治せない「クセ」を教えてください

素朴な質問にお答え下さい。

現代美術についての疑問です。海外も含めて最近のというか、昔からかも知れませんが社会情勢や環境問題をテーマにした作品が多い事についてです。

例えば、今はやりの地球温暖化についての作品だったり、貧困や特定の政治情勢を皮肉った作品が多く目立ちます。
キャプションや解説についても、今の社会の問題点をこのような素材や現象で表していますとか多すぎると思います。

もちろん作家の想いがあってつくっていらっしゃるとは思うのですが、海外作品はそれいう主張ばかりが目立って少し浸食気味になります。

芸術作品はそのように今の社会情勢や問題点を扱わなければならないものなのでしょうか?
純粋に自分の感情の思うままに作品を作ってはいけないのでしょうか?
それともギャラリーやコレクターがそういう作品しか買わないのでしょうか?

最近とても不思議に感じてしまいます。何故でしょうか?
よろしくお願いします。

A 回答 (2件)

現代芸術が、論理思考的になってしまってるのが原因です。

芸術は、情緒思考的であるのが、本来の姿だと思います。社会生活が、脳を刺激する事ばかりで、娯楽も、脳を刺激するのが好まれるし、その影響で、現代芸術も、自己表現が極限に達して、不調和、不協和音、論理思考で、自我丸出しで、情緒が排除されてます。脳の思考活動は、心にストレスが発生します。脳の思考が休むと、人と自然の情緒が、交流するので心が癒されます。情緒は人を癒し、人を育て、社会を調和へ導きます。だから不調和、不協和音、理屈を排除して、調和のある情緒あふれる芸術こそ、脳に支配された、現代人を救います。幸い日本の伝統文化、和風文化は、自然の情緒を目的にしています。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

有難うございます。

少し難しいですが、よく分かりました。でも日本の文化や精神は外国人からは難しそうですね。
お互い様でしょうが...

お礼日時:2009/09/14 10:08

貴方の素朴な思いと同じで


作家もまた身近な問題意識から創作に向かうことでしょう。
ですから、そういうテーマを持つ作品は作家の思いによったものです。
つまり、本来無理矢理こうでなくてはならないものという理由で
制作されたものではないはずなのです。
すなわち
貴方の疑問に矛盾ないものとしてほとんどの作家は制作しているのだと思います。

但し、流行というものもあるようです。最近の現代アートはオタクっぽいのが多かったり、ウマへたっぽかったりしたのがありますね。いい作品をみたとき、こういったものを制作したいと影響されることもあるのでしょう。世間の関心ごとは作者にとっても関心あることもあります。それで似かよったテーマや作風になる場合もあります。さらにはある作品へのオマージュと銘うった作品もあるくらいです。でもそれも誘導が有る無しに関わらずに作者の自由意志なはずですが。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

有難うございます。

意識しては制作していないという事なのですね。参考になりました。

お礼日時:2009/09/14 10:07

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!


おすすめ情報