
No.5ベストアンサー
- 回答日時:
関東のPASMO取扱業者に勤務する、鉄道従事員です。
PASMOもSuicaもICカード式乗車券と言う意味では同じで、システム(機械として)はほぼ同じ、規定類もほぼ同じです。
ただ異なるのは、登録データを管理するセンターコンピューターの管理会社が、Suica陣営(JR東日本、東京モノレール、東京臨海高速)がJR東日本であるのに対し、PASMOはいずれかの鉄道会社ではなく、株式会社パスモで行なっており、製造管理が株式会社パスモで行ない、そこから配分されたカードで各社が発行するという方式な程度です(おおざっぱな相違点ですが)。
500円はデポジット、保証金と言い、購入(実際は貸与を受けると言うことになります)した際の金額には、このデポジットが含まれます。
カードを貸与し、これを使っている間はこのデポジットは返金しないが、使用者は現金なりキャッシュカードなりからチャージして再利用できるというシステムです。
従って、「紛失したら、デポジットは返金しない。再発行カードについては、別途デポジットの預け入れを必要とする」というシステムですが、1枚のカードを個人で使い回すので、パスネットのように不要になって、ある意味でゴミが出ることはない、エコに貢献しているカードと言うこととなります。欠点としては、各鉄道会社が独自に発行できないので、船体で一緒に行なう記念カードは発行可能でしょうが、各鉄道会社独自の記念カードの発行はできないと言うことですね。まあ、これは鉄道会社側から見た欠点ですが。
デポジットは、
1.カードを使用中は返金しない。
2.障害がカードに発生しての再発行は、再デポジット不要だが、紛失については再度デポジットが必要になる(自己責任)。
3.所持カードを返却する場合(チャージ金の返金を受ける場合)はデポジットは返金する。
最近よく勘違いされているか違いますが、「カードに入っているチャージ金を返金して下さい」と申し出て、チャージ金から手数料を差し引き、デポジットを加算して返金すると、「カードは返してくれないのですが」と聞く方が多々いらっしゃいます。
チャージ金のみの返金はありません。チャージ金を返金する=チャージされた金額全額から手数料を差し引いて返金する=カードは回収する=デポジットを返金する と言う図式となりカードは戻さないので、デポジットが返金されるのです。
カードをお客様に返すのは、乗せている残使用期間が残った定期券データの払い戻しを行なった場合で、この時はチャージ金は返金しないので、カードはお客様に戻します。
ただしこの場合も、定期券の払い戻しであると言わず、カードがいらないと言われた場合は、チャージ金+定期券の返金額(手数料差引前)+デポジットの合計額から手数料210円を差し引いて返金し、カードは回収します。
No.4
- 回答日時:
ご質問の500円は「デポジット」で、日本語では「預かり保証金」となります。
ICOCAやSuicaなどのJRのICカードや、PASMO(関東の民鉄・公営・バス共同で発行)といったICカードには「デポジット」が発生します。
このときに、公式にはこれらのカードは「販売ではなく貸し出されるものである」という制度になっている点がポイントです。
カードを貸し出すために「一時的に預かる」「保証金」が500円で、これは貸し出しの終了→すなわち発行側にカードを返却すれば返金されます。
また、このデポジットの500円は、カード利用中に使用することは一切できません。また、利用中に目減りすることもありません。カードを手にするときに500円払って、カードを返せば500円も返ってきます。返却時の手数料にデポジットを使うこともありませんので、チャージ残高0円のカードを返すときも、500円は返ってきます。
☆カード返却時の返金額
・チャージ残高から手数料を引いた額とデポジットの500円
・チャージ残高が手数料以下の場合はデポジット500円のみ
→チャージ残高を0円にして返却すれば、手数料無しと同じことになるので一番お得!
一般的には「2000円のICOCAを買って利用する」と言う感覚ですが、実際には「500円のデポジットを払ってICOCAを借りる」と言うことと、そのICOCAに「1500円のチャージをする」と言うことが一度に行われるので、結果的に2000円支払って1500円がチャージされたICOCAを手にするわけです。
このデポジットの500円は、カードを不正利用して没収された場合や、10年間全く利用しなかった場合は返ってきません。これらの場合、チャージ残高も無効となります。(10年間というのは現在の規約による年数で、後年になって変更されることもありえます。)
また、カードの不具合などで交換するようなケースでは、新しく手にするカードにデポジットが引き継がれますので、交換時に別途デポジットが必要になるようなことはありません。
一方で、関西地方の PiTaPa にはデポジットはありません。これは、PiTaPaがポストペイ(後払い)という方式で、クレジットカードと同様な決済方式をとっており、利用においてもクレジットカードと一体化していると言える特殊なものであるのが理由です。PiTaPaの保有に審査が必要なのもこのためで、今となっては交通系ICカードのなかでは金銭取引上では特殊な制度で運用されているカードであるといえます。
なお、ICOCAをなくしたり返却しなかった場合に、別途の負担を請求されることはありません。例えば何かの記念として発行されたICOCAを、後になってJRが「貸したんだから、デポジットは返金するのでICOCAは返してくれ」と言うようなこともありません。
「JRに行ってICOCAを出せば、チャージから手数料を引いた上で500円つけて、いつでも買い取ってくれる。」といった「感じ」でご理解いただくとよろしいかと思います。
No.3
- 回答日時:
お金を払ってますから、ICカードを”買ってる”と思われても無理ありませんが、JR側にとってはカードを”貸してる”に過ぎません。
つまり、500円がカードのレンタル料みいなものです。
万一、カードを無くした場合は、500円が返金されません。
下記の約款にも「第13条 当社はICOCA乗車券を発売するにあたり、ICカードを旅客に貸与するものとします。」と書かれてます。
http://www.jr-odekake.net/guide/icoca/covenant_i …
カードの裏面にも、「本カードの所有権は当社に帰属します。」の表記と、返金に関する記述があるはず(Suicaには記載有り)ますので確認してください。
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