つい集めてしまうものはなんですか?

フルート暦3年です。先生に「そろそろ総銀製に買い換えてもいい時期です」と言われました。山野楽器に行って、いろいろなメーカーの総銀製を吹かせてもらいました。2回行って、最後に残ったのはムラマツのDXとアルタスのA1307の2機種です。この2つからどうしても絞り込めません。あえて選ぶなら、吹きやすいかな~?と思ったのはアルタスのような気がします。ただ、今時点で吹きやすさだけで選ぶのは間違っているような気がして(ムラマツは特に、吹いて3年くらい経たないと、楽器が馴染んでこないと聞くので)悩んでいます。夫はギターやピアノを弾くのですが、「俺ならギターを買うときは、やっぱり時計でいうロレックスを選ぶ(つまりフルートの世界ならムラマツ)」と言います。金額的にはこの2機種だと、結局10万くらい違うのですが、これだけの買い物するときに10万くらいで決めるものではない(つまり安いからアルタスという考えは良くない)と夫は言ってくれるので、さらに迷ってます。「3年後、5年後に吹いていたい」と思わせる楽器ははたしてどちらなのか、アドバイスお願いします。因みに、先生はアルタスのPSを吹いています。過去にムラマツを吹いたけど、どうしても自分には合わなくて、PSに出会って「これだ!」と思ったそうです。でも私は、たぶん、今回買う総銀製が一生ものになると思いますので、ブランドに左右されるのは間違っているかもしれませんが、フルートといえばムラマツといわれるほどのブランドを買うのも正しい気がして、困っています。

A 回答 (4件)

私はローレックスは好みに合いません。

オメガの方がずっと素敵に思います。 ピアノならば、ベーゼンドルファに気に入るものはほとんどありません。スタインウェイの方がずっとしっくりすることが多いです。でも、個体差は大変大きく、自分にとって良い楽器には、初めて触れたときから、大いに心惹かれます。これは価格が高いから良いわけでも、好きなブランドだから気に入ったわけでもありません。やはりその楽器が私に語りかけてくる、その違いです。でもその語り掛けには「あなたにはちょっと無理かもね」というような挑発的なものもあります。私が買ったハンブルクのModel D が、まさにそうでした。でもその魅力に引き込まれながら弾き込んでいくと、楽器がだんだんと心を開いてくれるものです。そして本当に自分の楽器になっていきます。そのきっかけは、ブランド名ではありません。突き放されるかもしれないけれど、でも最初から語りかけがあるのです。

そんなことを思うとき、あなたの先生の言葉、「過去にムラマツを吹いたけど、どうしても自分には合わなくて、PSに出会って「これだ!」と思った」という言葉はとても大きなヒントではないでしょうか。 

『これだ!』というものがなく、二つの間にはさまれて迷っているというのは、おっしゃるように、ご自身の本当に探しているフルートにまだ出会っていない、ということだと思います。

ここでの「レッスン」は、ブランドにこだわらないということと、これだ! と思うものを見つけるまで、試し続けること、この二つのような気がします。 チャンスは必ずあります。そのときまで気長に楽しんでいただきたいなあ、と思います。
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この回答へのお礼

アドバイスありがとうございました。「これだ」と思える楽器に出会ったら楽器から語りかけがあるというのは、非常に納得する言葉でした。なんだか悩んでいたのがすっきりして、楽器選びがとても楽しくなってきました。自分の楽器に出会えるまで、もっと気長に楽しもうと思います。ありがとうございました。

お礼日時:2008/10/29 21:30

私も現在フルート買い替えで悩んでいるので思わず書き込みをしています。


一般的には総銀製のフルートは高価なものなので、出来れば買い換えないで一生の友として愛用したいと思いますよね。
私もこちらのカテゴリーで各メーカーの音色の特徴等を伺って早速試奏してきました。

お店の人に自分がどんな音楽を奏でたいか、それがフルートを吹いたとき相性として出ると言われて、
他の人の意見を聞いてみると私には最初にムラマツは合わないとハッキリ言われてしまったのです。(一番高価でしたが・・・)

ムラマツは王道だけどみんなにとってベストなフルートかと言うとそうではないと思います。
ムラマツ色が強く、より自分の色を出したいのであればオリジナルの音は出しにくいです。
常に自分の音を出したいと思っています。
みんなと同じはつまらないというか・・・。

そんな私には予想はしていましたが、アルタスかパールがいいそうです。
いつも落ち着いている中にも柔らかく爽やかに吹きたいと思っているのですが、
基本的にソロで吹く自分に、周りとの順応は気にしないでいいことと、ムラマツのように大音量でなくてもいいということも含めて勧められました。

なので、f-l-u-t-eさんも自分がどのような音を出したいか考えるといいと思います。

あと、将来頭部管だけ購入して付け替えるだけでも違いますよ。
フルート自体を買い換えないので、特別なものを選ばない限りはまだもう一本買うよりも負担は軽い気がします。

でも・・・。今悩んでいらっしゃるのは音や使ったときの馴染みというより、ムラマツというブランドに惹かれているみたいですが、
初めに音が出しにくい時点でf-l-u-t-eさんにふさわしいフルートはアルタスのような気がしますが・・・。
次は音楽仲間とかご主人様とかと一緒に行って客観的に聞いてもらうといいと思いますよ。
第三者のご意見も大切にしてみてください。
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この回答へのお礼

アドバイスありがとうございました。私も好きな音はmelliaさんと同じで、落ち着いてて柔らかく、でも爽やかな音が好きです。試奏したときに、ムラマツは音の輪郭があまり見えなく(聞こえなく)アルタスのほうが爽やかな感じがしました。そのときは、それは自分の技術不足だと思ったのですが、いろいろ考えているうちに、純粋に好きな音で選ぶのだったら、アルタスかな、と思えてきました。
melliaさんや皆さんのアドバイス読んで、ブランドにこだわるのはナンセンスだと思うようになってきました。好きな音で気持ちよく吹くことが一番ですよね。次は誰か一緒に行って貰って聴いてもらうことにします。ありがとうございました。

お礼日時:2008/10/29 21:21

フルートは1本しか持っていないので参考までに。


ファゴットやサックスは何本も買い換えてきました。その経験から。

良い楽器は最初からしっくりときて、体の一部のような感じがします。ああ、買い換えよう!と思うものです。
また、「楽器がなじんでこない」ことも確かにありますが、それでも良い楽器は最初から素晴らしいものです。ファゴットで言えば、ヘッケルという大変高価な楽器がありますが、個体差がとてもあります。「最初は鳴らない」と言われますが、良い楽器は最初から鳴りますし、残念ながら鳴りにくい楽器もあります。

ファゴットに比べて、フルートは完成された楽器ですし、素材も金属と木なので全く違いますが、ブランドや値段ではなく、自分で吹いたときに「これは素晴らしい」と思える楽器が良い楽器です。
参考までに。
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この回答へのお礼

アドバイスありがとうございました。自分のレベルでは、最初から自分に合った楽器を探すというレベルではなく、最初は鳴らなくても、自分のほうが楽器に合わせていく(楽器に見合う力をつける)ということなのではないか、など思っていました。しかし、やっぱり良い楽器(相性が良い楽器)は最初からピンとくるものがあるものなのですね。とても納得しました。ありがとうございました。

お礼日時:2008/10/29 10:29

その価格帯のフルートは、ハンドメイドなので、当たりはずれがあります。

楽器のよしあしではなく、演奏者との相性という意味ですが。

ですので、どちらを選んでもいいのですが、確認することは試奏した楽器を売ってくれるのかどうか、ということです。
注文だけでこれから作って納品します、ということだと試奏した楽器とは違いますから。
今回購入したのが一生もの、と考えず、自分にあってないと思ったら買い換えることを考えてもいいと思いますよ。
中古という手もありますし。
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この回答へのお礼

早速のアドバイスをありがとうございました。個体差(管体差)というのは、なんとなく知っていましたが、非常に重要なことなのだということを再認識しました。試奏した楽器そのものを買うことが重要、ということはあまり考えていませんでしたが、確かにそうですね。ありがとうございます。しかし、試奏したときに2つで迷っているということは、「これだ!」と思える楽器に出会ってないということで、それはまだ買い時では無いということでしょうか・・・。

お礼日時:2008/10/28 22:54

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