好きなおでんの具材ドラフト会議しましょう

2チャンネルで純粋にピュアオーディオを極めて行きたいと思っているのですが最近地デジ対応のTV(Panasonic VIERA)を購入してホームシアターが頭の中にちらついて、衝動的にAVアンプ(ONKYO TX-SA706)を買ってしまいました。しかし最初に書きましたようにホームシアターよりもやはりピュアオーディオを極めたいとおもっていますがAVアンプを2チャンネルでオーディオを極めるのにはやはり邪道でしょうか?もしそうならばアナログアンプを買い替えようかと思っています。オーディオマニアの方にお聞きしたいのですが。

A 回答 (9件)

まあ、趣味の世界なのでその都度悩み、実践し、一つ前進し、またフィードバック?し、新たな視点が開けたり・・・etc


皆、そうやって深~く出口の無いオーディオの世界にのめり込むのではないでしょうかね?笑

さて、
>ホームシアターよりもやはりピュアオーディオを極めたいとおもっています・・・やはり邪道でしょうか?

結論は、ずばり路線が違うとでも?
ご存知の様にAVアンプやスピーカー(所謂5.1CH)は主である映像に臨場感豊かな音響効果を付けるのが目的です。そのためにバラエティに富んだ様々な音場の選択や一見派手に耳につく帯域の表面的なところに主眼を置いて設計されています。まあ、AVはそれでよいのですね。あくまでエンターテイメントを楽しむものですから。

一方、伝統的なピュア・オーディオ。
例えばクラシック音楽が純粋で高級な音楽であるのと同じように、その設計や肝心な音、そして意匠も含めて純粋に音楽再生のみを目的としたものです。
音の純度、再生帯域、バランス、パワー、そしてパネルやスイッチの感触一つひとつまでこだわっています。
勿論、これらはアンプに限らずスピーカーにも言えます。AVのようにスタイリッシュではなく、何というか製品の持つ風格や全体の雰囲気が練られていて存在感を伴い実に素晴らしいのですね。
伝統的なクラシック音楽やジャズなどをこれらの名のあるブランドの名機と言われた機器(またはそれらに準ずる機器)で聴くということが、贅沢で無駄だと思うのかどうかは自身が判断すればいいでしょう。あくまで趣味なのですから・・・

あと、同じピュアオーディオでも5万円と30万円のアンプの場合、そもそも肝心な設計やパーツ等の物量が違うので同じ土俵の上での比較は無理でしょう。
例えば、車もオーディオも、走る、音が出る、という単純に基本的な性能は価格に関わらず同一です。が、車もある程度から上はエンジンの大きさやその性能・内装・装備の充実度、一方のアンプも電源部の充実度・高性能出力用デバイスやパーツの採用、等々で価格に見合ったグレードがあります。
正直、車はその車体やエンジンの大きさからくる余裕のある走りや加速度、装備や車内の品質の高さからくるリラックス度、ステータス性、等々は廉価な大衆車とか明らかに違うものであり、一度上を経験すると戻るのが辛くなるのも事実。
オーディオも上位機種の音や意匠の醸し出す雰囲気を味わえば、廉価なシスコンやAV機器の音とは明らかに隔絶の感を否めないでしょうし。

要はメーカー側としてはいずれも工業製品であり市場に於いて多彩なマーケット・購買層に幅の広い選択肢を用意するためです。
必ずしも価格と性能(この場合、結果的にたまたま廉価機種に思わぬヒット商品もあり得るという意味も)は比例はしませんが、第一印象でユーザーに訴えかけ、満足度を与えるのはやはりそれなりに何かアピールする新開発や新設計、合わせて高品質のパーツ類や物量投入=豪華さ・リッチさでしょうね。廉価な製品とは明らかに差別化する必要があり、ユーザーにも購買欲・所有欲を満足させる必要があるためです。

大衆車と高級車が存在するのは、それぞれ目的にもよるでしょうが他との差別化やエリート意識を満足させるというのは言うまでもありません。それには「いつかはあの車に・・・頑張ればあの車に乗れる!」という夢や希望があり、そのためにも我々庶民は一生懸命働き、或いはローンを返していくのですから!笑
大衆車がいくらチューンナップしたところで根本的に格で高級車にかなう筈はないし、そうやってそのランクから上に憧れ、様々なチャレンジや可能性を試している時が最も楽しく充実している時だと思います。何故ならば一つ上のクラスに行けば全てが一挙に上がり、楽しみと同時にまたついていくのに多大なエネルギーや費用を要するからです。

話が横道にそれましたが、オーディオはそれこそ車の様に車検や税金・保険・ガソリンといったものが必要でないばかりか、ピュア・オーディオは音楽という偉大な芸術を聴くのに奉仕するものであり(少し大袈裟?笑)、生涯の友・趣味としてこれほど素晴らしいものはなく、その意味では多少の出費は精神の充実度・満足度のためにも仕方ないと思えばかなり安いのでは・・・?笑
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この回答へのお礼

オーディオに対するjupitanさんの思想的なアドバイスに感激しています。アドバイスの内容に先輩に対して失礼ですがとてもインテリジェンスを感じています。アドバイスそのものも成程と説得力のあるもので私には大変勉強になりました。ありがとうございました。

お礼日時:2009/09/08 22:00

別にどのようなアンプを使おうとも邪道ということはないと思いますよ。


機器の選別は好みの音を目指す手段ですから、間違いというものは無いと思います。

基本的にオーディオを極める方法は
 システムを構築する=>音に不満があれば対策を練る
ですから、papigonさん自身が満足ならそれでよいと思います。
快適に使用できるのも大事ですし。

ただ、どうしてもAVアンプだけだと劣等感を感じるようであれば、
AVアンプをメインアンプとして使い、外部出力でプリアンプないし、パワーアンプを繋げてあげればよいとおもいます。

私も、メインアンプにソニーの『TA-DA9100ES』というAVアンプを使っておりますが、そこからソナスファベールの『ムジカ』というプリアンプに繋いで、フロントの音を出しています。

いっそのことAVアンプから真空管パワーアンプなどに繋いでみても面白いかもしれませんね。

それに、AVアンプはデジタル入力がわりと得意なので、HDMIなどでロスレスサウンドを極めてみるのも面白いかもしれません。

オーディオの世界は10人いれば10人の極め方が存在します。
それぞれの方が自分なりの経験と理論を頼りに試行錯誤しながら進んでいます。ご自分の気持ちと理論を最優先して、楽しんでいただけたらと思います。
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この回答へのお礼

ご経験者のお立場からのアドバイスありがとうございます。taisei_008さんのような高度な事はとてもできませんが少しでも近付きたいと思いますので勉強したいと思います。

お礼日時:2009/09/12 11:41

世間には、高価なオーディオ機器を次々買い込んで悦に入っている自称“オーディオ・マニア”がいます。

たとえば、寺島某とかいうどこかの喫茶店主は何百万ものアンプを買ったスピーカーを買ったと、独りよがりな文章を雑誌に書き散らしていますが、私に言わせれば、こういう人間はマニアというよりオーディオ・ジャンキーであり、ただのバカとしか思えません。

高価な製品を使えば、それなりの音が出るのは当たり前です。人に自慢できることではない。それよりも、限られた条件から最高の結果を出す工夫をする。そういう行き方こそ、正しいオーディオ道だと私は考えます。たとえば故・長岡鉄男さんは、小口径シングルコーンのスピーカーを自作のボックスに入れて、何十万ものメーカー品に優る音を出していました。

あなたがAVアンプをすでに買われたのなら、そのアンプにも美点はあるはずです。その美点を、工夫によって最高度に引き出してあげましょう。置き方、使用するケーブルその他、細かい工夫に応じてオーディオ機器は驚くほど敏感な反応を見せます。

雑誌、ネットなどの情報も多少は参考になるかも知れませんが、頼りにすべきは何よりも、あなた自身の耳です。手間暇を惜しまず、自分が納得できる音になるよう努力してください。アンプの買い換えは、そのあとでも遅くありません。
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この回答へのお礼

説得力のあるアドバイスに感心してしまいました。オーディオというのは本当に深いですね。ありがとうございました。

お礼日時:2009/09/09 13:26

はじめまして♪



一言で片付けるのなら「邪道です」って言って終わりでしょうかね(苦笑)

いつから「ピュアオーディオ」って言うようになったんだろ?
 たぶん、ホームシアターと2chのオーディオが方向性が違った時期が有ったのが、いまだに残って、こんな表現に成ったのでしょうか?

確かに10万円でAVアンプを買えばフロント左右とリア左右、センターやサブウーファー用のアンプが搭載されているので、単純に1chあたり2万円のアンプ、ステレオアンプで10万でしたら、1chあたり5万円のアンプですから倍以上の価格差が有ると言う考え方もあるのでしょうね。

しかし、2chのシステムで部屋の存在が消えて、広大な音空間が得られるようにするためには、器材に1千万かけても使いこなし等の技量がとても高いレベルの場合にしか、なかなか難しい様です。
 しかし、そういった高い目標に向けて努力して行きながら音楽を楽しんだり、器材に凝るのがオーディオ趣味の一つかと思います。

しかし、AV系でも 同じように音に凝りだすと、高価な器材に走ったり、部屋のリフォームしたり、人によってはスピーカーのセッティングやカーペットやカーテン等の部屋の音響特性を最小限の経費で手間暇を掛ける等 オーディオ趣味と同じになります。

要するに、どんなテレビ、コンポ、ビンテージ機器でも 器材による影響よりは、その器材を選んで使う人の趣旨、気持ちの持ちよう、どの面に対して努力し、さらに根性が有るかどうかで、「ファン」と「マニア」と「きち」等 変るんじゃないでしょうかねぇ~(苦笑)

極端な例ですが、ラジカセを分解して、プラボディにブチルゴムや鉛シートを張り込む私は「マニア」かなぁ~(爆笑)
 実際に張り込んだら、音量が半分くらいに感じられ、こんなに共振で煩かったのかと感動したものですよ。
でもラジカセにデットニングする私の方が「邪道」でしょうね。

他人の批判は受け入れて理解して、自分の考え方で進んでください。 
なにしろ「趣味」の世界ですからね~♪
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この回答へのお礼

やはり邪道ですか。そうはっきり言っていただくと何かすっきりしますが、「ファン」と「マニア」と「きち」のセグメントも確かに納得の行くアドバイスで感心しました。ありがとうございました。

お礼日時:2009/09/08 22:08

急ぐことはないでしょう



http://homepage3.nifty.com/kanaimaru/

すこし、トップページ中を探すようですが、2ch と マルチ
接点が見つかるかも知れません。スミからスミまで、漁って見てください。読み応えのあるHPです。
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この回答へのお礼

時間をかけて読んでみたいと思います。ありがとうございました。

お礼日時:2009/09/08 22:05

いままでの回答に付け加えることもないのですが、


質問者の方は、もっとご自分の耳に自信を持った方が
よいのではないかと思います。
ご購入されたアンプを聞き込んで、判断されてはいかがですか。
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この回答へのお礼

何しろ素人なものですから未知の分野はどうしても自己のむ判断基準が無く先輩の皆様のアドバイスが聞きたくて質問したのですがやはり聞き込んで自分の聞く耳を作るということでしょうか。わかりやすいアドバイスありがとうございました。

お礼日時:2009/09/08 22:04

>> ピュアオーディオを極めたい //



ピュアオーディオの「何を」極めたいのでしょうか。

一般に、AVアンプは5ch分のアンプを内蔵している訳ですから、単純計算すれば、価格が同じなら1ch当たりのクオリティはステレオアンプの半分以下です。そして、アンプも工業製品である以上、ある程度価格と品質が比例せざるを得ません(ちなみに、「工業製品として」の話であって、「安くても自分好みの音が出るかもしれない」というのは、別次元の議論です。それをいい始めると、「あなたが満足ならそれで良いんじゃね?」という身も蓋もない結論になってしまいますので...)。

したがって、AVアンプでステレオアンプと同等のクオリティを求めるなら、基本的に2倍以上の値段のものを買わなければならないことになります。ところが、ステレオアンプで同じだけ(2倍以上)のコストをかければ、さらに上位の機種を買うことができますし、バイアンプなどの高度なセッティングも可能になります。

そういう意味で「ピュアオーディオを極めたい」のであれば、AVアンプは不向きといわざるを得ません。

しかし、たとえばSACDのマルチチャンネル再生も、ある意味で「ピュアオーディオの究極形態の1つ」です。AVアンプでないマルチチャンネルアンプもない訳ではありませんが、現状ではAVアンプが主流です。したがって、そういう意味では、AVアンプでも「ピュアオーディオを極める」ことが不可能な訳ではありません。

ところで、そういった「機械の事情」とは別の意味で「ピュアオーディオを極める」ことも可能です。

オーディオにおいて最も重要なのは、アンプではなく、スピーカーそれ自体でもなく、「スピーカーのセッティング」です。部屋は1つ1つ音響特性が異なるので、その部屋で最も良い音が鳴るセッティングを見つけなければなりません。スピーカーの位置を1cm動かすだけでもガラリと音が変わるので、非常にシビアで、多くの経験を要する作業です。

この意味で「ピュアオーディオを極める」のであれば、ステレオだろうがマルチチャンネルだろうが、変わるところはありません。人間の経験・技量の問題、いいかえれば「手持ちのオーディオ機器をいかに上手く鳴らすか」の問題だからです。使いこなしに限界が見えたとき、初めて買い替えを検討することになる訳です。

少し話を変えると、「クルマを極めたい」というのと同じです。たとえば、クラウンはもちろんカローラより「良い車」です。しかし、上手い人がチューンナップしたカローラなら、すっぴんのクラウンより快適かもしれません。もちろん、その人がクラウンを手がければもっと良いでしょうが。

つまり、「装置としてのオーディオ」を極めたいのであれば、やはりAVアンプは不利な部分が多いといえます。したがって、その意味では買い替えをお勧めすることになります。

しかし、「オーディオの使いこなし」を極めたいのであれば、AVアンプであるかどうかは問題ではありません。その意味では、買い替えれば事が済む、と安易に考えるべきではありません。

個人的には、クラウンに乗って威張り散らす人よりは、最高の技術を持った町工場のオヤジを尊敬します。
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この回答へのお礼

オーディオマニアの皆様のアドバイスには何かオーディオに対する哲学と云うか思想をお持ちだなあと感心しています。同時にアドバイスを読みながら大変インテリジェンスを感じて尊敬してしまいますね。とても深いいものを感じるアドバイスでオーディオそのものに対するアドバイスも大変勉強になりましたが、オーディオマーニアの皆様は考え方のレベルの高い方だとうれしくなりました。ありがとうございました。

お礼日時:2009/09/08 21:52

確かに、王道というようなものはあると思いますが。


趣味ですから・・・王道も邪道も、自分の好きなようにやればいいとおもいます。
誰に遠慮したりする必要がありますか?
やってみて「よし」と思えればOK、疑問が生じたら、また対応・・
AVアンプ使ってると「オーディオが趣味」と自慢できない?
「DVDの音声がいいと思ってるようじゃ低レベル・・」など
そう思うならそうすればいいだけ。
突き詰めても・・ゴールの無いのが趣味です。

オーディオ2chセットとホームシアター用セットを別に用意するとか、
アナログの方がいい音だ、と判断できる耳を養う、とか、予算の確保など、好きなように楽しみましょう。

まずは、今ある道具を使い倒すくらい、聞き込んでみては?
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この回答へのお礼

なるほど!聞き込むことが大事なのですね。それとゴールが無い。大変深い意味のあるアドバイスでありがとうございます。

お礼日時:2009/09/08 21:43

確かに、私も含めオーディオマニアはストイックなリスニング環境を求めがちです。


なので、ピュアオーディオという言葉を使われると、リスニング環境に映像機器がある時点で矛盾して来ます。

ただ、ホームシアターと、オーディオは十分に両立可能ですし、SACDでもマルチ録音がありますので、2chに特化しなければならないと言うものでもありません。
ご使用のスピーカーが分からないのですが、今回買われたアンプがスピーカーに対して力不足であれば別途アンプは必要です。
そうでなければ、現用のシステムを鳴らしながら少しずつ極めて行けばいいと思います。

趣味の世界には「何が邪道だ」なんてものはありません。
同時に王道もありませんから、日々悩むんですけどね。
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この回答へのお礼

大変参考になるアドバイスで感謝申し上げます。ありがとうございました。

お礼日時:2009/09/08 21:40

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