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当方デザイナーですので印刷時にときどきみかける断ち落としの端切れのような部分にCMYKや色の数を示すものが印刷されていますがあれは何故必要なのでしょうか?

印刷時に間違えないために必要なのでしょうか?

当方はよく通販印刷を利用しているため、あまり必要性を感じないのですが・・・

A 回答 (4件)

確かに我々デザイナーには直接関係ありませんが、印刷現場には不可欠なものです。



印刷現場では色票などと呼ばれています。

印刷機にオペレーターが版をセットする時に版が何版か判別させるために製版で入れられます。

ちなみに特色の場合は特という印が入ります。

断ち落としの位置に入れるのは、万一脱色した際に後に判別し易くする意味合いもあります。

こうした印刷の仕組みを知る事は決して無駄ではありません、機会があれば是非現場に足を運ばれて見学なさる事をお勧めします。
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この回答へのお礼

特色には確かに入っている場合がありますね!

今まで色記号なるものを付加したことがないためCMYKのしるしをダイヤ型やキャラクターなど様々な模様でたち落とし部分に記載されているのをみて、デザイナーが勝手にいれているのかな?と思っていましたが、
その際は、印刷現場でいれていたんですね。

特色の場合、DIC何番であるとかPANTONE何番であるとかなどの表記が入っていることがありますのでそれと同じですね。

疑問が解決し、スッキリしました!

お礼日時:2009/11/05 11:34

色記号について回答します。


通常、質問者が作った印刷データは、セッターなどでフィルム出力した後に殖版機でアルミのPS版に焼き付けられ、このPS版が実際に印刷機にセットされます。しかしフィルムもPS版も、色情報は持っていません。プロセスカラーの4色に分版してしまうと、それぞれは見た目(色)は同じで見分けが付きません。例えばリスフィルムは白か黒か、しかありませんから、Y版だろうがC版だろうが見た目は白黒フィルムです。それ故、印刷機上でC版にシアンインクが載るという保証はなく、C版をイエローの版胴に巻いてしまうことだって起こりえます。そのようなミスを防ぎ、版に載せるインクが一致するように余白部分に色記号を入れます。
プロがよく見れば「あぁこれはY版だね」とか「K版だ」と、判定は可能ですが、万が一にも間違いが起きないようにYMCKの色記号を余白部分に入れておくのです。

トンボ類は、印刷時の版ズレを確認する基準マークとしても使います。アナログで製版していた頃は、集版時に版ズレを起こすことも希にあるので、トンボなど種々のマークが、ミスを発見したり原因を探るための手助けになります。


最近は印刷の現場を知らない人が増えましたね。
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この回答へのお礼

大変わかりやすいご回答ありがとうございました!

DTPが普及してからデザイナーの仕事をはじめましたので
現場をあまりみたことがありませんでした。

先日現場に足を運ぶことがあり、見学した際のことを考え
あぁなるほど!
と思いました。

印刷の現場を知らない人が増えましたというのには同感です。
私も現場を経験したことがないため、よくわからないのが実情です。

ありがとうございました!

お礼日時:2009/11/05 11:32

恐らく、「コントロールストリップ」のことですかね。



「カラーバー」等とも呼ばれる印刷物の品質管理の為の物です。
詳しくはこちらを御覧下さい。

http://blog.ddc.co.jp/mt/words/archives/20070621 …
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この回答へのお礼

参考リンクまでつけていただきましてまことにありがとうございました。
色々と聞いてみたのですが、濃度を管理するといった意味で品質管理が必要なのですね。

ありがとうございました!

お礼日時:2009/11/05 11:29

C=青


M=赤
Y=黄
K=黒

カラー印刷のときは上記の色毎に「版」を作ります。
それぞれの版に指定の色の文字を打ち込む事で、青の版か黒の版か一目瞭然となります。
http://ja.wikipedia.org/wiki/CMYK
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この回答へのお礼

早速のご回答ありがとうございました!
アルミ板に転写する際に使うんですね。

お礼日時:2009/11/05 11:28

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