プロが教えるわが家の防犯対策術!

映画製作の勉強に良い映画を教えて下さい。
特にカメラワークやカット割りについて勉強したいので、
物語は面白くなくとも、カメラワークやカット割りにみるべき物がある物を知りたいです。
ただしアクション系や特撮系のものは抜きでお願いします。
それから、小津安二郎の作品で、最も彼の映像美学が追究されていると言える作品を教えて下さい。

A 回答 (3件)

小津では、資料が沢山でているので、「東京物語」が一番よいでしょう。



映像の基本の勉強になるのは「市民ケーン」です。



尚、物語がおもしろくなくとも、カメラワークやカット割りにみるべきものがあるものという考えは間違いです。

カメラワークもカット割りもストーリーを映像化するためにあるものであって、物語がおもしろくなっていないのなら、カメラワークもカット割も失敗なのです。

たとえば、いち時期ワンシーンワンカットという手法が流行したことがありますが、その手法をするためにその手法を使った監督もカメラマンも何を考えていたのか…。

現場で尊敬されるカメラマンは、奇抜なことをするカメラマンではなく、物語を読みこめるカメラマン。演技の分かるカメラマンなのです。



映像美学などというものが、物語のおもしろさと離れたところに美学的な価値を見出すということは、衒学的であり、まちがった態度だと思います。



何故、トリュフォーが何故、ヒッチコックを語ったか。
そのことを考えて見るといいかと思います。

苦言でご気分を害されるようでしたら、ごめんなさい。
誰も回答がないので書きこんでしまいました。
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この回答へのお礼

お礼が大変遅くなりまして申し訳ありませんでした。
質問当時は全くの映画初心者でしたが、今は映画を専門的に学校で学んでいます。
カメラワークやカット等、技術による演出意図や自己の感性の表現方法を今も模索中ですが、
市民ケーン、東京物語、参考になりましたよ。
最近は個人的にカラックスのコンテを研究中です、(ミーハーっぽく見られそうですが。)
映画を勉強し始めて初めてカラックスの天才ぶりに脱帽している現状です。

お礼日時:2004/03/15 12:42

素人ですが、カット割りカメラワークが面白いな~と思うのはウォンカーウェイです。


昔観たBLUEという実験映画(監督は忘れました、洋画でDVD出てます)は入院中に病室のブルーの天井を見つめていた時のイメージを映像にしたそうで、不思議な映像で印象に残ってます。
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この回答へのお礼

彼の即興的に閃くアイデアには感心します。
カメラマンに魅力がありますし、結構見て勉強してます。
お礼が遅くなって済みませんでした。

お礼日時:2004/03/15 12:44

「ゴダールの映画史」(もちろんゴダールの作品)って映画の歴史を創世記から網羅しているという話ですよ。

DVDで出てるので、見てみてはいかがですか。とうぜんゴダールは映画作法については、あのような人ですので。

参考URL:http://www.bowjapan.com/histoire/index.html
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この回答へのお礼

見ましたよ。
テンミニッツオールダーでも映画史のような感じを見せてくれましたね。
お礼遅くなって申し訳ありません。

お礼日時:2004/03/15 12:45

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