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こんにちわ。中学生のときに森博嗣先生の本に出会ってからずっと森博嗣先生の文章に心を奪われている女子高校生です。高校生の限りあるお小遣いの中で頑張って森先生の本を買い続け、つい先月、すべての本を集め&読み終えました。さてこれで満足満足と思いきや、もう読む本がなにもないことに気づきました。
もともと歴史小説が好きだったので、森先生の本を集める傍ら歴史小説も読んでいたのですが、やはりずっとそればかり読んでいると、推理小説に戻りたくなります。ですが、だれに手を出していいのかわかりません。そこで有名どころから攻めようといろいろな方の作品をいくつか読んだのですが、どうにもはまれません。上手くいえないんですが、森先生の作品に見られる知的な会話というか、動機の不明瞭な殺人というか、推理や犯人逮捕に重点をおかない推理小説というか、奇妙なところで繋がる人間関係というか、そういうものを私は求めているようなんです。

勿論、森先生の作品と同じものを求めているわけではないのですが、普通の推理小説を読んでもまったく物足りないんです。犯人もわかってしまうんです。
なので、同じく森先生の作品を好きだという方、「森先生の作品が好きならこの作家さんの作品も好きかも?」のようなものに心当たりがあれば、是非教えてください。

ちなみに、山荘だとか孤島だとか、そういう推理小説にありがちな閉鎖空間の設定、私はなんとなく苦手です。

A 回答 (7件)

私も森先生の作品を最近全部集めました.


ハードカバーやエッセイも,全部買いましたよ!

閉鎖空間が苦手,ということですが,森氏の作品にもそのような閉鎖空間の作品はいくつかありますよね?

私のお勧めは楡周平(にれしゅうへい)氏の『Cの福音』です.
推理小説・・・ではなく,国際派ハードボイルド作品でしょうか・・・
宝島社から発行されており,シリーズ6冊が文庫化されています.
シリーズといっても,1冊で話は完結しますので
まず,書店で探して,1冊を手に取ってみて下さい.

また,近年映画化されて話題になりましたが,『ホワイトアウト』を書かれた真保裕一氏.
真保氏の作品も国際派です.

それから,『秘密』の映画化でご存じかと思われますが,東野圭吾氏.
東野氏の作品はなんといっても多彩です!
閉鎖的空間を使った作品も多くありますが,
理系的作品もあり,心に訴えるようなミステリーも書かれます.
講談社文庫から24冊,光文社文庫からも何冊か発行されていますので,書店で探してみて下さい.
私が東野氏にはまった1作は『天空の蜂』です.
森作品を先輩に勧め,その森作品にはまった先輩から教えていただいた作品です.
ですから,あなたもはまるかもしれません.

それから,もし,『天空の蜂』を面白いと思ったら,
ぜひ,福井晴敏氏の『Twelve Y.O.』を読んでみて下さい.
きっとこちらも面白いと思われると思います.

そして最後に,閉鎖空間の設定が苦手であると言われるあなたにあえて,おすすめします.
アガサ・クリスティーはいかがですか?
『そして誰もいなくなった』はあまりにも有名すぎる作品です.
あなたに犯人がわかるでしょうか?
私は中学2年生の時にこの作品を読んで,それ以後のお小遣いを全てクリスティー作品に使い果たしました.
とても思い入れの強い作家です.
早川文庫から80冊ほど発行されています.

とても本を読まれることが好きなようですね.
とてもいいことだと思います.
1度だけでいいです.
大きな書店で1人で数時間過ごしてみて下さい.
きっと,今までに読んだことのないジャンルにも興味がわいてくると思います.

長くなりすいません.
miyuuxxxxさんのお役に立てれば幸いです.
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えっと、初めまして。

森氏大好きな社会人です。私も森氏好きならば、京極夏彦・西尾維新・笠井潔はお薦めですね。特に笠井氏の「バイバイ、エンジェル」がいいです。それと。これは森氏の好きな作家さんピーター・ラヴゼイの「苦い林檎酒」。もともと海外ものも好きなんですが、これはほんとに台詞とか当時の背景が映像見てるみたいで素敵でしたよ。渋い感じで。もう一つ。これはちょっと路線が変わるかもしれませんが、北村薫氏の「私」と円紫さんシリーズをお薦めします。ちょっと心が温かくなって、久し振りに癒されました。もしセンスの良いテンポある本に一息ついたら、探して見て下さい。ノベルズとは違った雰囲気が楽しめるかもしれないです。でわ。
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なんか僕と同じような経歴の持ち主ですね…。


僕も、中学生のときに森博嗣に出会って以来、
学生の乏しいお小遣いをやりくりして、森博嗣の本はすべて集めてしまいました。
そんな僕だから、気持ちはわかる気がします。

僕の場合、森博嗣のエッセイを読んで、「読書したい!」という
欲がものすごく強くなって、「森博嗣のミステリィ工作室」に載っていた、
「ルーツミステリィ100」から面白そうなものをピックアップして読みました。

そこで、なんか他の方とかぶってしまうんですが、何人かオススメを。

京極夏彦は、絶対に読むべきです。
森博嗣本人も、「謎の発想の仕方が森と似ている」と語るとおり、
この二人の物語の根底に流れる雰囲気は非常に類似しています。
ただ、森作品が装うのが「理系」なのに対し、京極の作品は
ひどく文学的です。
とにかく、僕にとって、森・京極の二人は現代ミステリィ界の双璧です。

あと、笠井潔。
正直、僕はこの人の作品に書かれていることをあまり理解していません。
でも、とにかく素晴らしいんです。それだけはわかる。
それに、文章がめちゃめちゃ素敵なんです、この人。
海外の作品の翻訳作品かと思えるほどに。
日本人でここまで洒落た文章が書ける人は少ないと思います。

そして、最近のお気に入りは、西尾維新です。
森博嗣が第1回受賞者であるメフィスト賞から輩出された作家です。
この人は非常に若いんですが、「ああ、若いな」という感じがします。
今までの小説にはないような文章でしょうね。
ブロークンという感じではないですが、なんていうか、
ちょっと「とんでる」感じですかね。
そんな文章が物語の雰囲気とマッチしていていいです。

それに、西澤保彦、高田崇史などは、森博嗣本人とも交流のある作家で、
森博嗣も彼らの作品を評価していたと思います。

いい作品と出会えるといいですね。
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こんにちは。


私も中学生の頃から森さんを読み始めました。
もう大学生になっちゃいましたが…。

オススメは笠井潔の駆シリーズ(創元推理文庫)と
麻耶雄嵩のメルカトルシリーズ(講ノベ)です。
特に後者は、既成の枠をぽーんと飛び越えてるような作品ですので(笑)
あ、でもどちらも孤島物がありますけど…。
あとは痛さ(人間関係の)に耐えられるのなら柴田よしき。
破壊力を求めるなら舞城王太郎。
ある知的な空間(うわ、作者頭いいよ!という/笑)を味わうには
殊能将之。

森さんはけっこう異端だと思いますけど(汗)
今推理小説の幅はどんどん広がっているので
色んな楽しみ方をして下さい☆
では、少しでもお役に立てれば幸いです。
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西澤保彦先生の本はいかがでしょうか?


普通の推理小説とは一味違った面白さがあります。
「七回死んだ男」「殺意の集う夜」「複製症候群」などから読み始めると良いと思います。
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私もミステリが好きでお、もちろん森さんの作品もほとんど読んでいます。


森さんに似た感じの小説ってなかなかないんですよね。
というか、それだけオリジナルで面白いんですが。
#1の方が薦められている京極作品も私は好きです。
私がお薦めするのは、高田崇史さんの「QEDシリーズ」です。
こちらの探偵役は薬剤師で、京極作品にも感じが似てるかも。
著者の高田さんは森さんのご友人でもあります。
その他、若竹七海さんの作品もひねりが利いててお薦めです。
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こんにちは。

はじめまして。
森博嗣先生の小説がお好きとのことで。
私もこのごろ読み始めて、はまった一人なのです。
普通の推理小説をよんでもすぐ犯人が判ってしまうとはすごいですね。
私は森先生ファン歴が短めで、まだ全作読んでいないのであまり自信は無いのですが、京極夏彦先生の妖怪シリーズはご存知でしょうか?
森先生のような理系の話は出てこないのですが、人間関係が複雑で、犯人も(これは私の場合なのですが)一発では分かりません。それに読み応えがあります。
話の舞台は昭和二十年代後半の日本、ということになっているので、人によっては好き嫌いが大きく分かれるかもしれません。
とりあえず、ご参考までに。
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