No.5ベストアンサー
- 回答日時:
追伸
仕事でコマーシャルフォトのスタジオに出入りしていました。
デジカメが出るまでは4x5カメラにポラロイドパックを付け露出と複数のライト(ストロボ)の明るさのバランスを確認した後に
リバーサルフィルムパックに付け替え本番の写真を露出を何段階か
撮影していました。
リバーサルはプリントの補正範囲が狭いので露出がシビアです。
4x5カメラ用CCDパックを利用されるようになるとパソコンに直結して撮影しモニターで確認しされストロボのベストの位置、光量を探していました。
(ポラロイドはインスタントフィルムの開発メーカーですがインスタントフィルムの需要が無くなり生産をやめたようです。)
ゴルフクラブの撮影では
「全体はこれが良いけどメーカーロゴは5番目が良いから合成しよう。」
などと言っていました。
「なんかずるいですね。」と私が言うと
「そうなんだけど、クライアント(お客)がデジタルだと何でもできると思って無理な注文をされて今までより仕事は増えているんだよ。」
とフィルムの時代を懐かしんでいました。
http://seki.art.coocan.jp/lighting/photo/a00.html
http://www.genkosha.co.jp/np/detail.do?goods_id= …
今はどうか解りませんが数年前は多くのコマーシャルフォトのスタジオにピクトログラフィーというプリンターがありました。
話しを聞くと「デジタルデーターだと写真の濃度、色調が統一できない為にピクトログラフィーでプリントした写真で納品することを要求する出版社があるからで、そんな要求がなかったらこんな高いプリンターは買わない。」と言っていました。
(現在はピクトログラフィーは生産していません。)
http://fujifilm.jp/business/photo/printsystem/pi …
ある現像所で聞いた話ですが、依頼があれば顧客の写真館(街のスタジオ)のモニターと現像所でのプリントのズレが無いように写真館のモニター調整に行くそうです。
インターネットでプリントの依頼が出来るプロ用のシステムもあるようです。
細かな露出など計っていられない報道写真はフィルムの時代は補正範囲の広いネガフィルムを使っていました。
ある報道カメラマンはネガフィルムはオーバー側には強いから、多少オーバー気味に撮った方が失敗が少ないとアドバイスしてくれました。
デジタルはオーバー側の方が弱いので多少アンダーに撮った方が失敗が少ないようです。
一眼レフには段階露出を自動的に行うオートブラケッティングやホワイトバランスブラケッティングといった機能がある機種もあります。
http://www.weblio.jp/content/%E3%82%AA%E3%83%BC% …
プロほど失敗を恐れるようです。
当然、精度が高く、高画質で堅牢なカメラ、レンズを使用し、特に報道カメラマンは定期点検もしているようです。
カメラトラブルだけでなく現像トラブル、メディアのトラブルも考えられます。
可能ならば複数のカメラで撮影しています。
多分、7月22日の皆既月食を撮るプロカメラマンは何台かのカメラで撮影するでしょう。
No.17
- 回答日時:
d1018さん こんばんは
フォトショップ等のレタッチソフトの性能がアップしたお陰で、極端なアンダーに撮影してしまって真っ黒(データー上は「黒」と言うデーター)または極端なオーバーに撮影してしまって「白飛び」させてしまった(データー上は「白」と言うデーター)と言う露出で撮影してしまった場合を除けば、レタッチソフトで露出を救う事は可能になりました。露出をレタッチソフトで救った結果の出来上がりが汚らしくなる部分も、補正出来る幅が広くなって来ました。と言う事だけを考えると、「適正露出」なんて過去の遺物になっているのかも知れませんね。
しかしレタッチソフトで露出の狂いを救えると言っても、ボタン1つを押せば自動的に見られる露出・画質に治して頂けるなんて便利なレタッチソフトはまだ存在しません。そう言う狂った露出を治すためには色々な操作をして時間をかける事になります。
私たち仕事で撮影している物は、言い方が変ですけどクライアントさんには極端に言えば1分幾らと言う値段を支払って頂いています。その点がアマチュアの方の撮影とは大違いなんです。同じ質の画像を作るのに、クライアントさんからしたら1円でも安い方が良いに決まっています。と言う事を考えると、レタッチする時間が極力少なくて済む「適正露出」で撮影する事に意味が大変あるんです。
それとスタジオでの撮影では何らかのライティングをしますが、#17さんが言われる通りすべての場所で極端なアンダーやオーバーな露出で撮影してしまって「写ってない」と言う状態を無くすために、細かく露出を測ってライティングの状態を決めて撮影するんです。
ですからどんなにレタッチソフトの機能が今以上に向上しても、露出を測ると言う作業は無くなりません。
フィルムカメラからデジカメに代わってレタッチソフトが多用出来る様になりまたRAW撮影も可能になった関係でフィルムカメラ時代よりは露出に対してのシビア感は減りましたけど、それでも「適正露出」での撮影の重要性はさほど減っていません。と言う事でいまだに細かく露出を測る方が多いんです。
以上何かの参考になれば幸いです。
No.16
- 回答日時:
>それともphotoshopで画像加工などするとデータがきたなくなり画質が悪くなるからなのでしょうか?
こんな質問する人が、ソフトを使いこなせるわけないでしょ^^;
(理解もしていないみたいだし)
>露出計を使って適正露出を細かく出したりしていますが、実際問題photoshopがあれば必要なくないですか?
バック飛ばしとかもです。
必要ないでしょ
極端に露出が狂う前提の話ではないので、質問者さまの言うとおりでいいんじゃない?
No.15
- 回答日時:
× photoshopが出来たら露出は関係ない
○ photoshopが出来たらカメラも被写体もいらない
まぁ、【写真】の定義をどうするかってぇトコだが。
極論すればデジカメの画像データなんて「リアルをサンプリングしたCG」に過ぎないし。
No.14
- 回答日時:
極論を考えてみましょうか。
例えば、露出が大幅に過多で真っ白な写真。逆に、大幅に過小で真っ黒な写真。
photoshopやそれ以外のソフトの力も借りて全力でやれば、ちゃんと適正なきれいな絵に仕上げることは不可能ではありません。ただし、少なくとも総ての課程を見た人にとっては、それは写真ではなく、CGです。加工した人の腕一つで、どんなに注意しても判別できないくらいのデータを作ることだって原理的には可能です。
でも、これじゃいくら何でもと思いません?
それに、莫大な時間も技術もかかりますしね。
逆に、適正な露出でちゃんと写真が撮ってあれば、ほとんどphotoshopの仕事はありません。最悪でも、必要に応じて、実写では不可能であった部分だけ作業すれば済みます。少なくとも、なにもないところから全部CGで書くことに比べれば、格段に短い時間で作業を終わらせることが可能です。
うまくいけば、現場でカードからデータをコピーして渡せば・・・または、そのままプリントして渡せば、それで仕事は終わりでしょう。
絞りとシャッター速度は、露出だけではなく、出来上がった絵の被写界深度や動感等にも影響を及ぼしますので、それらを考えると露出よりそちらを優先することはあるでしょう。これは、フィルム時代には不可能だったデジタルならではの利点です。
ただし、これも程度問題です。適正な露出を外せば外すほど、後処理にかかる手間はどんどん増えます。逆に適正露出からの乖離が少なければ、後処理にかかる手間は少しで済みます。(まぁ、後作業で、動感や被写界深度をいじるよりは、まだ露出をいじる方が楽でしょうから、撮影時には前者を合わせる方を優先するでしょうね。)
何事にも、道具というのは、得意不得意があるということだとおもいます。
「photoshopで同じ結果が出せるから露出計は不要」というのは、「photoshopで総ての作業が完結するから、カメラなんて不要」と言ってるのと50歩100歩なんじゃないでしょうか。
もちろん、極論ですけどね。
ついでに、写真の真正性に関しても別の問題です。記録という意味で言うなれば、そもそもphotoshopで触ると言うこと自体がタブーでしょうから。
No.13
- 回答日時:
基本的に、無茶苦茶に露出を外す事はありえないのでそういう前提なら不要です。
ただ、趣味で写真を使うわけで無い以上余分に時間を食う工程を増やすとその分コストが掛かります。
誰かが一瞬にタダでやってくれるならいいですが、そうもいきません。
余談ですが、一部コマーシャルフォトは実際に撮影はせずに全部Photoshopで描いたりしたものもあります。
また3DCGで作られているものも相当増えました。
しかるべき人がやればPhotoshopで加工したからといって劣化はしません。
トーンが飛んだら手でブラシを使って描きます。
その他の不具合も、違和感無いように描き直してしまいます。
Photoshopで0から作れる人達ですから、それぐらいは簡単です。
それでも生の写真とは違うと主張したい人がいますが、まあまずわかりません。
元データを見ない限りプロでも分かりません。
まあですが、プロカメラマンが露出を細かく調整するのは何よりも彼らの習慣のためです。
昔からやってるんですから、ある日突然やめたりしないでしょう。
No.12
- 回答日時:
ANo.1です。
たしかに、Photoshopと言うか「画像処理行為」が万能になれば露出は関係なくなります。
そもそも「適正露出」と言う概念そのものがなくなります。
とにかく被写体に向けてセンサーを開放すれば済むことになりますから。
ただ、撮影行為には「露出」に加えて「絞り」と「露出時間(シャッター速度)」が大きく絡みます。
絞りや露出時間は適正露出を得るためだけにあるのではなくて
それぞれが画面効果に大きな影響を与えます。
ですから「絞りも速度も関係なくセンサーを開放すればいい」だけでは
撮影者の望む写真にならない場合が多いです。
でも本当は
真っ暗な中での高速シャッターや
明るすぎる光の中での絞り開放写真が撮れるようになればよりいいですから
画像処理ソフト(技術かな)が向上すれば
将来的には絞りやシャッター速度の機能は残っても
「適正露出」という言葉はなくなる時代が来るかもしれません。
つまり、「絞り」と「シャッター速度」が純粋に作画効果のためだけに存在する時代です。
No.11
- 回答日時:
物に対してどの方向からどの方向に光をどれぐらいの強さで当てれば、物はどのように光る(反射する)のかを理解していれば、確かにPhotoshopがあれば十分ですね。
ただ結果的にそれをするにはPhotoshopの技術に合わせて写真撮影の技術も必要になってきますから、おのずとPhotoshopだけでは無理となります。
それと手間と時間
撮影時にきちんとライティングして露出を合わせて撮影すればもう何もする必要はありませんが、撮影後にデータ加工するのであればそれなりに時間と手間が掛かります、バック飛ばしもそうで単純に背景を白くするだけなら簡単ですが、違和感なく背景を白くするには物への背景からの影響も考慮して画像加工が必要になります
写真を1枚しか撮らないのであればいいですが、何枚もある写真データマスクやトーンカーブを使って加工をしていけば1回シャッターを切るのに比べて数倍の時間と手間が掛かります。
>それともphotoshopで画像加工などするとデータがきたなくなり画質が悪くなるからなのでしょうか?
ちゃんと加工すれば汚くなる事はありません、むしろ良くなる事がほとんどです、技術さえあれば。技術の無い方は歯抜けのトーンだけ示してほら汚くなるでしょ、と言っちゃうわけです(^^;
No.10
- 回答日時:
>photoshopで画像加工などするとデータがきたなくなり画質が悪くなるからなのでしょうか?
はい、汚くなります。
ヒストグラムで確認して下さい。櫛のようにトーンが歯抜けの様になっているのが分かる筈です。
イメージセンサーが再現できる明度、彩度、即ちダイナミックレンジは、概ね±3EVです。これより暗い部分は、データがない黒潰れ、明るい部分はデータが飽和した白トビになります。
これを、無理にPhotoshopで補正しても、トーンジャンプを起こすと言う訳です。
百聞は一見にしかず。皆様の意見を聞くよりご自身でご確認下さい。
No.9
- 回答日時:
修正かけるにしたって、元の素材が良いか悪いかは影響するでしょ。
元の素材が駄目な物は、どう加工したって駄目。
昔のフジカラーの宣伝じゃないけど、美しい物はより美しく、そうでないものはそれなりに、ですよ。
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