激凹みから立ち直る方法

新聞では日本と中国との会談で、中国は空母を作ることを日本に了承を求めています。
 空母を作ることは、自国の防衛だけであれば必要のないものです。日本にはその理由でありません。
 海外に出た中国人、特に東南アジアの中国人に事件があった場合軍事的圧力を加えるためとしか見えません。
 日本は大いに反対すべきと思われますが、メディアは事実報道するのみで反対の声をあげません。東南アジアの政治的不安定を招く「世界の大国が持っているから自分も持ちたい」と子供のような科白を吐く中国を諌めるべきです。
『覇権政治反対』はこんなときに使うべき見出しとはおもいませんか?
 

A 回答 (13件中1~10件)

空母建造は、東アジア圏での軍事勢力の拡大と誇示の一環でしょう。



空母に限らず、中国海軍のここ10年の進歩は目覚しいものがあり、水上戦闘艦艇は旧態依然としたものから、見た目上は近代化した艦艇に更新を図っています。
それも、数種類の艦艇を同時期に建造という、他国から見たらまずありえない導入の仕方で、外国からの技術と国内の技術を如何に融合させるかに四苦八苦している様子が見て取れます。

空母についても、ずいぶん前から旧ソ連の退役した空母をスクラップとして買っては(そのためにダミー会社を作ったり)研究していたようです。
ただし、ロシアの空母をベースに、搭載機もロシア機のコピーで、カタパルトがないことから、運用能力は限定されてしまいます。
しかも有効なAEW機もなく、空中給油や輸送など、アメリカと同じように運用することは不可能です。
補給艦や護衛する防空艦も不足です。また常時1隻を運用するには、少なくとも3隻体制が必要ですが、現時点では難しいでしょう。
空母を保有することで、東アジアでの中国海軍の存在感は高まることは間違いないでしょう。もっとも高まるだけで戦略・戦術的には?が付くでしょうけど。
以上から、中華空母はあくまでもショウ・ザ・フラッグ的意味合いが強いものです。


報道機関とは本来事実をありのままに伝えるべきで、主義主張してもらっては困ります。が、この国では遠まわしに中国賛美なメディアが多いのも事実です。
チベット問題もたいして取り上げませんでしたからね。
日本のメディアは、特に軍事分野でのレベルが低い(無限軌道と砲が付いていればなんでも戦車と言ってしまうレベルの低さ)のと、軍事関連のテーマへの関心が薄いのもあるでしょう。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

ありがとうございます。
 日本のメディアのなかには、論争を有利にしたいがために教科書問題のように中国に情報を教えるところもあって問題ですね。
 問題が顕在化してはじめて抗議しても、既成事実となったことを逆戻りさせたりすることはほぼ不可能で、中国国民は世界を敵にまわしても興奮することでしょう。牽制球を上手に投げておくことが大切でしょう。

お礼日時:2009/03/21 20:26

単なる意地


一隻空母があっても年の4割程度しか稼働は出来ない
常時一隻可動なら最低3隻必要
ちなみに艦載機何積むのかな

日本のDDHひゅうがは対潜ヘリ空母ってとこですね
ハリアークラスなら搭載は可能だと思いますが
スキージャンプ台がないから
フルペイロードで運用は出来ませんハリアーも
航続距離が短いから近接航空支援が精いっぱい
空母艦載機としては今位置です
    • good
    • 0
この回答へのお礼

イージス艦の機密を自衛隊員の妻に中国の情報員を送り込んで、持ち出した国です。
 もうかなりの機密を手に入れているんじゃありませんか?
それに、どうであれ有人衛星を打ち上げた国です。侮ってはいけません。

お礼日時:2009/03/21 20:16

訪中中の浜田防衛大臣には、「中国空母を防衛目的で建造する」とか言ってますね。


空母でも何でも、軍拡する理由はどの国でも防衛目的となるんですが、もし中国が日本若しくは米国と戦闘する機会があれば、中国空母は即座に海のモクズですよ。日米の潜水艦や対艦ミサイルで無力化可です。

中国の空母建造の狙いは対米目的ではなく、格下国相手の威嚇でしょう。
配属先も南シナ海が予定されているようですし、当面は自国産初空母は南シナ海の格下国相手の覇権獲得目的。
その国産空母で戦略ノウハウを蓄積して、次第に東シナ海に次世代中国産尖鋭空母を持ってくる。2030年以降から徐々に東シナ海が危なくなってきますね。

しかし、空母艦隊を維持運用するのには莫大な費用がかかるので、それを考えて東シナ海向けの空母は建造しないかもしれません。曲がりなりにも国産空母を持ってるという形態を取って、戦闘行為を極力避けつつ海洋覇権を拡大する・・・こんな目的になるでしょうかねえ。
空母1隻とその護衛巡洋艦2隻くらいの中国機動艦隊が西太平洋に出てきても、「何しに出てきた?」と思うだけです。必要あれば即座に撃沈できるし。

その中国小型機動艦隊を完全撃破した後、中国が怒って本各戦争になるのが怖い・・・だからその中国の小型機動艦隊を攻撃するなよ・・・だから西太平洋は中国海軍の覇権下に入る・・・と、こういう流れを中国は目論んでいると思われます。

戦争しないで西太平洋の海洋覇権を掌握する・・・こんな目的なら、まさに中国空母は日本にとっては平和利用目的・・・となるので中国の言い訳も納得できなくも無い。

別の回答者も触れているようですが、ごく最近自衛隊に配属された日本の初空母、まあヘリコプター母艦ですが、これの方がよほど有効活用できそうです。
このヘリ空母が海上自衛隊艦隊の旗艦として利用されるようで、その上いざとなったら自衛隊総司令部も持って来れる。作戦総指揮の中枢艦艇ですね。
災害救助に流用も出来るし、対空・対艦ミサイル装備で、魚雷発射可。このヘリ空母1隻で大抵の海上自衛隊任務が遂行できる。
北朝鮮がまだ現役機として保存している旧日本空軍のゼロ式戦闘機も、このヘリ空母から発着できそうだし、まあいざとなればプロペラ機の空母にはなる。


今のところ、そして当面は、米国と中国は軍事的にも友好関係を保つ計画ですから、日米同盟を主軸とした防衛戦略を持つ日本も中国とは軍事的友好国となる。
日本としては中国の空母を利用すれば良いのであって、日本の国益に沿う形で中国に空母を動かさせる。マラッカ海峡に海賊出没頻発したら中国空母1隻送らせてみるとか。
日本のシーレーンを警護させるとか。
米国にやらせてきた事を、今後は若干でも中国に負担させてみる。
そして米国と違って中国は、イザ本当に危ないとなったら日米の潜水艦で即座に中国空母撃沈。
当面はこの戦略ではないですかねえ。
ですから、中国がヨワヨワ空母を持つ事が、中国の戦争回避への努力を促し、ひいては日米中3国の友好関係を促進してゆく。
本格的な「日・米・中」の3国同盟の幕開けですわ。

しかしこの計画も、米国の衰退が予想以上に進めば、ゴワサン願いましては・・・になりますかね。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

ありがとうございます。
 日本は太平洋戦争以外歴史上世界で一番強い国に屈従していました(中国、英国=日英同盟、アメリカ=日米安保条約)ので、アメリカが衰退して中国が世界一になると踏んで今から屈従の準備していると考えれば辻褄が合わないことはないのですが、まねばかりしている国は世界一にはなれませんね。
 とにかくも、現代の平和愛好的なメディアは少なくともコメントを付けて事実報道をすべきでしょう。戦争へに不安症に駆られる日本のメディアがこんなときだけ不安な声をあげないのは不思議です。
 
 
 

お礼日時:2009/03/21 21:15

世界中の海軍にとって「空母=一流国の証」というコトなんです。


1戦闘団で中小国と戦争できるくらいの戦力を持っているアメリカの空母戦闘群は特別としても、フランスのシャルル・ド・ゴール級程度でも小国の空軍より充実した航空戦力を持っています。
より有効に使えそうな装備を後回しにしても、空母という”象徴”が存在することで、周辺国に対する”優越感””威圧感”を持てるだけでも、空母保有の意味があるようです。
似た様な話しに、空軍の戦闘機、陸軍の戦車の開発能力があります。
仮に一昔も二昔も前、数世代前のレベルであっても、自国内で戦闘機(もどき)や戦車(のような砲をもった装甲車)を開発できることは、重要な軍事プレザンスにあたります。
まあ、東南アジアの某国の様に、空母を持った途端、世界的な不況の影響もあり、国自体が傾きかけて”母港から動かすこともままならない””整備も不十分”なんてこともあるんで・・・

あ、全通甲板=空母なんて単純な話しではありません。
日本の新鋭護衛艦「ひゅうが級」は見た目は空母然としていますが、空母なのは外見だけで、複数のヘリコプターの同時運用のために採用された形態です。
俗に「ヘリ空母」などと呼ばれている諸外国の艦船も、耐熱構造の甲板や「スキージャンプ台」と呼ばれる短距離離陸用の飛行甲板ち、固定翼の攻撃機の運用能力を持っています。
「ひゅうが級」を空母として運用しようにも、離着艦に必要な強度や装備がありませんし、甲板自体がジェットエンジンの熱に耐えられなかったりする(緊急避難的にVTOL機を着艦させること位は出来るでしょうが、カタパルトやアレスティングワイヤはポン付け出来るモノじゃありません)ので、新造するくらいの経費を掛けられるのならともかく、多少改修したくらいでは、固定翼機の運用は不可能でしょう。
哨戒ヘリを飛ばせるだけのフネは、空母と呼べませんね。
空母にあこがれている国の「苦肉の策」と温かい目で見てあげましょう。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

ありがとうございます。
 海軍については潜水艦もディーゼルエンジンのもののみですので、空母も多分中国の不得意な分野ですね。
 象徴的意味合いだけなら心配ありません。とにかく、歴史的に最大の領土獲得に向けて努力する姿を国民にみせておくことで国民の愛国心を慰め、内政の不安定性を補完しているのかもしれません。
 台湾を攻撃するためには、台湾の東側に防御線を敷く必要があります。空母の必要性はあります。ただし。台湾問題を中国の言うように内政問題と考えるのであればなんの抗議の必要もありません。台湾をどう考えているかを台湾に伝える意味も大きいと考えられます。
 とにかくも覇権主義に一応の釘を刺しておくことは外交上からも重要ではないでしょうか。

お礼日時:2009/03/21 20:56

たしかに日本は戦力がなくて、脅威がなく


日本に対抗するだけならば空母は必要ないのですが、
中国にとって外国は、日本だけではありません。
タリバンも近接しているので、
日本に調子を合わせて、中国をまったくの非武装にすると、
中国が他の国に侵略されてしまう危険性もあります。

多国籍軍が世界平和のために無秩序な勢力と戦っているのに
日本は何もしてません。
のほほんとしててもそのほうが世界から歓迎されてるから現状が一番いいのだと思いますが、
本来なら、日本も空母を持ってアメリカとともに世界の悪と戦うべきだと私は思います。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

中国を非武装にしたいとは思いませんし、なるはずもありません。
 メディアがあまりにも不感症だと思うのです。不感症を装っているだけかもしれません。
 ジャーナリズムが持つべき公平性を欠いています。
日本人のように外交に下手で、メディアの公平性が欠ける国は空母のような危ない道具をもってはいけません。
 太平洋戦争の二の舞になります。

お礼日時:2009/03/21 20:02

中国の空母建造が、覇権主義・中華思想の産物であろう点は賛成です。


また、日本は、中国に限らず、あらゆる軍拡に繋がる動きには反対すべき立場です。

しかし、そもそも中国は、日本に賛否を聞くのでは無く、儀礼的に近隣国である日本に了承を求めているワケで、作ること自体は他国のコンセンサスは不要です。
それと、了承を求めるという体裁ですが、実情は「近隣諸国に何の連絡もせず、突如空母を作った」などと非難されないために、日本に通達しただけです。
むしろ、日本経由で、中国の空母保有に懸念・難色を示しているアメリカに対し、意向表明したと見ることも出来ます。

中国に限らず、主権国の意向ですから、反対や阻止の言動・行動は、内政干渉になりますし、まして相手は国連常任理事国ですから、国連に提訴しても無駄です。
日本としては、対中ODAを減らす等、対抗手段や制裁などの措置を採択することは可能ですが、これは下手すりゃ国交断絶や戦争に繋がる可能性がある行動ですから、アメリカの意向も確認しつつ、日本の立場を決めなくてはいけません。

従って、対中関係を配慮して、せいぜい賛成(了承)はせず、冒頭の様に「我が国は、世界平和を希求するので、中国に限らず、全ての軍拡に繋がる行動には遺憾を表明する」くらいのコトしか言えないでしょうね。


> 自国の防衛だけであれば必要のないものです。

戦前の日本軍の空母も、真珠湾攻撃などを除き、末期は防衛線の役割でした。

中国の場合、国土防衛の観点からは、空母の必要性は低いですが、空母を擁する仮想敵国が東シナ海や日本海から侵攻して来たことを想定し、洋上で迎え撃つ「防衛力」として必要性を主張した場合などは、「ダメ!」とは言えません。

ただ、中国の空母は、現時点では、アメリカみたいに中東に出張って軍事介入する様な具体的な目的までは見えておらず、取り敢えず、空母を自前で建造出来る能力を持つことと、あくまで抑止力的な目的と思われるので、不気味ですが、今すぐに軍事バランスを崩す様な存在ではありません。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

ありがとうございます。
 確かに、ロンドン条約やワシントン条約もあるわけではないので、中国に制約を加えることはできません。
 問題はメディアが余りに静か過ぎることです。すこしは中国に痛痒を感じさせねばなりません。

>戦前の日本軍の空母も、真珠湾攻撃などを除き、末期は防衛線の役割でした。
 山本五十六は少なくても空母に攻撃的役割を期待していました。制空権の拡大は空母艦隊を保有することで可能なことです。
 ミッドウェイ海戦で海軍は大きな空母を失い、熟練したパイロットを沢山失い、制空権を失うとともに、敗戦に向かって坂道を下っていきました。

お礼日時:2009/03/21 19:52

空母でなくても攻撃に有効な兵器はいくらでもあります。


空母は海軍のある多くの国にあります。タイ海軍も持っています。
ただ過去の流れから威嚇的な兵器として扱われていましたので、
了承を求めるのは外交的配慮なのでしょう。
あまり中国の動きに過剰反応しても意味がありません。

日本の新型護衛艦は、対潜ヘリ空母です。戦闘機は構造上離発着できません。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

中国は覇権国家としての体質を持つから心配したいのです。
東南アジアで軍事力を増大させる国があれば、一番先に抗議するのは中国ではないでしょうか。
 中国はひょっとしたらアフリカに政治的圧力を加えるために、空母を持ちたいのかもしれません。スーダンでは資源を確保したいがために武器輸出しています。
 もちろん、シーレーン確保のために軍隊を派遣しています。その延長に空母があると考えることにそんなに飛躍があるとは思いません。
 ただし、アフリカに軍事的存在を確保することはただちに悪いとは考えていませんが、イスラムよりも軍事的行為に及びやすいとされている中国が保持するのは危険と考えます。
 

お礼日時:2009/03/21 19:41

何の為なのでしょうかね、


中国はすでに最重要兵器である核兵器を持っているので軍事的圧力と言う点では十分すぎる材料を持っているので、今更空母1隻や2隻作ったところで軍事的圧力はさして変わらないのではないでしょうかね、
たとえば日本を倒したいなら、空母を使った正攻法で行くより、核ミサイル撃ち込んだ方が簡単ですからね、
一応それなりの兵器は揃えて置きたいと言った所ではないでしょうか?、
さして猛反対するほどの脅威では無いのではないでしょうか、私は軍事専門家でもないのであくまで私の私見でしかありませんが
    • good
    • 0
この回答へのお礼

別に空母で日本を攻めるなんて誰も考えないでしょう。
 東南アジアのリーダーとして日本が存在するときは、政治を不安定化する軍事的圧力は減らすのが重要と考えます。
 

お礼日時:2009/03/21 19:27

海軍って空母は持ちたがるモノらしいんですよ。

軍事評論家の田岡さんがTVで言ってましたけど。
実際中国の国土から言って空母の戦略的な価値は殆ど無いですね。
で、日本も空母持ってますけど知ってました?
先日引き渡されてニュースになった護衛船、どうみても(性能的にも)空母ですよね。
日本も戦略的な意味は殆どありませんが。まぁ軍隊というのはそんなもんです。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

空母は海上に浮かぶものですから、そして国土からの軍事力を行使できない場所で、軍事力を行使するための平気ですよね。
 性能的に空母というのは、ヘリコプター用のカタパルトをもつ護衛艦という意味ですか?南極砕氷船の「しらす」にもついていましたが、性能的に空母ではないと思います。
中国が作りたいと希望するのは、ジェット機の発着ができるカタパルトを持つ空母と考えていますが、違いますか?

お礼日時:2009/03/21 19:23

直接の動機としては周辺国と領有権を巡って対立している、尖閣、南沙、東沙、西沙の各諸島の問題で優位を得るためだと思われます。


直接の武力行使に至ることはなくとも、空母を周辺海域に送ることは政治的に少なからぬ意義があることは、アメリカが台湾と中国の緊張が高まると、米空母を送り込んで威圧することで分かるでしょう。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

ありがとうございます。
 やはり近未来的にはそこが焦点になるのですね。

お礼日時:2009/03/21 18:34

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!