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No.2
- 回答日時:
先の投稿直後に読み直すと,致命的な記述の誤りがありましたので,
陳謝の上,下記の部分を訂正します.
誤りの部分:
>接眼レンズを交換しない以上は,同じ目的で使用することがありませんので,
>普通購入しません.
訂正では,
『接眼レンズ』を『対物レンズ』と変更して読み進めてください.
No.1
- 回答日時:
>顕微鏡で接眼ミクロメーター一目盛りの長さを求めるとき
>対物ミクロメーターの目盛りの数÷接眼ミクロメーターの目盛りの数×10μm
>を使って答えを出したのですが割り切れなくて分数の答えが出ました。
>しかし答えを見ると≒が付き小数の解答になっていました。
>後の計算もその小数の答えが使われ、これだと最初の答えは合っていますが、
>次からの答えは合ってこなくなります……。
>生物Iでは顕微鏡などの計算問題の答えは小数で答えるのが一般的なのでしょうか?
>顕微鏡で接眼ミクロメーター一目盛りの長さを求めるとき
>生物Iでは顕微鏡などの計算問題の答えは小数で答えるのが一般的なのでしょうか?
この質問から「なぜ接眼ミクロメーターの数値を計算しなければならないか」の意味を,
質問文章から理解していないでいるのではないかとの疑問を持ちました.
基本的なことから概略の説明を試みます.
この計算は,標本観察の際,検鏡している試料のサイズを,
計測するために先立って行うものです.
顕微鏡の使用以前に,セットされた対物・接眼レンズに対し,
まず使用する接眼レンズ鏡筒に,『ミクロメーター』をセット.
次いで『対物ミクロメーター』をステージにセットします.
その状態で顕微鏡を覗き,
『対物ミクロメーター』の目盛りが好く見えるように調整します.
その後『接眼ミクロメーター』と『対物ミクロメーター』の目盛りが,
平行になるようにステージ上で『対物ミクロメーター』を微動させ調整します.
『接眼ミクロメーター』の目盛りに『対物ミクロメーター』を移動させ,
両者の目盛り左端を合せた上で,両方の目盛りが一致する所を探します.
例えば,
『対物ミクロメーター』の60目盛りと,
『接眼ミクロメーター』の目盛りが40目盛り部分で合致しているとして説明します.
この場合の『接眼ミクロメーター』の目盛り計算は,
『対物ミクロメーター』の長さ(μ)÷『接眼ミクロメーター』の目盛り
となります.
『対物ミクロメーター』の1目盛りが『0.01mm』とした場合,
下記の計算になります.
0.01×60÷40
=0.015=15μとなります.
ご質問の
>しかし答えを見ると≒が付き小数の解答になっていました。
この事は例示した計算の0.015の事を指していると思います.
上記の回答で理解してください.
つまりこの対物レンズと接眼レンズで検鏡した場合,
接眼ミクロメーターの1目盛りが,
15μメートルであるということになる訳です.
私の生物顕微鏡のデーターも参照してください.
対物レンズ 接眼ミクロレンズ 1目盛りのサイズ
4× 0.023 23.0μ
10× 0.01 10μ
20× 0.005 5μ
40× 0.0025 2.25μ
100× 0.001 1μ
私が所有する生物顕微鏡についての,この計算は随分昔に行ったためと,
『対物ミクロメーター』は一度,例示の計算が済めば,
接眼レンズを交換しない以上は,同じ目的で使用することがありませんので,
普通購入しません.
そこで私の場合,購入会社の『対物ミクロメーター』を
購入~配達~組み立て設置時に,借りて済ませたので,
『対物ミクロメーター』目盛りの数値については,
現在詳細な記憶がありませんので,
蔵書の『顕微鏡観察の基本』「鏡像の大きさの測り方」の数値を使用しました.
掲載から長いこと回答がないようなので,
研究時間の合間に急いで記述を進めました.
読み直しをする時間がありません.
そのためこれで理解できない場合,
基本的なことからもう一度,図書館で調べるなり
担当教師にお尋ねになることをお勧めします.
この概略説明の回答が,
ご質問者の疑問解消につながれば幸いです.
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