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今後日本が空母を保有することは無いのでしょうか?
護衛艦ひゅうが以外で

A 回答 (10件)

政治的理由はともかく、金銭的に近い将来はありえないかと。


参考のためにイギリスの2隻の整備を計画している空母を挙げますと(2年位前のデータですが)、

イギリス次期空母CVF 
満載排水量 56000t
搭載機 F-35C 40機~50機
    ヘリコプタ 数機
乗員 約1200人
総コスト 90億ポンド(約1兆7160億円、航空機を除く)
内、空母建造費 28億ポンド(約5340億円、2隻分)
ライフサイクルコスト 62億ポンド(50年分、約1兆1820億円)

さて、一方の自衛艦ですが、ひゅうが型が約1200億円、イージス護衛艦のあたご型が約1400億円、たかなみ型などの護衛艦が約600億円となっています。
さらに、ひゅうが型やCVFの場合は船の他に艦載機も揃える必要が出ます。

ひゅうが型
哨戒ヘリコプター(60億円)×3
掃海輸送ヘリコプター(100億円)×1
計280億円

CVF(戦闘機はまだ値段が確定していないので予測です)
戦闘機(60億円)×45
計2700億円

さて、もうお分かりかと思いますが空母というのはそれはもう、とてもとても高いです。さらにはNATOのような集団安保体制に組み込まれているわけではない日本は自国だけで艦艇のローテーションを行う必要があり、これには同じ船が最低でも3隻必要になりますが、そんなことをすれば海自の護衛艦隊の半分以上が消えてしまいます。当然ながら現在の仕事がロクに出来なくなってしまいますので、予算が倍増でもしない限りは大型空母保有なんて夢のまた夢でしょうねえ。
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自分が回答者なら答えられるのかどうか考えて質問しましょう。


今後て何ですか?10分後のこと?10世紀後のこと?
「今後」と言われてあなたは答えられますか?
それに「護衛艦ひゅうが以外」と予防線が張られるのもよくわかりません。
「ひゅうが」が老朽化か第2段を作るとして「ひゅうが2」を作った場合、それは質問で言う空母にはカウントしない?

今後のことは今後の政府が決めるわけで、答えようがありません。
コメ一粒たりとも輸入しないと言っていた時代もありましたが、凶作になったらあっさりと輸入してしまった。

日本は島国である以上、空母を保有する可能性は十分あります。
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未来永劫ありえないとは誰もいえないでしょう。



一般によく言われるのは「シーレーン防衛」というやつです。
わかりやすく言えば、日本に石油を持ってくるタンカーを、片っ端から撃沈するような国が出てくれば、それを何とかする必要があります。相手がどんな手段(水上の艦船か、潜水艦か、それとも航空機か)を取るかにもよりますが、航空母艦の必要性が議論されることもあるでしょう。

もちろん、たしかに現時点では、それほど可能性が高い(切迫した具体的な状況がある)とはいえないでしょう。ですが、当事者としては、少しでもいろいろな事態に対応できるようにしたいでしょうから、「ほしい」とは思っているでしょうね。ただ、予算やいろいろな状況しだいですから、おおっぴらに言うかどうかというのはありますが。
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まず無いでしょう。


単純に、想定される仮想敵を考えると、
持ったとしても、費用対効果で合いません。

基本的には、日本近海での航空優勢さえ確保できれば、
それで十分なわけですから、現状でも十分な装備です。

むしろ、その装備の運用を
もう少し真面目に考える必要があるでしょう。

日本の主力機は(いろいろ問題はありますが)
世界最強との誉れ高いイーグルです。
(実戦で撃墜0記録更新中)
日本のそれは、更に電装系がアップグレードされ、
早期哨戒能力に加え、練度や稼働率も世界最高水準です。

しかも、チームでの集団運用に重きが置かれており、
敵機に対して、複数機で取り囲み、
相手の射程外から袋だたきにする能力が、極めて高いです。
現状で、まともな戦闘を行えば、
中国・北朝鮮・ロシアあたりの装備では
勝負になりません。

ただ、この『まとも』が問題で、専守防衛を旨としているため、
実際の運用では、相手に先手を取られるまで
攻撃できないと思われます。

装備や訓練の思想と、実際の運用がかけ離れているところに
自衛隊の弱さがあるかと思います。

仮に空母を持ったとしても、そのあたりを何とかしなければ
『張り子の虎』に過ぎませんし、むしろ外交上はマイナスでしょう。
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国際政治は流動的だから将来的に正規空母の保有がないとは言い切れません。


日本国憲法が改正されることが前提ですが…

仮定の話しでとりとめがないですが、
将来的に台湾が中国に取り込まれ、中国の膨張政策(覇権主義)が続くようなら、日本の生命線であるシーレーンは多大な脅威にさらされるようになります。
沖縄の米軍は主力がグァムまで後退しているはずですので、沖縄近海から、マラッカ海峡までのシーレーンの確保には空母機動部隊しか考えられません。
そうなると、1~2空母機動部隊の編成は実現性を帯びます。
そのためには艦載機部隊の創設や、護衛艦隊の増備、艦隊補給システムの構築、さらに活動海域を広く哨戒するために攻撃型原子力潜水艦は必須となります。

装備は無理をして揃えられても、人件費、運用経費を含むシステム構築などを完備させるのは至難のことと考えます。従って実現性は殆どゼロでしょう。
近代的軍備は目に見える船や航空機の価格より、戦闘システム運用の為の費用が多く掛かり、空母のみを何艘が作れば済む問題ではありません。
日本は昔から戦闘システムを構築して上手く運用する能力が軽視され、またその能力に欠けていますので絵に描いた餅以上に難しいでしょう。
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「日本が空母を配備する意味があるのか?」をお聞きしたいですね。



私も過去に日本の空母に関する質問について回答したことがあり、#2さんの回答にもありますが、空母は高度なシステムが複雑に入り組んでいるため、長期間の定期整備などが必要で空母を1~2隻だけを建造しても、常備戦力としての計算は出来ません。
アジア圏ではインド、タイなどで海軍の象徴として空母を配備していますが、インドでは老朽化した空母(イギリスから買った中(大)古空母)の更新を計画したものの予算で頓挫しています。タイもスペインから新造の小型空母を導入しましたが、こちらも予算が足りず満足に運用できていません。

そもそも空母は外征軍の装備ですから、救いようもなく憲法第9条違反になるでしょうし、費用対効果を考えても無駄な装備になる可能性が高いですね。
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あまり意味がないですよね。


狭い日本海ではさして必要がありませんし、運用にも狭いです。
太平洋側で運用する意味もありません。
空母は大海を自由に機動出来て、かつ、他の艦船で厳重に護られていなくてはなりません。
飛行場ならミサイルと爆撃を考えればいいけど、空母ならプラス潜水艦の脅威も考えなきゃいけなくなります。
空母を買ってもさしたる意味はありません。
空母を運用すれば莫大な費用も必要です。建造だけではなく、維持費が莫大

ところで、空母に乗せるのは何かな?
海上自衛隊には戦闘機もないし。
戦闘機は航空自衛隊の持ち物だしね。
海上自衛隊が戦闘機を持つこともないだろうし、航空自衛隊が艦上戦闘機を候補に上げることも難しい。
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ヘリ空母などの保有は当初から海自の夢だったようなのでこのくらいならありえるかもしれませんし、実際ひゅうがはヘリ空母的な要素はいくらか持ち合わせています。


正規空母や軽空母クラスとなると予算・人員・運用ノウハウ何もかも足りてない上に何より日本の軍事ドクトリンがそれを必要としていません。
現状では自衛隊は日本周辺で活動し、航空機が必要となる場合は空自が出る事になってますから。空自の援護が望めないような海域での活動がドクトリンに組み込まれ、なおかつ予算と人員が足りれば作られる事もあるでしょう。
しかし現状では例えば米空母並のものを持つとなると空母の人員だけで4つある護衛艦隊郡の3つまでが食われます。
さらに搭載する航空機の費用、その航空機の地上基地、航空隊の教育・訓練の作成、さらに空母を護衛する戦力の増築、そして肝心の空母も十分戦力化するには最低2隻、理想は3隻用意しなければならない事を考えるととてもじゃないですが残念ながら現在は無理と結論付けるしかないでしょう。
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ありません。


ちなみに護衛艦ひゅうがは『ヘリ空母』で空母とはまるで目的と用途が違います。
 空母は航空機に対する整備能力と航空燃料や武器類の補給能力を有し、海上において単独で航空戦を継続する能力を有する軍艦で、主に他国への攻撃が主な用途です。
 ヘリ空母(日本の場合海兵隊を保有してない為)ヘリコプターの機動力を生かした対潜・対艦戦に対応した、いわば防衛目的です。

空母は空母自体よりも運用することが脅威なのです。空母は一隻ではなんの脅威にもなりません。
 空母を運用する為に、1隻の空母でなく、複数の空母、それを護衛する護衛艦、それに搭載する艦載機・・・
 正直、空母を現在運用可能できているのは米国だけです。日本には空母一隻だけ作ったとしても艦載機自体もありません。
 日本の防衛も無くして、全部空母運用につぎ込んでも軍事費は足りません
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この回答へのお礼

空母とヘリ空母では目的も用途も違うのですね。
それは知りませんでした。

空母はそんなに高くかかるのですか。

回答ありがとうございます。

お礼日時:2008/01/29 23:34

こんにちは。


「ひゅうが以外」って事はヘリ空母は除くって意味ですか?

現憲法下では、飛行機を運用する空母は殆ど存在意義がなくなりますので、対費用効果の面から見ても飛行機を運用する空母は持たないだろうと思います。

しかし、憲法は不変のものじゃないので将来の事は判りません。
持つ気になれば、持つのは簡単ですが、維持が大変でしょうね。
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この回答へのお礼

>「ひゅうが以外」って事はヘリ空母は除くって意味ですか?
はいそうです。

なるほど確かに維持が大変ですし金がかかりそうですね。

回答ありがとうございます。

お礼日時:2008/01/29 23:30

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