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昭和30年以前の東映映画が、殆ど見ることができないのはなぜでしょうか?
CS東映チャンネルや劇場上映でも、その時期のもので見られるものはごく限られています。
原版の保存状態が悪いということなのでしょうか?

A 回答 (3件)

東宝、松竹とくらべると原版のないものが多いのでしょう。


または、照明の照度が少なかったため、暗闇で動いているが
誰だか見当がつかない状態、なのかもしれません。
現在、録画してあるものは、31本あります。
320本余の中で、委託作品が20本としても、1割に
満たない本数です。東映チャンネルに問い合わせても
どれだけの本数が放送またはソフト化可能なのか
営業上のことがあり、つまりは、新作がどれだけあるかの
手の内を見せると、視聴者が離れてしまう危険性があるので
ハッキリと教えてはくれません。
加入したまま、待つしかないのかも。12月放送に新作はない。
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昭和30年(1955年)以前の作品となると、東映以外の作品でも、ほとんど観る機会はありません。



古い時代劇などの場合、テレビ放映に際しては、「放送コードに引っかかる差別表現」などが多いためと云う事も考えられますが、名画座ではあまり問題ないはずで、他に考えられる理由としては、「上映時間が半端なものが多かった」事が一つあると思います。

1952年に松竹が始めた「シスター映画(SP)」が嚆矢とされていますが、中編映画がたくさん作られるようになり、東映でも、1954年の「新諸国物語 笛吹童子」辺りから始まった「東映娯楽版」と称する子供向け映画や二本立ての添え物の大半は、上映時間1時間未満の中編が多い。

昭和30年(1955年)を例にすると…

東映京都作品「新諸国物語 紅孔雀」が一編大体50分前後。

東映東京作品「大岡政談 血煙り地蔵」が45分

東映京都作品「彦佐と太助 俺は天下の御意見番」50分、「彦佐と太助 殴り込み吉田御殿」が48分

東映京都作品「百面童子」シリーズも、一編大体50分前後

東映東京作品「魚河岸の石松」シリーズも、1955年から「添え物扱い」になったのか、急に尺数が短くなっています。

この手の「半端もの」は、劇場でもテレビでも編成し難いと思うんです。

二本続けて上映だと2時間近くになり、これはちょっと微妙に長くなりすぎて、回転が悪くなりますし…

ただし、当時でも、90分前後の普通の尺数の映画もありますから、これだけが原因ではないでしょう。

もう一つ考えられるのは、質問者様がご指摘のように「フィルムの保存状態が悪い」可能性です。

現在、名画座でかかる1980年頃の映画でさえ、借りてみたら、とても上映出来るような状態ではなく、別の作品と差し替え…などと云う事例が時々起こっていますから、半世紀以上前の映画となると…

今のように、パッケージ化して再販するなどと云う考え方がない時代でしたから、フィルムセンターのような公的施設でもない限り、どこの映画会社も保存はいい加減だったようですから。
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東映は設立されたのが東宝、松竹、大映よりあとの新興映画会社で、東横映画、東京映画配給、大泉の統合により1949年にできた会社です。

49年より前の作品には、ロゴに東横映画製作所と、東京映画配給の2つがでます(殺陣師団平の東映版DVDで見ることができます。波がザブンのロゴではないのが興味深いです。脚本は黒澤明)。

1950年代にも、ひめゆりの塔、笛吹き童子などの名作がおおいですが、昭和30年より前、になると、製作本数自体が少ないのではないでしょうか。
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