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四年生の算数で「およその数」を行います。その際、よく「千の位までの概数にしましょう。」「一万の位までの概数で求めなさい。」と問題がだされます。

この「まで」の意味は何なのだろうと気になります。「まで」は、「から」と対になって、「~から、~まで。」と考えるのが妥当です。
となると、「~から」の部分は、何になるのでしょう。

私は、「その位より大きい位から、千の位まで。」ととらえていたのですが、「一の位から、千の位まで。」と同僚に言われて、議論になりました。

どっちでしょう?

A 回答 (4件)

私も質問者の考え方に同意します。


概数にするという意味合いから#1さんの回答の通りと思います。

また、整数なら一の位までしかありませんが、小数ならいくらでも下の位が存在可能です。下限を一の位に限定する意味が不明です。
同僚の方は、√2を小数第2位までの概数にしましょうという場合、どこからだと考えるのでしょうか。
仮に「その位より小さい位から、その位まで」を切り捨てる、切り上げる、四捨五入すると考えるのであれば、54,321を四捨五入して千の位までの概数にしましょうと言ったら、50,000ということになってしまいますが、これは誤りとされます。千の位までの概数にしましょうと言ったら、百の位を四捨五入して54,000とするのが約束です。つまり、千の位までといったら、百の位と千の位の間に区切りがあることになり、「54321」は「54」と「321」に分けられることになります。つまり、「一万の位から千の位まで」と「百の位から一の位まで」、一般的に言えば「一番上の位から千の位まで」と「百の位から一番下の位まで」に分けられていることになり、「千の位まで」が「一番上の位から千の位まで」から「一番上の位から」を省略していることがわかると思います。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。
確かに、少数以下延々と続く数字を考えるとよく分かりました。
√(2) =1.41421356...
円周率= 3.14159 26535 89793 23846 26433 83279 50288 …
などでは、やはり上から(大きな位から)という観点で見ていかないと意味がないことが一目瞭然でした。

目から鱗でした。

お礼日時:2009/05/10 07:05

「最上位から千の位まで」でしょうね。


概数で関心があるのは、最上位ですからね。

その同僚の方は、もしかしたら、
p進距離の話をしているのかもしれませんが、
場を読まない冗談と思われます。
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この回答へのお礼

「概数で関心があるのは、最上位....」

ありがとうございます。その通りだと思います。上から一桁、二桁...が大事であって、視線は最上位から下に向けて動いていく...ということが分かりました。

お礼日時:2009/05/10 06:53

確かに国語的には「どこからどこまで」になるでしょう。

ただし、「~から」は省略されることはよくあります。「学校まで行ってくる」といえば「今いるところから」が省略されています。
で、概数ですが、小学校でいう概数はだいたいの数という概念を理解させることにあります。
ですから12345を1万2千ぐらいという感覚をわからせることです。ですから、「千の位まで」という場合は「千より大きい位から千の位まで」というのが正解です。1の位からでは概数じゃないし、1の位から千の位まだとすると12345を2345と表現することになり1万も離れた数字になります(笑)
その同僚の方は数学的な感覚と概数が「おおよその数」という日本語の意味がおかしいことになります。
算数でいう概数で「千の位まで」という場合おおよそ何千ということですからおおよそなのに、1の位まで表したのではおおよそにならないことがわからないですよね。
実生活で12,345円もっていて、おおよそいくら持っているといわれたら普通1万2千円というはずですよね。おおよそ2,345円とはいいませんよね。つまり国語的にも概数という意味を取り違えています。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。教えていただいたことをもとにもう一度、概数とは何かを考え直してみました。
「2つの数のどちらにより近いか」という考え方だと思います。

実際に「54836」で考えます。

この数を一万の位までの概数にするときはこう考えます。
50000  ←54836       60000
5万と6万の間にある、「54836」は、5万に近いのでおよそ5万と概数にします。(千の位の4を切り捨てる)

次に、この数を千の位までの概数にするときはこう考えます。
54000       54836→  55000
5万4千と、5万5千の間にある、「54836」は、5万5千に近いのでおよそ5万5千と概数にします。(百の位の8を切り上げる)

次に、この数を百の位までの概数にするときはこう考えます。
54800  ←54836       54900
5万4千8百と、5万4千9百の間にある、「54836」は、5万4千8百に近いのでおよそ5万4千8百と概数にします。(十の位の3を切り捨てる)

次に、この数を十の位までの概数にするときはこう考えます。
54830      54836→ 54840
54830と、54840の間にある、「54836」は、54840に近いのでおよそ54840と概数にします。(1の位の6を切り上げる)

こうして並べてみると、万の位まで、千の位まで、百の位まで、十の位までとなるにしたがって、上の位(大きな位)からその位までを注目している様子が分かります。

お礼日時:2009/05/10 07:00

たとえば54321という数を「千の位までの概数にしましょう。

」といった場合には切り上げ、切り捨て、四捨五入の選択肢はありますが、四捨五入の場合には54000であるということは異論はないと思います。その場合、大事なのは000でなくて54です。ゆえに私は質問者の意見に同意します。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。概数の場合、上から一桁、二桁...と見ていくのであって、下から一桁、二桁..と見ても意味のないこと(どうせ0にしてしまう)だということが分かりました。

お礼日時:2009/05/10 06:55

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