電子書籍の厳選無料作品が豊富!

東野圭吾の「予知夢」という小説の中で、学生達が綱引きをしている場面があるんですが、それで草薙が
「腰を落として踏ん張ることが肝心だ。突っ立ってたんじゃ強く引けない。」
と助言するんです。それで綱引きを始めさせたところ、助言した方のチームは引っ張られて負けてしまいました。物理学者の湯川が
「逆だよ。綱引きは姿勢の高いほうが踏ん張りやすいんだ。高いところにあるものを引っ張るより、低いところにあるものを引っ張るほうが、足が地面に強く押しつけられるだろう。専門的には垂直抗力が増えるという。その結果最大摩擦力が大きくなる。つまり踏ん張りがきくわけだ。相手の高さが変わらないとなれば、こちらが姿勢を高くすればいいということになる。」
と言っていました。父親にこの話をしたら、それはおかしい。姿勢が低くしないと体重を乗せられないと言っていました。

私は湯川の話は理解できましたが、やはり草薙と父親の意見が正しいと思っています。案の定、教えてgooの過去ログを調べていると姿勢を低くくした方がいいそうです。

(1)湯川の理論は間違っているのでしょうか?(2)背が高いと体重を乗せることができないのでしょうか?(←そもそも『体重を乗せる』とはいったい…)

どうか詳しく教えてくださると助かります。

A 回答 (1件)

 力学的には、しゃがまずに足を突っ張るようにして引くのがいいようです。


 姿勢が高いと、相手を引く力のうち上向きの成分が大きくなるので、相手の足にかかる垂直抗力が小さくなります。摩擦力の大きい方が勝つので、相手の垂直抗力を減らす方がいいようです。

 くわしい考察がなされているページがありますので、参考にしてください。

http://www2.hamajima.co.jp/~tenjin/labo/tunahiki …
    • good
    • 0
この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
大変わかりやすいページを教えていただき感謝します。

お礼日時:2008/09/08 23:28

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!