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ボウフラの時にすでにオスメスが決まっているのでしょうか。人の血を吸うのはメスなのでメスのほうがたくさん発生するのかとも思いました。

A 回答 (5件)

環境が悪くない時に単為発生ですよね。

環境次第で雄の方が有利ってあるのでしょうか。雌が少なければ子供は残せませんよね。つまり性競争の結果の性比は1:1が合理的です。しかしそれは個々が統計的な判断をして全体の性比を調節することはないのだから性比がずれているマヌケ状態は普通に有り得る自然の姿です。景気不景気の並みがある方が自然なのと似ています。数の多い性が不景気な性です。

蚊がそうであるというのではなく、マイオティックドライブという観点もあります。ヴァルバキア感染によって雌を増やさせるというのもあります。これはその種にとって雌になる方が有利だからではありませんよね。その種族が雌化した方が寄生者に有りがたいのです。

実際の蚊の性比調査としては雌の方が2倍程度多く採集されています。しかしそれはある種の蚊についてある年月日のある地域のある採集法による数です。他の種類の蚊は性比が逆転しています。いずれにしても卵の性比ではありません。環境で変わるかは飼育すれば確かめられますしそうするしかありません。蚊関係の話題として耳にしませんからおそらく卵の性比は変わらないのではありませんか。

蚊取り線香で殺される淘汰圧を受けて見込みで雌を強くする雌専用の遺伝子が進化した蚊だけ生き残ったとは言いませんが雌雄の強さに極端なアンバランスがあっておかしくありませんね。卵の性比が同じであれば。要するに調節問題とか個体の損得問題とか種の合理性とかではなくて雌の方が強くなる形質であれば仕方ないです。そういう種なんだからという種の限界が人間が数字だけで考える性比の合理性より先にあります。婚期の性比が雌不利でも仕方ないのです。それを種として資源を無駄にしているから絶滅すると現実否定する合理主義は短絡的な理想論です。
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この回答へのお礼

ずいぶん奥の深いものなのですね。蚊に対して一段と興味がわいてきました。

お礼日時:2013/07/31 15:25

 性染色体の場合、性決定様式が


XY型では 雌を決定するX精子と 雄を決定するY精子が 1:1
XO型でも 雌を決定するX精子と 雄を決定するO精子が 1:1
カイコやトビケラのような
ZW型でも 雌を決定するW卵子と 雄を決定するZ卵子が 1:1
ZO型でも 雌を決定するO卵子と 雄を決定するZ卵子が 1:1
のように、雌雄比は等しくなります。 ただ、それぞれの配偶子の生存率が
環境により変わる場合もアポガミーほど顕著ではありませんがあったはずです。

 一方、常染色体の場合 前のお二方の仰るとおり、温度、pH 、環境条件
齢等が関係します。個人的には「齢」や環境条件が考えやすいのですが、
クロダイやエビの一部は体が小さいとき 生産コストの小さい精子
コケ・シダの多くも 前葉体の生育が不十分の時は 造精器のみ発達して精子
が発達して、リーズナブル?なのかもしれません。(無論 雌性先熟もありますが)
 ミズワラビは赤色光で雌性化が進みます。もし遠赤色光で雌性化が阻害される
のでしたら、上の考え方で考えられそうです。
 とはいえ、「高温、高pHで雌」とは限らず両方あり、生物ごとに生存戦略を
考えるには楽しい材料です。
(時間が無いのについレスを書いてしまいました。乱文ご寛恕) ではでは
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この回答へのお礼

皆さんにいろいろご教示をいただき、ますます不思議さを感じるようになると同時に興味も増してきました。蚊は憎いですが、しかし同じ生物だと思うと叩くのも少し柔らかにと思います。

お礼日時:2013/07/30 18:00
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この回答へのお礼

サイト拝見しました。常染色体で決まるとすれば、フィフティフィフティ、すなわち同数ということでしょうか。

お礼日時:2013/07/30 15:49

 記憶によりますと、蚊がオスになるかメスになるかは、卵・ボウフラ時代の水温と餌の量で決まりますので、ある年はオスばかり、ある年はメスばかり、ということも理論的にはあり得ます。



 実際には日陰の水たまりで育つボウフラもいますし、日なたの水たまりもありますので、実際はそれほどの数は違わないとは思いますが。

 ちなみに、水温が高いか餌が豊富だとメスになるんだったと記憶しています。
 
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この回答へのお礼

子孫を残すためにオスとメスが同数いたほうが必ずよいということはないのでしょうね。ご教示ありがとうございます。

お礼日時:2013/07/30 11:33

はっきりした根拠を探したのですが、見つけられませんでした。


記憶では、オスのほうが圧倒的に多かったと記憶しています。
 いずれにしろ、蚊柱を見たことがあれば蚊のオスがたくさんいることを実感されるかと。

 蚊柱の近くで、メスの羽音(吸血後、産卵の準備が出来ると羽音が変わる)の口真似(ブー)をすると、たくさんのオスの蚊が突進してきます。(^^)
 メスは、吸血前はオスの羽音を避けますから、それを利用した「蚊よけ」がありますね。
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この回答へのお礼

蚊柱はオスが作っているものなのですね。精子と卵子のようなものでしょうか。羽音に関するお話も興味深いです。ご教示ありがとうございました。

お礼日時:2013/07/29 09:01

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