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はずかしくていまさら聞けない内容ですが、そもそも会社における役員、重役とはなんなんですか。また会長、社長、専務、常務などの違いも分かりません。私はよく名刺交換するのですが、代表取締役会長とか、取締役社長、専務取締役、取締役本部長など、肩書きの意味が全く分かりません。だれか教えてください。

A 回答 (3件)

>そもそも会社における役員、重役とはなんなんですか


これに答えるには、そもそも会社自体がなにかを知る必要があります。

会社、特に株式会社は、株券という形で資金を集めて、その資金を元手に事業を行う仕組みのことです。このような人たちを出資者といいます。
ですので、会社そのものはお金を出した人たちの物と言う事が出来ます。しかし大きな会社になると、集まるお金も膨大ですし、お金を出す人もたくさんいることになります。これらの人が全員が経営に口を出すと、とてもじゃないですが利益をだすことなどできません。
そこで出資者は、経営のプロを連れてきて会社の運営を任せます。これが役員です。出資者は年に1回、株主総会で役員の会社運営について意見をいう機会があり、投票で同じ役員に任せるかどうかを決めるのです。
ただしこの投票は、1株1票ですので、株を持っている人の意見が通りやすくなります。ですので株を一生懸命集めて、多数を取れるようになれば、会社を乗っ取ることもできます。堀エモンや村上ファンドがやったのは、外資の資金を借りて株を集めて、会社を乗っ取ることでした。
(乗っ取りというと聞こえは悪いですが、お金が基本なので資本主義である以上、悪いことばかりではありません)

このように役員は任命されて、会社の経営を担うのですが、会社の組織である以上、序列が必要です。
代表取締役は会社をどのように運営するか最終的に決定し責任をとる立場です。その下の役員は、執行役員として会計・営業・製造などの各部門の責任を持って会社の運営にあたります。
このときは肩書きの序列はあまり関係なく、むしろ社長の次に有能な人や、出資者の意向で序列が決まります。
序列の順番は、会長・社長・専務・常務・取締役です。取締役本部長は取締役としてはヒラ、従業員としては部長(つまり最高ランク)ということで、役員の経営方針を部下の従業員に伝え、具体的にどのように行動するかに責任を持つ、一番つらい中間管理職といえます。
逆に会長は、代表取締役が通常社長のため、前社長が隠居しつつアドバイスを与えるなどの、名誉職的な側面が強いです。
もっとも、代表取締役会長とか代表取締役専務などもいます。これは家族経営のような会社で、創業社長(たぶんお父さん)が、「社長」の肩書きを手放したくないけど、実質経営を息子に任せるなどの場合に使うようです。

帽子の女性社長で有名なア○ホテルですが、彼女は社長では在りますがしばらく間、特にCMやテレビに良く出ていた頃はまだ代表取締役ではありませんでした。
社長といっても、代表権があるとは限らないのです。
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会社法に載っている言葉から説明します。


役員とは会社から委任されて、業務執行や監督を行う人のことで、取締役や監査役などのことを指します。
代表取締役は取締役の中から選ばれ、会社を代表する人のことです。

「頭脳」=役員(取締役、監査役など)
「顔」=代表取締役
「手足」=使用人(従業員)

と考えるとわかりやすいです。

会長、社長、専務、常務という言葉は、会社法の中にありません。
それぞれの会社が定款に定めて定義します。
ですので「肩書の意味は?」と問われれば、それぞれの会社にお聞きください、ということになります。
ただし一般的には次のようなケースが多いと思います。

社長=代表取締役
会長=以前社長だった人。
今は社長の席を譲っている、もしくは徐々に権限を今の社長の譲って事業承継する段階にある。
代表権がある場合とない場合がある。
専務、常務=社長を補佐する取締役。一般的には専務>常務という序列となっていることが多い。
取締役本部長=取締役(頭脳)と使用人(手足)を兼ねている人
重役=ある一定以上の役職にいる人の総称。辞書には「取締役・監査役など役員の総称」とあります。
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http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%BD%B9%E5%93%A1_ …

このサイトを読み込んではいかがでしょうか。
詳しく書かれています。
なお、役員と重役は同じ意味です。
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