
現在新オフィースへの移転のためネットワーク構築を進めております。
論理的な設計は終わっているのですが実際の物理的な配線設計について
問題があり今回ご相談させていただきます。
今回移転するオフィースの概要ですが広さ140坪のフロアにクライアント50台ほどを
予定しております。施工業者にはこちらの希望としては大きめのポートのHUBを用意し、
クライアントまで直接つなぐスター配線を希望したのですが業者側としては島HUBまで
施工が一般的でクライアントまでの配線は通常しないという意見でした。
私のイメージとしましては情報コンセントのようなものをデスクごとに用意してもらおうと
考えていたのですがそうした場合の問題点などはどのようなことがあげれらますか
こちら側で想定しているのはレイアウト変更にかなりの制約が出るということとLANケーブルが
大量に必要になるということを考えておりますがその点は問題ありません。
各クライアントまでつなげる場合と島HABまでつなげてもらう場合のメリット・デメリットなど
あれば教えていただければ施工業者はどちらでも対応いただけるということでしたので参考に
したいと思います。
No.4ベストアンサー
- 回答日時:
一般に言われるそれぞれの方式のメリット、デメリットは以下のとおりです。
島HUB型配線
メリット
・日本のオフィスレイアウトに向く(机を並べて島を作る)
・長距離取り回す必要のあるケーブルが少なく済み、配線が容易で低コスト
デメリット
・島のホストはすべて1本のケーブルに集約されるため、他のホストとトラフィックの競合が発生しやすい
・ネットワーク構成変更の柔軟性に欠ける
スター型配線
メリット
・トラフィック管理が容易で、ネットワーク構成変更にも柔軟に対応出来る
(特定ホストのみ高速なインターフェースに変更するなどの高速化や、セグメントを分割したい時など)
・配線の自由度が高い。
デメリット
・ケーブリングコストが掛かり、配線も煩雑になりやすい
ネットワークの機能、性能を優先するならスター型配線、コスト優先ならHUB型配線といったところでしょうか。
なお、最近私が受講したネットワーク構築の講義によりますと、質問者様のように新しくネットワークを施工する場合は
スター型配線で構築するのが最近のトレンドだそうです。
No.5
- 回答日時:
質問者様のイメージでいいと思います。
構造化配線システム(LAN配線システムの本来の言い方です)が日本に入ってきてから相当な年月がたっていますが、いまだに島HUB施工が一般的なんて言う業者がいるとは情けない限りです。
ANo.4さんのアドバイスのようにするのが一般的なのですが、スター配線は最近のトレンドでもなんでもなく、統合配線システムは10年以上前から一般的に行われてきました。(統合配線システムとはLANケーブルを利用して電話とLANの配線を行うことによりパッチコードの差し替えだけで電話ポートとLANポートを使用用途の変更を容易にできるシステムです。)
最近特に電話機がIP化してきたのに伴い、統合配線のほうが配線管理上使い勝手がいいのかもしれません。
できればBICSI-JAPANが発行しているTDMマニュアル(第11版 日本語版)を基に配線設計を行うほうがいいと思います。
個人的な意見としては最低3Port(LAN×2、TEL×1)を1つの机に用意するほうがいいと思います。それに将来ISMSをとることを考えるなら、島HUBの選択肢は考えられないですね。
最後に疑問なんですが、サーバルーム等はあるのでしょうか?ネットワーク専用の19インチラックの設置は必須ですよ。
参考URL:http://www.bicsi-japan.org/
この回答への補足
とても有用なご意見ありがとうございます。
私自身、論理的な設計はいくつか経験してきましたがこれくらいの規模での物理的な設計はあまり経験がないため
施工業者より自分の判断が一般的ではないようないわれ方をしたもので不安でしたのでとても参考になりました。
特に今回の目的は統合配線のほうが配線管理上使い勝手がいいこととセキュリティ上の点で考えております。
サーバルームはそれなりの広さを確保しておりますがネットワーク専用の19インチラックは予定していなかったです。
現状考えているものは各フロアのIDFにポート数の多いHUBをおいてそのIDFのハブをサーバ室の親HUBでまとめようと思っています。
統合配線システムの場合すべてのケーブルをサーバ室などに一括して集めないと意味がないのでしょうか。
サーバ室のネットワーク専用の19インチラックにはHUB以外にネットワーク装置としてどのようなものを
設置することになるのでしょうか。
そこらへんのイメージがあまりありませんので参考になるようなホームページなどご存知でしたら
ご紹介いただけましたら幸いです。
No.3
- 回答日時:
親ハブからクライアントまでスター型直結すると、ケーブル不良や断線などの不具合が起きた時に、ケーブルの貼り直しがたいへんだと思います。
島ハブで物理的に区分けするのは、ケーブルの取り回しが楽だからですね。セキュリティを高めるなら島ハブをSNMP対応にしておいて、断線やポート抜き差しを検出できるようにしておくだけでもいいでしょう。事前にそのことを通達しておけば、よからぬ作業をするひとも出ないと思います。
スター型でやるならあらかじめ予備配線を何本か埋めておくと、後日のメンテナンスが楽になると思います。途中をタイラップで縛ったり、急な角度で配線をしないようにも気をつけておきましょう。
No.2
- 回答日時:
各机まであまりきちっと配線してしまうと融通が利きません。
席を増やすとか移動するとかいう場合に配線工事が必要になります。
島HUBになっているとパッチコードの差し替えだけでOKですよね。
一方,持ち込みPCの接続を禁止したいなど,セキュリティ上の理由で島HUBを設置しないという考え方もあります。
この回答への補足
回答ありがとうございます。
レイアウト変更などへの対応は懸念事項ということで理解しておりますが特に問題はありません。
そのほかで島HUBを設置しないことによる問題点などはどのようなことが考えられますでしょうか。
ほかに内容であればセキュリティ上の理由や障害時の切り分けなども含めスター配線がよさそうな気がしますがいかがでしょうか。
No.1
- 回答日時:
こういったものの場合、一般的に施工業者としてはLANの長さが分かりづらいので、並行作業を行わなければならないため、たぶん時間がかかるということだと思います。
当然島HUBを使えば数台ごとにまとめられるため、レイアウト移動に手間が掛からないということもあります。
スター配線ですと50台だと床下配線がメインとなると思うのですが、いかがでしょうか?LAN50本に耐えられるだけの床(床下スペース、耐久など)が施工されるのでしょうか?
またスイッチもどうなっているのでしょうか?たとえば、L3(L2)スイッチなどを使った認証システムの構築でHUBを多く使いたくないなどのデメリットが大きいのであればスター配線もかまわないのですが、そこまで必要なのかどうなのか、と言うのは判断ください。
個人的な意見としては、いわゆる大規模なLAN構築(LAN認証とマカフィーなどのセキュリティ+サーバーの冗長性があり、さらにL2やL3スイッチがどうしても必要)などで、どうしてもクライアントにスター配線をしなくてはならない環境下においてのみで、普通なら島HUBかなと。
この回答への補足
配線は基本的には床下配線を想定していますのでフリーアクセスにしています。
有効スペースは十分に考慮していますので問題ないと思います。
スイッチにつきましては今回はとくに認証システムなど特別なものは検討していません。
逆にそのような理由が無い場合は島HUBのほうがよいのでしょうか?
スター配線で問題点などあればよろしくお願いいたします。
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