フランスの結婚祝いはどのようにするのでしょうか？

来夏、フランスの結婚式に招待されました。
フランス人の友人のお嬢さん（20代）の結婚式で、教会での挙式の後、ホテルを兼ねた古城で披露宴をやり、そのまま泊まります。

翌日、近隣の別のホテルでブランチを供して婚礼が終わりとなるようです。

日本ならお祝いを現金で包みますが、フランスの場合、どのようにするのがマナーなのでしょうか？

新婦にお花を贈る習慣があるとは聞いていますが、それだけで済ませていいものなのでしょうか？

友人とは30年以上の付き合いで、同年齢の堅苦しくない関係です。
結婚式も、伝統は踏まえながらも、格式ばったものではないと思っています。

フランス事情に詳しい方、ぜひ教えてください。

No.1 回答者： misoshirua 回答日時： 2009/12/01 02:07

こんにちは。

フランスの隣のスペイン在住です。
100%参考にならないと思いますが、習慣は似てると思います。

スペインでも日本同様現金を包んで渡すことが多いです。デパートでお祝い品リストを用意するカップルもいますが、その場合は招待客が指定のデパートに行ってリストの中から品物を選んでプレゼントするという形式です。

さて、渡す金額は人によって様々ですが、結婚式には夫婦や恋人単位で招待されることが多く、2人で200ユーロ～300ユーロとぐらいが相場だと思います。フランスならスペインより物価が高いので、もうちょっと包むのかもしれません。
結婚式の形式からすると、お金持ちのお嬢様ですか？その場合だとお金よりも何か物の方が良いのかもしれません。

一番良いのは、長い付き合いのご友人ということですので、直接お尋ねになることです。是非お祝いをしたいけれど、お金か品物のどちらの方が娘さんが喜ぶか教えてほしい、と単刀直入に聞いても失礼ではないと思いますよ。もし聞けないようであれば、無難にお金を渡すのがよいと思います。

この回答への補足

misoshirua様

アドバイスに従って友人に直接聞いてみたところ、新郎新婦がデパートと契約して「欲しいものリスト」を作ったので、その中から選んでくれればうれしい、というような回答が参りました。

さっそくネット上のリストにアクセスしてみました。
調理道具や食器から新婚旅行の切符やホテル宿泊代まで、いろいろなものがリストアップしてありました。

友人によると、昔はそれぞれ招待客がお祝い品を自分で選んで持っていったものだが、それだと、スプーンが集まりすぎる一方、ナイフはまったくない、といった事が起きてしまうため、今ではこのような方法になったそうです。

実際、ナイフ1本からギフトに指定できるので、予算に合わせて贈ることができるようです。

他に、結婚式費用を寄付するボタンも、同じ画面にありました。
（もっとも私たちは日本風に、熨斗袋に現金を入れて渡そうと思っているのですが。）

以上、ご報告でした。
どうもありがとうございました。

補足日時：2010/01/15 22:47

この回答へのお礼

misoshirua 様

とっても丁寧に教えてくださって、どうもありがとうございました。
ヨーロッパでもお金を包む習慣があるなんて、まったく知りませんでした。

しかも「相場」まで教えてくださって、本当に感謝です。
こういうことは、現地で暮らしている方でないと、なかなかわかりませんから。

それに直接聞いてもいいんですね！
友人はフランス人なのに（フランス人だから？）奥ゆかしく、誕生日や訪問する時のおみやげなど聞いても、「あなたのいいように」という感じなので、聞かないものなのかな？とも思っていました。

新婦をお祝いしたいんだけど・・・と言って、聞いてみましょう。

見ず知らずの者の質問にこんなに詳しくお答えくださって、ご親切に深く感じ入っています。
ありがとうございました！

お礼日時：2009/12/01 21:59