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なんで電車は、駅停車中や特急の通過待ちなどで停止信号がでていると非常ブレーキをかけているのでしょうか?

A 回答 (2件)

こんばんは。


首都圏の私鉄で現役の電車運転士をしております。

理由は、「転動防止」の為になります。

停車中、運転士は列車が転がらないようにブレーキ力を確認しなければなりません。

駅は平らな箇所にある事は寧ろ珍しく、傾斜がついている場合が多数です。
停車して直ぐ発車の場合でブレーキ弁ハンドルから手を放していないのでしたら、適度なブレーキ力で良いのですが、
ブレーキ弁ハンドルから手を離す場合、例えば通過待ちなどでホームに立哨に立つ際、列車から離れた隙に勝手に勾配を転がって行っては大変です。

その為、自動ブレーキで無効減圧まで減圧するか、非常ブレーキにする事が決まってます。

※非常ブレーキは、ブレーキ管を0キロパスカルにした状態なので、自動ブレーキで無効減圧まで減圧した場合と掛かるブレーキ力は同じ。

上記の理由から、最近のワンハンドルマスコンの電車では非常ブレーキ位置でないとマスコン鍵が抜けない造りになってます。
非常ブレーキ位置でないと、マスコン鍵が抜けず列車からそもそも離れられないのです。
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この回答へのお礼

たいへんわかりやすい回答ありがとうございました。

念には念を入れて非常ブレーキなんですね!

確かに超ゆっくり車両が流転してたらなかなか築きませんよね!

お礼日時:2009/12/14 05:48

ブレーキには、常用ブレーキと非常ブレーキがあります。


通常は、常用ブレーキしか使いません。
非常ブレーキは、その名のとおり、危険を回避する為やATSを踏んだ時、自動で非常ブレーキが掛ます。
一旦、非常ブレーキが掛かると所定の手続きを取らないと解除する事ができません。
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