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最近の曲と昔の曲のメロディの違いについて疑問に思ったので質問させて頂きます。

よくテレビなどでCD、着うたなどのランキング番組が放送され、新曲や10年前のトップ10~などを耳にする機会があるのですが、
その曲がいつ発売されたのかということを全く知らなかったにも関わらず、
「この曲は古い曲だな」「この曲は最近流行りの感じの曲だな」
と、聞いただけでその曲がいつの年代のものなのかを分かることがよくあります。

この10年以内の曲、10以上前の曲、20年以上前の曲とハッキリとした節目がある訳ではありませんが、
その当時のランキングと今のランキングを比べてみると
曲調、メロディーになにかその年代ごとの癖があるように感じます。

クラシックと演歌など、ジャンルそのものが違うという訳でもないのに、どうしてこのように今の曲と昔の曲とで違いを感じてしまうのでしょうか?

また、最近の曲の流行りと、1990年前後の時代の曲の流行りとで、具体的にはどのような違いがあるのでしょうか?

どなたかご解説をお願いします。

A 回答 (4件)

#1の方の言うように、音節を無視して「メロディに言葉を乗せている」だけで


「唄っている」感じの歌がなくなったのは大きいと思います。
また、リズムだけじゃなくて「音」も随分変わりました。

昔はたとえば童謡のちょうちょであれば
日本語の「ちょうちょ↓」にちゃんと音も上から下に動くものに
さくら↑であれば音も下から上に…。

最近の曲はこういった音の動きをあえて無視するかのような載せ方が多いので
一瞬聞き取れなかったり
文章を語るような歌い方のできる歌手が減ってる気がします。

最近の歌手でも意味を伝えるような、感情をこめて読むような歌手もいますが
多くは機械的に歌と歌詞が独立している感じがします。

カエラさんのバタフライとかは、割と流行のない素直な載せ方に感じます。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。
確かに、最近の歌は「唄」というより、人間の声も楽器の一部とみなした「曲」といった感じがしますね。

いくら素敵な歌詞が付いていても、それがただの付属品のようなものに過ぎないのなら、
「歌うこと」でその曲に込められた感情を伝えようとしても難しくなって当然ですね。

最近の曲を考えてみても、「イメージ」よりは「耳あたりの良いメロディ」ありきで曲が作られているような印象を受けます。
そのため、「同じような曲ばかり」だとか、「いまいち印象に残りにくい」といったものばかりになってしまっているのかも知れません。

私も木村カエラさんのButterflyを聴いて、一目で気に入りました。
この曲は友人の結婚式で、新郎新婦に送るプレゼントとして作曲されたそうですが、
最初から最後まで目的が「結婚式でのプレゼント」として作られているためか、
曲の方向性や歌に込められているイメージがハッキリしていて印象強く、
何度も頭の中で反芻することが出来ました。

もしかしたら最近の曲は、「売れる」ことばかりを意識していて、そのため何が何だか分からないような曲になってしまっているのではないでしょうか?

お礼日時:2010/02/04 03:32

音楽は、古い昔の歌程、調和が情緒があるので良いです。

現代人は不調和な雑音が好きです。理由は、現代人が、脳の欲望に支配されているからです。脳は、変化と刺激を欲するので、過剰な不協和音、難しい歌詞、不自然なリズムなど、雑音化がエスカレートして、不調和な音楽が進展しています。不調和な音楽は、人の精神衛生に悪影響を与えています。自然の動物や植物は、調和音にだけ反応します。雑音を好むのは、人間だけです。それは人が脳に支配されてるからです。日本人は、情緒が、あふれた調和音で、自然リズムの伝統音楽で、調和な心を、調和な音楽を復活しましょう。演歌、義太夫節、雅楽、神楽、能、長唄、端唄、民謡、 平家物語、
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。
人間だけが雑音を好む、というのは初めて知りました。

考えてみれば、今流行りの曲はメロディのナチュラルさよりは、耳あたりが良いかどうかを意識して作られているような感じがします。それが、調和の不自然さに繋がってしまうのでしょうか。

お礼日時:2010/02/15 06:41

#2です


>最近の曲は、「売れる」ことばかりを意識していて、そのため何が何だか分からないような曲になってしまっているのではないでしょうか

というのもありますが、今現在の都会的な生活スタイル、豊かな中で
生々しい感情や個別なシーンよりも
無機質だったり、断片的な言葉やシーンの方が好まれるというのもあるのではないでしょうか。
特に、音楽機器も普及してダビングも容易になりました。
それなりに子供の頃から音楽はたくさん聴けるしレンタルも充実してる。
使い捨て的な音楽ではじっくり聞き込むよりも、より新しく感覚的でファッショナブルになっていったのではと思います。
つまり、売れ方の回転がかなり速くなったんだと思います。
特に小室ブームあたりから、ノリ重視のダンスミュージックに
張り上げるような高い声で歌い上げるものが増えた気がします。

アイドルブームの歌手とはいえ松田聖子さんなんかもちゃんと
歌を「意味のある言葉」として歌ってた記憶があります。

私の好きな歌手にCoccoさん、kokiaさんがいますがこの二人も言葉を言葉として発している感じがします。

昔音楽を学んだ人が歌に歌詞を付けるときに
「これじゃ日本語の発音と逆の音になる」と頭をひねっていたことがあります。

音楽や芸術が既成のものを壊して新しくなっていく部分を考えると
これをあえて無視して「新しい」感を出すのは仕方ないのかな、とは思いますが
何年も繰り返し聞いたり、そらんじたりする歌はないと感じてしまいます。
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いくつか違いはあると思います。


リズムが複雑で、音符が細かいものが多くなったこと。
男女ともに音域が高くなったこと。
サンプリング、スクラッチなど、クラブDJ的手法によって作られた音が一般化したこと。

でも一番大きいのは、「日本語の乗せ方」の変化だと思います。
詳しくは、私が4年前ぐらいに回答した以下の過去質問が参考になると思います。
http://oshiete1.goo.ne.jp/qa1926249.html

参考URL:http://oshiete1.goo.ne.jp/qa1926249.html
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この回答へのお礼

ありがとうございます。
過去質問も、とても参考になりました。

考えてみれば確かに、最近の曲はカラオケで歌うにしても「とても人間業とは思えない」と思えるような音(良い意味でも悪い意味でも)で歌われている曲が多いですね。
CDに収録されている歌と、生放送などでアーティストが実際に歌っているのとで「あれ?この歌手下手になった?」と感じることがあったのはこのためだったのでしょうか。

録音・編集機器や技術が発達して元の音に色々な手を付けられるようになったことは表現の幅を広めてくれはしたものの、このような、自然さや親しみ易さといった、自然と口ずさみたくなるような要素を奪ってしまったのかも知れませんね。

お礼日時:2010/02/04 03:19

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