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まず、本当に学力が低下しているのか?という問題もありますが、よく「ゆとり教育によって学力が低下した」といわれます。これは本当なのでしょうか?

例えば1980年代と比べて学力が落ちているのであれば確かにゆとり教育によって学習内容が減ったことによって学力が落ちたということもいえますが例えば、「テレビやゲームなどのおもしろいものが普及したために学力が低下した」などとも、「核家族化が進んだために学力が低下した」ともいくらでも相関関係がありそうな仮説がたちます。

もし、ある年度を境に学習内容が削減され、その年を境に学力が一気に落ちたとか、それまでより落ち幅が広かったなどというデータがあれば納得できますが、そういったデータはあるのでしょうか?

本当にゆとり教育で学力が低下したのか、よろしくお願いします。

A 回答 (17件中11~17件)

1980年代と比較すれば明らかに大幅に学力の低下が見られます。

周知の事実ですが・・。
当時より学習量の低下は続いており、それに伴い学力も低下しています。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。

学力の低下の理由が本当にゆとり教育なのかというのが非常に難しいのではないのかなーと思いました。

学力低下のデータも正直統計的には有意といえるデータはなかなかありません。

お礼日時:2009/10/15 18:37

学力というものに対する考え方がまず間違っています。


そもそも10年前、20年前とは教育の中身も変わっています。

ゆとり教育自体、子供の記憶力をたのみに詰め込み過ぎるのはやめようといった意味合いもありましたので、古いものさしで計っても仕方無いでしょう。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。

確かにペーパーテストの成績だけでできる、できないを決める価値観は少し古いと思います。なかなか学力というものの定義が時代とともに変化してきていて、難しいですね。

お礼日時:2009/10/15 18:16

 ゆとり教育でなく総合的な学習の失敗です。


週に3時間もある総合学習ですがこれば国語算数理科社会の削って行われました。総合化が始まる前には算数が出来ない児童には算数の指導が出来る時間だと言われて多くの教育関係者が賛成して勧めたのですが、実際には文部省のバカな役人が情報・福祉・国際教育・地域理解しか教えてはいけないことになりました。しかも、4月の授業が始まる前に1年分の指導計画を学校ごとに提出しろなんていわれますから、教師はゲストティチャーを招いてお話を聞くかどこかに見学に行くかしかしてレポートをまとめさせるぐらいしかすることはありません。レポートがきちんと書ける子供はそれなりに意味はあるのでしょうが、80%の子供はネットまる写しをするのが精一杯です。本当にもったいない時間だと思います。
 漢字の練習も読書も算数の練習問題も公立学校では絶対に行うことが出来ません。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
総合学習の時間をどう使うかというもの非常に重要なもののようですね。私も中学の時に総合学習という時間ができた1世代目でしたが、正直今何をやっていたのか思い出せません...

お礼日時:2009/10/15 18:14

1.教科書の薄さ


 これはマスコミでも過去に取り上げられています。間違いありません。
 
2.教員の質の低下
 教員採用試験では、優秀な人が選ばれるはずです。なのに、なぜかというと、名選手は必ず名監督とは言えないからです。教員採用では名選手を選んでいます。

3.許容範囲が狭くなった
 昔の保護者なら「まあ、そういうこともあるだろう」「うちの子がご迷惑をおかけしました」という対応の親が多かったはずです。
 先生は大卒、親も大卒の時代ですから、学習面でも厳しい目を向けているはずです。それが情報化社会で、表面化することが多くなりました。

4.総合学習の時間
 新しい学習指導要領では、ゆとりの目玉であった「総合学習」の時間が大幅に削られています。文科省が反省したのでしょう。
 なお全体の学習時間も増やしています。

5.大学入試問題
 易しくなったとは聞いていません。ということは、小中学校の内容が上に上がっていっただけです。しわ寄せは、義務教育ではない高校がかぶることになりました。新学習指導要領では、高校から下に降りてきた内容もあります。

6.学校独自の教員採用を
 これを導入すれば少しは良くなる( 学力低下の歯止めがかかる )と思います。学校間で優秀な先生の引き抜き合戦かも知れませんし、公教育( 公立の学校の場合 )としては好ましくないという意見もあるでしょう。独自採用は自治体で一部取り入れているようです。外から見る限り教員の世界は、競争原理と無縁の世界です。

7.上記6の反論
 そのようなことをしたら、良くない先生は干されるではないかという反論はあるでしょう。その場合には退場して頂しかありません。学力を向上させるという一点限って言えば、そうなります。

一つの面だけで、これが原因だとは言えません。複合的な要因があります。一つの面だけ改訂すればすべて解決と言うことではありません。
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この回答へのお礼

お礼が遅くなり、申し訳ありません。
解答ありがとうございます。やはり複合的な要因があると見るのがいいのでは、と私も思います。社会の変化、ゆとり教育、様々な問題があるのでしょうね。

お礼日時:2009/10/15 18:11

将来に対して夢・展望を語れるかどうか、教育の存在価値はそこにあります。


受験のための教育では、向学心が上がらない可能性もあります。

「円周率=およそ3」という時点で、学力低下が考えられますね。
こんな事を謳っているのは、世界広しといえども日本だけですな。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。

私が大学受験をしたのは3年半前となりますが、その時はその大学を目指していたのはやはり実際にその大学に行きたかったのと、ただ漠然と偏差値の高い大学へ行きたいというのもありました。これがいいことなのかはわかりませんが、結果的に私は受験勉強をしてよかったと想いました。例えば野球でトップを目指すのは自分のためでもあり、さらに仲間のためでもあります。しかし受験勉強は本当に自分一人のためで、仲間のためでもありません。自分と他人のために努力するというのは結構たやすいことですが、自分一人のためにがんばり、それが今後の自分の人生に関わってくるという経験はこういった受験勉強でないとなかなか社会出るまで経験できないのかなと思いました。


私は円周率3でも特に問題はないと思います。それに伴う計算力の低下は問題だと思いますが本質的には問題がないと考えています。

お礼日時:2009/10/01 12:41

はい。

低下しています。

そもそも低下の原因を決定的にしたのは、一万円札の福沢諭吉、旧5千円札の新渡戸稲造です。

当時あまりにも一般人には付いて来れない難解な書物故に学力格差があったのを是正するために、一般人でも分かりやすい書物に変えて格差を是正していったのです。

敷居を下げていってるのですから、学力は低下の一途を辿るだけです。
当たり前の事です。
問題なのは、これを問題だと思ってる連中が問題なのです。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。

確かに学問の敷居は低くなり、誰でも理解できるようにと変更されていったのだと思います。これは全く問題ないですよね。同意します。

しかし、できる人の対応というのは難しいことになってきますね。

お礼日時:2009/10/01 12:31

全体的には、やはり学力は下がっていると言えると思います。


確実に実証できるデータがあるかはわかりませんが、それを示唆するようなデータはいろいろと出てますしね。
私はいわゆる受験戦争、偏差値至上主義、詰め込み教育の真っ只中で育ちました。
そして私の子供は「ゆとり教育」最終世代。見直しがはかられる前のギリギリ最後の代に当たります。
自分の子供時代に照らし合わせてみて、子供の学力の低さに嘆かわしい思いをするのは日常茶飯事として感じています。
自分も特別優秀な子供ではありませんでしたが、こんな事もできないのか、と我が子に落胆することしばしばで、学校教育に疑問を感じずにはいられません。

実際は子供全員の学力が下がっているのではなく、学力格差が生まれているのです。
休みになった土曜日に、教育熱心な家庭、裕福な家庭の子供は塾へ行く。
それ以外の家庭の子はゲーム等で遊び呆ける。
学力差は学年が進むほどにどんどん広がります。
公立小中学校では学力の高い子に合わせて授業を進めるという事はできないため、優秀な子は学校の授業ではなく塾に主軸を置いてどんどん先へ進む。
学力差が大きくなると統率も取れにくくなり、学校の現場の雰囲気も悪くなる要素が増えます。
ストレスの溜まった状態の子供たちの間にいじめや不登校の問題がはびこりました。
単に授業時間が減ったというだけでなく、質の面でも問題が広がったのです。

また、核家族化はすでに私の年代から進んでおりました。
ただ当時は共働き家庭というのはまだ少数だったのに対し、今では共働きが当たり前です。
また離婚率が上がり、一人親家庭が増えました。
親にも余裕がないために家庭内のコミュニケーションが十分に取れない弊害も否定できないと思います。
朝食を抜く子供も増えました。これは学力低下に直結する理由になります。
ゆとり教育だけの弊害とは言えず、子供を取り巻くいろいろな環境の変化も学力低下の原因となっています。

学力低下の主たる要因は学ぶ意欲の低下です。
それは生きる意欲の低下と言い換えても差し支えないと思います。
物質に恵まれてはいるが、愛情だったり触れ合いだったり経験だったり、いろんな物に子供達は飢えているんだと思います。
詰め込み教育が良かったとは思いませんし、学力低下自体を問題視する考えもありませんが、子供達がもっと活き活きと学校生活を送れるよう、生きる意欲にあふれた子供達が育つよう、大人達は考えて行かなければ、日本の将来は暗いと思います。

具体的にはまず授業時間を増やすよりも現場の教師の数を増やし、20人学級を実現する事が有効だと思います。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
私は今大学4年で、アルバイトで中高生の家庭教師、塾での指導を行っていますが、こんなこともできないのかと思うことはありますが、これは学力低下によるものなのかはちょっとわかりません。一度覚えてしまうと寝ていてもできそうな一次方程式も教科書で初めて目にしたときは「なんだこれ!?」と思い苦労しましたし、どうしてもかけ算の筆算で計算ミスが多く苦労いした思い出もあり、大人になるとこういう感覚が薄れてしまい「今の子供はこんなこともできないのか?」となるのではないかと思います。

学力低下の要因が学ぶ意欲の低下というのは私と同じ考えです。
本当にどうにかしなければいけないと思います。

お礼日時:2009/10/01 12:29

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