14歳の自分に衝撃の事実を告げてください

つきあって4年の彼がおります。

彼は、今まで創作活動で充足感を得るという経験があまりなかったようで、セラピストにすすめらた「ずっとやりたかったことをやりなさい。~アーティストウェイ」(ジュリアン・キャメロン)の本を読んで、その内容に傾倒しています。

でも私は、彼にもその本をもらい読んでほしいといわれたので読んだのですが、いい話であると思う部分もある一方で、「創造することでアイデンティティを獲得して・・」という考えは、なんだかくすぐったいのです。
私も創造することは好きですが、その先には、それで収入を得るという目的があります。それを恥じとも考えていないのです。(人形の服を作って売るとか・・・)

アイデンティティとか大仰なことは気にしていないのです。
もうかったら、彼に手袋買ってあげられるなぁ、私が欲しい万華鏡が買えるなぁ、親をレストランにつれてってあげられるなぁ・・・といつも考えながら作っています。
ターシャ・テューダーも、「絵本の絵を描くことは創造を発揮したいんじゃなくて庭の球根を買うためなの」と言っていて、その考えがしっくりくるのです。

でも私が、服を作っている話題を出しても、その他の趣味の話をしても必ず本に結び付けて「アーティストウェイだね。」と、いうので、それが違うことをいつも感じていたもののずっと黙っていましたが、先日@「それとはちょっと違うの」と言い出したのですが、そのために今のような状況になってしまいました。

また、「ずっと・・・」の本には、自分がしたいことを妨げる人間をlクレイジーメーカー(外部の敵)と定義しています。
セラピストいわく、たとえば自分の時間を楽しむために紅茶を入れていざ座ろうとしたら、電話がきて「●●に行くのに間に合わないから、車で送ってほしい」と言ってきて、「むりだよ」と言っても「どうして?困ってるのに!おねがい!」とどうしてもゆずらない人間をクレイジーメーカーというそうです。

でも私からすれば、そうやって目くじらをたてずとも、紅茶はいつでもいれなおせばいいし、助けてあげればいいのでは?自分だって誰かにいつか、どうしようもないお願いをせざるをえないこともあるかもしれないし、お互い持ちつ持たれつの心でいるほうが幸せでは?と考えてしまうのです。
仏教徒ではないですが、仏教の精神のことを書いた本には「お互いにひとは迷惑をかけあわずには生きていけない。だから、それを耐えることが大事なのです」とあって、それは実にいい考えだと思うのです。
幸せな忍耐といいますか・・・。そのほうが、世渡りでもパートナーとのつきあいでも楽だとも思うのです。

でも彼は、この本に傾倒していて、私がそういった考えを持つことを嫌がります。
ときには「僕が、自分がしたいことしたらだめなのか」「何かしたいときは、許しをもらわないといけないのか」「勝手にやったらいかんのか」と、ヒステリックになります。

ようは、彼は、自分がしたいと思ったことを相手がいやがってもそれを「クレージーメーカー」とみなして、それをさせてくれないことは不幸でがまんができない・・・という性格に、本の影響でなっているように私は感じています。
そしてそれをさせてくれない(思想が違う)私を、非難します。

本を読むようになる前のほうの彼のほうが、もっと理屈っぽくなく自然体でいい雰囲気だったように感じます。
でもそれは事後論なので、どうにもなりません。

今のこの状況はどう打開できるでしょうか?
彼はもともと自分勝手で、私に黙って私がいやがることをして事後報告をして、それを許さないと「ちゃんと言ったのになんでそうなるんだ」と怒る・・・というタイプなので、はれものにさわるような感じで対応しないと難しいのです。心療内科では広汎性発達障害とも診断されているひとでもあるのです。(ネガティブ思考など・・・)

どう言えば、彼は、「お互いに同じ本の内容に傾倒しなくてもそれはたいした問題じゃないんだ。もっとリラックスしていい。」ということを理解してもらえるでしょうか。
よいアイディアがあれば、ぜひ教えてください。よろしくお願いいたします。

A 回答 (5件)

 こんばんは。


 まず、貴女の仰っていることは現実では正しいです。やはり人間というものは二人いれば、必ず何かしら我慢しなければ一緒には居られない動物です。
 カウンセリングの本は奇麗事と言っても良いかもしれません。(カウンセラー業界の方に申し訳ないのですが……)
 「自分のやりたいようにやりなさい」とはよく言われます。しかし本当に自分のやりたいことを全てやってしまうと、もはやそれは『迷惑行動』の可能性が高くなるでしょう。
 「幼い頃の自分や、憎しみを癒しましょう」とも言われますね。でも私たちは人間です。悲しみも、憎しみも、一生背負って生きていくのではないでしょうか? だからこそ、嫌な感情があるからこそ、喜びや楽しみが増えるのではないですか? 少なくとも、『無理に癒やし』ても、それ自体が苦しいと思うのですが……。
 私も彼のように『特定』の可能性に縛られていたことがありました。ここで、このように彼に提案してみてはいかがでしょう。
 『全ての考えは可能性でしかない』と。つまり、彼の信じていることも可能性でしかないと悟らせてみてはいかがでしょう。彼は恐らく「これは絶対大丈夫だ!」と色々言って正しさを証明するでしょう。
ですので、以下の流れでいきましょう。
 「○○(彼の名前です)、全ては可能性でしかないんだよ」
 「そんなわけない。俺が正しいと思う。」
 「じゃあ、貴方のその考えは正しいと証明されているの?」
 「証明できる!」
 「でも、実はこの世界の学問は全て可能性なんだよ?」
 「では、そのことを証明できる?」
 「出来るよ。たとえば、1+1=2と言われているよね? でも粘土の場合は1+1=1だよ。だって、くっつくじゃない。この世界の学問は数学が基礎で成り立っているんだよ? でも、数学が正しくないことが今証明されたよ。だって、1+1=2の前提で数学が成り立っているから、その矛盾を出したんだから。じゃあ、他の学問だって基礎となる数学が矛盾しているんだから、どこか矛盾しているんじゃない?」
 と、言ってみてはどうでしょう。つまり、『全ては可能性でしかない』と彼に悟らせる以外の方法は私は浮かびません。
 参考にしてください。
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この回答へのお礼

とてもご丁寧な回答をありがとうございます。
カウンセラーの方は、最初はいい存在だと私も感じていたのですが、恋愛に関して、以前は「女性は男性に何も求めずに努力して全力を尽くすひとにこそ、愛情は与えられる」とのべた本をすすめてくださったのですが、今は「昔はそうだったけど」と前置きして、今度は「男性のために何かしないことで、男性が自分を追うようにする」という本をすすめるのです。
なんとも・・・筋を通していない方だという不信感はあります。本に傾倒していると同時に、その本の礼賛者であるカウンセラーにも信頼を置いている彼ですので・・・根は深いと思いのかもしれません。

確かにb-w-step様がおっしゃるように、本はきれいごとでもあるとおもいます。
私も、啓発本はいろいろ読みますが、全部吸収するではなく、いいところをピックアプして、それをつなぎあわせたパッチワークを心に着せているかんじです。


彼は、幼い頃に苦労から逃げさせてもらっていた(両親の教育が完全でなく、中退や、親のお金の使い込みなど・・・)ので、苦労のすえの成功体験があまりなく、そのせいで、この本のいうとおりにさえすれば、今の自分に自信が持てるようになると、すがっているのかなと感じています。

”特定”の可能性に縛られていらっしゃったんですね。でも、それから解放される体験もされている方のアドバイスなので、とても役立ちそうです。

なにぶん、あの本をすすめたカウンセラーの意見をきこうとしている彼のため、カウンセラーの方から離脱しない状態で私が一生懸命といても、「どっちが正しいんだ!?」と混乱させてしまいそうですが、それ以外に方法はないと私も思います。

数学の話は彼も好きなので、そういったたとえなら、心を開いてくれるかもしれません。
これも可能性ですが、0,001%でも可能性があるなら私は試したいと思います。ありがとうございました・・・!

お礼日時:2009/12/27 13:45

物事について、覚えるのには集中力が、教えるのには忍耐力が、それぞれ要になると、私は考えています。


根本に、あなたが彼との関係を維持したいとのぞんでいること、それが一番かけがえのないことだと思いますが、本当に人生は山あり谷ありです(笑)

また、いざという時に、当人達でだけ、抱えこんでしまわず、様々に緊急避難をするのは、肝要なことです。

前置きが長くてすみませんが、結局の所、お話の彼自身の生活態度や生い立ちについて、よく理解し合い、そこから、二人で新たに人生を積み重ねていたい。

と、そこからしか、話は始められないように、思います。

例えば、あなたと彼は、地球上の約4万キロの円周上に立っているとします。

そうしますと普通は、肉眼で見える距離にしか気づくことはできません。

ですが、本当は、肉眼では見えない地球を一周してたどり着く道も、あるわけです。

だから、ひとつしか方法が無いと言うのは、まだ地上が平面だとしかわからず、球体だと気がついていない、ということです。

もし、あなたが参考にできるとお感じいただけたら、文字通り(笑)、参考にしてみてください。
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この回答へのお礼

とてもハートウォーミングな考え方をありがとうございます^^
(笑)って、ほんとうに、”人間の笑顔はひとを幸せにする”って、ありますね^-^

ちなみに、緊急避難・・というのは、たとえばどういったことの例があるのでしょうか?

彼の場合、カウンセラーをすごく信頼しているので、ふたりで何かあったらカウンセラーにかかろうとします。というより、私に問題があるせいでこうなってるから私が2万以上を出して私がカウンセラーにかかれと言うので、困りものです。。。

気晴らしに出かけようといっても、この現状が解決しないとその気にならないといって寝込んでしまいます。解決しないから出かけよう。。。というのは、彼には通用しにくいのかともおもいますが。。。(メンタル面での病があるので・・・)

いずれにせよ、道はひとつではない・・・・と、そして今考えていることは、可能性でしかない(一方可能性だと期待できるもものある)・・・とか、いろいろ頭と根気を使ってやっていこうかと思います。

彼は「こうだ」と思い込んだら、それはもう「絶対」であって、他人の意見をききいれないところが困りものですが、それでもやるっきゃないという状況ですね。。。

あと、私が言うことに納得してもらえても、またカウンセラーと彼が接したときに、あの本を100%信じてやってみてというコーチングを受けてしまったら、元の木阿弥かも・・・とか考えてしまいますが。。。

カウンセラーとのかかわりをやめてみてもらう術もあれば。。。。とも考えてしまいます。

お礼日時:2009/12/27 14:56

広汎性発達障害はいろんなタイプがあるようです。


特効性の適当な飲み薬もないようですね。

>彼は、自分がしたいと思ったことを相手がいやがってもそれを「クレージーメーカー」とみなして、それをさせてくれないことは不幸でがまんができない・・・という性格に、本の影響でなっているように私は感じています。

これはO歳児のタイプですが、彼は本で自分のもともとのそういう傾向を正当化して、退行したのですね。

>でも私からすれば、そうやって目くじらをたてずとも、紅茶はいつでもいれなおせばいいし、助けてあげればいいのでは?自分だって誰かにいつか、どうしようもないお願いをせざるをえないこともあるかもしれないし、お互い持ちつ持たれつの心でいるほうが幸せでは?と考えてしまうのです。

これは3~5歳児のタイプなので、ここらあたりまで成長しなおしてくれるといいのですが。

西欧は幼児に厳しい体罰でしつける親が8割です。そのため親の脅威が潜在心理の壁となって、成人してもしたいことをできない大人が多いので、あの本が有効なのです。

彼は幼少時に親の暖かい愛情を充分うけておらず、妙な目標を押し付けられるような早期幼児教育でも受けたのでしょう。
おんぶに抱っこの育てなおしが必要なのですが、彼が自覚しないと困難です。
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この回答へのお礼

ご丁寧な回答をありがとうございます。

今も薬を服用していますが、おっしゃるとおり、まだなかなかいい状態にはなっておりません。。。


ご意見をうかがって、ハっとしました。
つまり、西洋の本が日本人には合っていないということです。

実はそのカウンセラーが推薦した恋愛本があったのですが(「ルールズ」エレン・ファイン+シェリー・シュナイダー)あまりにムリな内容のため(女は男性に何もしないほうが愛情を受けられるという内容)、こちらでその内容はどうなのかだろうかと質問させていただいたことがありました。そのときに、それは男性が肉食系である外国だから有効なのだと回答があり、なるほど・・・と思いました。

どうにも・・・あのカウンセラーは、日本人に合わないものを日本人にすすめているようですね。。。

確かに彼は幼少時親の愛情を充分うけていなかったようです。ただお金を渡され、甘やかされ、その結果登校拒否したり仕事が続かないたびに、他人と比較され嘆かれて・・・という状況だったようです。

でも私がよかれと思ってアドバイスしすぎると「母親か!」とどなるので、この兼ね合いがまたとても難しいです。。。汗

彼が自覚するには・・・どうすればいいのでしょう。。。

正直、カウンセラーの意見を「正しい」と傾倒している結果ですので、「カウンセラーが外国の本をすすめてるけどそれは日本人には完全にはあてはまらないかも。。。」と言っても、「それは、●●(私の名前)がのぞむような形に僕をさせたいからだろ!」と言って私のほうにダメダシをする姿が目に浮かびます。

このときの、うまい言い回し・・・彼が、柔軟に話しを聞けるような説明のしかた・・・があれば、ぜひお伺いしたいです。

お礼日時:2009/12/27 13:59

価値観がずれてしまい、彼氏があなたの考えを認めることができない以上これ以上は難しいのではないでしょうか?



セラピストに洗脳されてしまったと言ったら過言でしょうか。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございました。
セラピストの方に洗脳というのはある点で当たっているかと感じます。セラピストといえど、ひとりの人間であって、世界規格の考え方のルールがあるわけでもなく、どういった考えでどういった本をすすめるかは、ひとにより違いますし、セラピストがかかった人間はそのセラピストの考えをそのまま受け入れることになるわけですから、ある意味こわいところもあるとおもいます。

お礼日時:2009/12/27 13:47

人生をともに歩むためには、価値観や人生観が合わないと難しいです。


それでなければ、お互いが相手との違いを財産として許容できる心を持っていないとなりません。

 いずれもできないとなると、大きな負担が双方にかかります。決してうまく行きません。

 話し合いしかない。無理ならあきらめるしかないです。これからの長い一生・・これからが本当の人生。お互いのために何がよいか・・
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。

価値観が違うと難しいというのは分りますが、私は彼がその本に傾倒していてもいいとは思えているのです。
たとえばアメリカの夫婦が、それぞれ違う政党を支持していても成り立っているみたいに、私は彼がその本のとおりにしたいならそれもいいと思います。でも彼が私にその本の考えを支持してほしいと考えるのが困っています。
お互いにそれぞれの考えを尊重できれば・・・と困っているのです。
また彼は、メンタル的な病もあるので、その影響もあるとおもうので、この問題で即別れるとかは考えにくいです。

お礼日時:2009/12/27 13:30

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