占星術の出生時間

Question

今度私のホロスコープなどを作ってもらう予定なのですが、
母子手帳の出生時間は数分ずれている可能性が高いので、
これまでに起きた出来事などから逆算して実際の生まれた時間
を出したほうがいいといわれました。
その方がいいのでしょうけども、料金が2万ほど余計にかかって
しまい、私としては複雑です。
母子手帳に記載されている時刻を使ってもいいと思うのですが
どうなのでしょうか？

noname#4720 · Accepted Answer

＞事象が３つや４つの場合なら全てに共通する一つの出生時刻が見つかるような
＞気もするのですが、それが５０や１００の事象となると、全ての条件を満たす一つの
＞時刻を見つけるのは不可能のような気もします。
＞例えば事象（1,3,5,7,9）から導き出される時刻はAだけれども、事象（2,4,6）を考慮に
＞いれると時刻Bになり事象（8,10）はむしろ時刻Cとなるような気もするのですが、

　これらの疑問は、おそらく「人生の上で起こる様々な事象は何の法則性も無くランダムに発生している」とお考えになっておられるために起きる疑問だろうと思います。
　しかし、出生年月日時・出生地まで細かく観る占星術（ホロスコープ、紫微斗数、四柱推命）を研究してみると分かりますが、日常の些細なすり傷きり傷程度のことは別として、人生の転機となったような出会いや出来事・事件など、その人の人生の中でかなり重大な出来事と考えられるような出来事を発生させる星の配置のパターンというものは、その種類や性質ごとにある程度決まっているのです。

　多くの人は信じたくないだろうと思いますが、その人の持って生まれた『ホロスコープ』や『命盤』から外れた事象というものは、国家規模やその地域全体が巻き込まれるような災害など特殊な場合を除き、まず起きません。
　そのため、参考とした事象が３つや４つ程度でも、それをもとにして作成した『ホロスコープ』や『命盤』で、他の50でも100でも、その人の人生の上で重大と思われる出来事のほぼ全てを説明することができます。
　これは「後からいくらでもこじつけて説明できるよ」という意味ではありません。繰り返すようですが、その人の人生の中でかなり重大な出来事と考えられるような出来事を発生させる星の配置のパターンというものは、その種類や性質ごとにある程度決まっているのです。
　それらのパターンに適合しない日時には、良くも悪くも人生の転機となるような重大な事象というものは起こりません。そのため、これを逆に用いれば、ある人に起きた事象の発生日時をもとにして、その人の『ホロスコープ』や『命盤』を作成することもできるのです。

　例えば、このご質問の２つ後ろにlovepaoさんというかたが引越しについて質問なさっておられます。このかたの場合、出生時刻は午前11時とだけ記載なさっておられます。
　しかし、このかたが午前11時過ぎの生まれである場合、この時期に転居を考えるはずはなく、逆に、午前11時前の生まれである場合には、今年中に転居するであろうことが分かります。おそらくこのかたの「つむじ」は眉間の正中線上から少し外れていると思われます。午前11時過ぎの生まれであるならば、「つむじ」が眉間の正中線上にあるはずです。

　このように、その人の人生の上で転機となった事象の発生した（する）日時や身体的特徴をもとに、『ホロスコープ』や『命盤』を作成する上で基本となる出生日時を特定することができるのです。

　しかし、占星術についてはあまり深くお考えにならず、お遊び程度にお考えになられたほうが良いでしょう。あまり深く知ることは、時に知りたくなことまで知ってしまうこともありますから。


　以上、ご参考まで。

hakumajyo · Answer

私も西洋占星術の鑑定をやっております。
でも、やはり統計学という事もあり、また、感受点とでも申しましょうか 、人によってはこの部分はとても顕著だけれども（いわゆるあたっている）、別の部分はあまり出てないな（あたってない）ということがあります。
私は依頼者に、性格においても将来的に起こりそうなことにおいても、良い部分はのばして、悪い部分は気をつけて小さく少なくするように！と申し上げております。星は傾向は示しても、強制は致しません。
何よりもご自身のご意志の方が大切に思います。
占いに振り回されないで、参考になさるのが一番良いように思います。
また、金額的なことは、お互いに納得することであれば、何とも申せませんが、病院や他のお店などと同様に、選ぶのはあなたご自身なのですから、おかしいな～とか納得がいかないな～と思えば、他の方にみていただくのも選択のひとつのように思われますが、いかがでしょうか？
ご参考までに。

noname#4720 · Answer

私の数少ない経験から言いますと、帝王切開や鉗子分娩・陣痛促進剤などの薬剤を用いたなど、大きな意味で「自然分娩」以外の方法で誕生されたかたの場合、必ずというわけではありませんが、実際に誕生した時刻と占星術上で観た場合のその人の出生時刻とがズレている例が多く見受けられます。
　私はこれらのことから、人の運命はその人が出生した時点で決まるのではなく、その人が受胎した時に既に決まっており、「誕生」はその人の人生の中での重大イベントの一つに過ぎないのだろうと考えております。

　西洋占星術の『ホロスコープ』や東洋占星術の『紫微斗数』など、出生時刻を正確に割り出してその人の命盤を作成する占星術の場合、出生時刻が異なれば命盤そのものが異なってしまうため、「ひとつの出来事から導き出される時間と、別の出来事から出される時間に矛盾が出てくる」ということはありません。必ず今までの人生の中で重大であったと思われる出来事の全てを矛盾無く説明できる命盤が１つだけ存在します。
　但し、出来事の種類や発生時期によっては、ある時期に似たような現象を起こすパターンが複数存在することもあるため、正確に１つに特定するためには、少なくとも２つ以上はこれまでの人生の中での重大事件・事故などが発生した年月日時（「時刻」までは分からなくても、せめて「○年○月の上旬」とか）のデータが必要となります。（「○年○月」も分からない場合には、「何年頃にどんなこと」というデータが少なくとも３つ以上は欲しいところです。）

　しかし、winklerさんの出生時刻が、母子手帳に記載されている時刻と占星術上で観た場合の時刻とが異なっているとは限りません。２万円払ったけれど母子手帳の記載とおりで間違いなかったという結果になった場合、それこそ無駄にお金を支払うことになります。
　j_shimaさんのおっしゃる通り、まず母子手帳に記載された通りの時刻で『ホロスコープ』を作成して、それを検討してからでも良いような気もします。
　その場合にも、参考資料としてこれまでの人生上の事件事故などの資料は用意して行かれた方が良いと思います。

　以上、ご参考まで。

j_shima · Answer

占い師が、どのような料金設定をして、顧客にどのようなことを薦めるのも自由といえば自由ではありますが…
私の個人的な意見としては、いきなりそこまでする必要は無いと思います。
というよりもこれは占い師としてはアンフェアなやりかたではないかと私は思ってしまいます。
母子手帳で出生時間がわかれば、その時間でホロスコープをまず作り、それを検討するのが当然かと思いますがね。まして数分のズレをそんなに問題にするというのは不可解だなー（^^;)

jun95 · Answer

自分の正確な出生時刻を算出することをレクティファイ（rectify）と呼んでいます。これは、母子手帳もなく、時刻が不正確なときや、昔の人で戸籍の届出が遅れて日にちもずれている人には必要ですが、母子手帳があるのなら、せいぜい数分のずれですから、すごくかわってしまうと言うことはありません。
この数分のずれにより、微妙に星座がずれるとか言うときはやってみてもいいかもしれません。そのあたりは、どういわれているのでしょうか。
また、アスペクト法による場合、６～８度のオーブ（許容度）を取るとき、ほとんど影響のないことが多いものです。ただし、数分の違いで、強い影響のあるアスペクトが見られる場合、将来調べてみてもいいかもしれません。
ただ、駆け出しの占い師にとっては、レクティファイは、お金も取れるし、占星術の勉強もできるし、おいしい仕事なのかもしれません。ひょっとすると、３０代以下の若い先生ではありませんか？

占星術の出生時間

＞事象が３つや４つの場合なら全てに共通する一つの出生時刻が見つかるような

私も西洋占星術の鑑定をやっております。

占い師が、どのような料金設定をして、顧客にどのようなことを薦めるのも自由といえば自由ではありますが…

自分の正確な出生時刻を算出することをレクティファイ（rectify）と呼んでいます。

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