
質問は全部で5つあります。 まず1つ目。魚類の卵には何故殻がないのでしょうか? 2つ目。両生類の卵は殻が無く、寒天のような物質に覆われていますがそれはなぜなのか? 3つ目。爬虫類の卵は弾力のある殻を持っていますが、何故なのでしょうか? 4つ目。鳥類の卵は何故固いからを持っているのでしょうか? 5つ目。脊椎動物の中で哺乳類が地上で生活するのに最も適していると言われていますが、それは何故なのでしょうか? これをそれぞれの種類の生活環境から考えて欲しいのですが。 1つだけでも構いません。できるだけ早めの回答を望みます。
A 回答 (4件)
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No.4
- 回答日時:
陸上に産み落とされる爬虫類と鳥類の卵が殻(硬軟はともかく)を持っているのは乾燥を防ぐためでもあるんじゃないでしょうか。
それに対して魚類と両生類の卵は水中で孵化しますから、乾燥する心配はありませんね。
それから、水中では浮力がはたらくので、水中に沈めてある豆腐のように、卵の重さはほぼ打ち消されますが、
陸上ではそうはいかず、とくに大きい卵では殻がないと自分の重さを支えきれず変形したり潰れたりしてしまうでしょう。
それに、#2のお答えにあるように、水中生活の魚類と両生類のタンパク質の最終代謝産物であるアンモニアと尿素は水によく溶けるので、
卵に殻がないほうが周りの水がアンモニアや尿素をすぐに運び去ってくれて好都合ではないでしょうか。
No.3
- 回答日時:
5番目,乾燥への適応についてだけ言えば2さんの書かれたように爬虫類や鳥類のほうが上と言えるかもしれません。
ただ,窒素排出物に尿酸ではなく尿素を使うというのはそちらのほうがメリットがあるからであって決して劣っているからとはいえませんよ。(鳥類が尿酸を採用しているのは,排出に水をほとんど必要としない尿酸のほうが体重を軽くできるメリットがあるからです)爬虫類に対しては恒温動物であるため機動性が高く食べ物や生活場所(生態的地位,ニッチ)の獲得において優位であったということ。
食うか食われるかの直接対決では爬虫類が哺乳類に勝つ組み合わせはいくらでもありますが,種と種の生き残りという点では哺乳類のほうが優位なケースが多いということですね。
鳥類に対しては,繁殖力の違いじゃないでしょうか。自分でえさをとれるひなになるまでの栄養を含んだ卵を数多く産もうとしたら飛べませんから。
No.2
- 回答日時:
正直いって「5つ目」は微妙. 必ずしも「脊椎動物の中で哺乳類が地上で生活するのに最も適している」とは言い切れません.
わかりやすいのがタンパク質を代謝して出てくる窒素をどのように排出するかです. 最終代謝産物は主に魚類: アンモニア, 両生類・哺乳類: 尿素, 爬虫類・鳥類: 尿酸となっています. 問題は尿素が水に溶けることで, そのために陸上では貴重なはずの水を使って排出せざるをえないことになっています. これに対し爬虫類や鳥類では水に溶けない尿酸にしているので, 排出するときに水を使いません. この意味では, 哺乳類よりも爬虫類や鳥類の方が陸上生活に適していると言えるでしょう.
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