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ある本に、ファゴット奏者はチャイコフスキーなどは好きではなく、
ベートーベンやブラームスは好きだと書いてありました。
私自身ファゴットを演奏していてその通りだと感じます。
簡単に言えば良いパートかそうでないかの差ではないかと思うの
ですが、このように作曲家によってファゴットパートは刻み、伸ばし
ばかりなったり金管と同様のパートばかりだったり、また他の木管と
同じ様にメロディーがあったりとかなり差があるように感じます。
作曲家ごとにファゴットという楽器に対する考えが違うからでしょうか?なぜこんなに違いがあるのか教えて下さい。また、他にファゴット奏者が好む作曲家がいたら教えて下さい。
あいまいな質問で申し訳ないですがどなたか回答お願いします。

A 回答 (5件)

こんにちは。


ファゴットはダブルリードの楽器で、オーボエと同じく、非常に音が通る楽器です。
合奏で使う場合、浮き出してしまい過ぎるので、使い方が結構難しいのだと思います。
ブラスバンドでチューバが3本いる所はたまにありますがファゴットが2本いる所は滅多に見ませんよね。

逆にしっかりしたリズムを刻んでくれる人が奏者だった場合、合奏全体はリズムがとりやすくまとまりやすくなります。
そういう意味でパーカッション的な要素も大きい楽器かもしれません。

私はイヴァノフのコーカサスの情景「酋長(サルダル)の行進」が大好きです。
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近代以降の作曲家には、他の木管楽器同様に、当たり前のようにガンガン使われていますよ。

オーケストラに色彩感と深みを出す上での重要な楽器の1つです。

特にラヴェルやドビュッシーの場合、例えば他の木管楽器が高中音部の色彩感を盛り立てている時などに中低音部からの色彩感を担当しスケール全体をまとめたり、他の中低音楽器と同じ動きをして厚みを持たせたりするポジションを担う事が多いです。勿論、主旋律や独奏なども多いですよ。
そういう意味では、ポジション的には他の木管楽器・・・フルートやクラリネットとさほど変わらないと思いますね。「役割的な比重」という意味でも。(ピッコロやコントラファゴットならともかく。)

もしファゴットにフルート・クラと同等の役割を求めるなら、近代以降の作曲家をチェックする事をお奨めします。
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No.1の方のお話を読み、追加のお話を。



管弦楽ではファゴットは(コントラファゴットとはまた別に)2台用いられる事が多いです。複数台が中音部で和音を奏でるというのもファゴットのポピュラーな使われ方ですね。
フルート・クラ・オーボエが3台ならファゴットも3台という風に、ファゴットも他の木管と同数を配置するというのが一般的なように思います。
変則パターンとしては、ドビュッシーの「海」に至っては3台。フルート・オーボエ・クラリネットは各2台という通常編成にも関わらずです。海というテーマの持つ広大さや重厚感、あるいは原始を思わせる趣が出したかったのでしょうか・・。

これだけでもファゴットの重み(「他の木管と同等の役割」という意味)が少なからず伺えるのではないかと。
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今ショスタコービッチの9番のSymphony を10月24日の演奏会へ向けて練習していてつくづく思うのですが、彼はファゴットが本当に好きなんだろうなあということです。

彼の交響曲には必ずファゴットの素敵な、それもとても長いソロが出てきます。

作曲家も人間ですから好き嫌いがあるのは自然なことでしょうね。
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作曲家によって考え方が違うのは当たり前だと思います


もちろん演奏者の好き嫌いもありますし

チャイコフスキーが大好きなファゴット奏者も
たくさんいますよ

友達のファゴット吹きは
ブルックナーが嫌いといってました
白玉ばっかりですって

ラヴェルやストラビンスキーなんかを聞いていると
ファゴット吹いてみてーなー
と思います

ショスタコービッチの9番いいですね
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