゃないかな?
あまり突き詰めると、現地で配布したトランクス(水着)以外での参加禁止とか・・・ある意味大変公平ですがね。

自分的には審査員が主観で得点を付ける競技はあまり好きじゃないです。
今回はじめて見ましたが、フェンシングはその点機械的な判定システムのようで公平だと感心しました。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。

発展がなくなる。確かにそうかもしれません。でもそんなにいつまでも新記録を目指さなくても「今世界で一番!」ってことでもいいのではないかなと思います。回答者さんの言ってらっしゃるようなどこまでも公平な大会がオリンピック以外でもいいからあったらいいのになと思いました。

ありがとうございました。

お礼日時:2008/08/15 11:51

>大会の中で優勝する、最高の結果を出したということはとてもすばらしいことだと思います。


 確かにこの部分だけ、称えたいという意見は理解できます。
 でも人間は「新記録」が好きですからね。演出的にも世界新記録は必要なのでしょう。

 運動力学の進化にしても、用具変更にしても、最先端技術の恩恵を選手全員が平等に得られるわけではないので、その点でも不公平感は否めません。「参加することに意義がある」時代は終わってしまったのでしょう。
 だから観る方は、それぞれの尺度で観戦すれば良いのだと思います。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。

参加することに意義がある時代は終わり、スポーツの祭典であったものが科学技術力や経済力の祭典に少しずつなってきているのかもしれませんね。何年か前とは少し違ったオリンピックの捉え方をしなければならないのだと思いました。

ありがとうございました。

お礼日時:2008/08/14 18:29

「同じ条件下で、競ってほしい」というのは、偽らざる心境です。



北島さんの勝利に、唯一スッキリしない点があるとすれば、2位の選手が同じ水着ではなかったことです。

「以前と同じ条件下で、自己ベストを出せればいい」です。世界記録へのこだわりは、個人的にはありません。

柔道の谷本選手のように、「スッキリと、文句なしの勝利」がいいです。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。

今はオリンピックで「同じ条件下で、競ってほしい」と求めるのは無理なのかもしれませんね。
はっきりと誰が見ても分かるような「スッキリと、文句なしの勝利」を私も望みます。

ありがとうございました。

お礼日時:2008/08/14 18:32

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