dポイントプレゼントキャンペーン実施中!

先日、リサイクルショップで木綿地の反物を購入しました。
バラの花模様が織りこまれている、わりあいと華やかなものです。
一見したところ、いわゆる「浴衣」よりも「絣の着物」に近い布地なので、「裏地を付けて着物として仕立てるもの」と思って買ったのですが、もしかしてこれは浴衣地でしょうか?
「木綿地=浴衣地」と、最近耳にしたもので、着物の知識が全くない私は混乱してしまいました。
近頃、デパートの広告などで、いわゆる浴衣らしくない模様の(友禅っぽい感じに見える)浴衣を見かけることなどもありますし、やっぱり私が購入したのは浴衣地なのでしょうか?
浴衣として着てもいいものだったら、自分で本を見て縫えるかな、とも思っているので、それはそれで良いのですが、どちらなのか判断がつかず困っています。

A 回答 (1件)

こんにちは。

少しですが、着物を仕立てているものです。

一般的な浴衣地は、岡木綿(真岡木綿)と呼ばれる、
平織りのものに型染めをしたものです。
今の浴衣地も平織りだけでなく、また、綿だけでなく、
いろいろと種類が増えました。

綿の反物は浴衣地だけでなく、日本各地にたくさんあります。
綿唐桟と呼ばれる反物地は、縦に長い線が入っていたりします。
久留米絣は、代表的な綿の絣の反物地、織物です。
今の時代は、綿の着物は浴衣以外、あまり着られなくなったため、
織物の種類はあっても、あまり見かけなくなってきてしまいました。

…さて、そのバラの花模様の反物ですが、
絣のようであるとのことですが、これだけだと、
どこの織物なのかはすみませんが、わかりません。
でもなるべくならば、袷にしていただきたいのです。
それは、岡木綿のように、地の目がたぶん詰まっていないだろう
と思われるからなのです。浴衣の仕立て方をしてしまいますと、
縫った縫い目のところが、着込むうちに広がってきてしまうことも
ありえます。

でも、袷にしなくて、単に仕立てることも出来なくはありません。
その仕立て方は、絽や紗の盛夏用の単の着物の仕立て方と同様に
する、ということです。
背縫いに背伏せ布というものを付けて縫い込み、くけるか、
ずら伏せと言って、片方の背縫いをずらし縫い、背縫い部分を
丸め込むようにして、背の部分をくけ縫いしていくのです。
こうしますと、背縫いの部分の処理がうまくできて、
絣などの粗めな織りの反物でも、痛みが少なくてすむはずです。
いしき当てはこの縫い方の場合、つけなくて良いです。
あとは、衿の縫いに付けて補強するための肩当てをつけるか、
衿肩明の部分に力布という、耳の形のようなものをつけて、
衿を衽から身頃へと斜めに縫い付ければOKです。
背縫い以外は、衿をバチ衿にするのならばあとは同様と
考えて縫って良いです。

…ちょっと専門的だったかも?
でも、出来ますよ!きっと!

いつまでも、着物好きな素敵な方でいてくださいね。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

近頃、着物がとても気になり始めていたのですが、、、自分が全く着物のことを知らないのだなあと、今回、あらためて思いました。
綿地の着物は、昔は普段着としてたくさんあったのですね。
自分で仕立てたことがあるのは浴衣だけなのですが、単だったら、出来上がったものをお手本にして頑張ればできるかもしれませんね。okoaさまからのアドバイスを参考にして、頑張ってみようと思います。
これを機会に着物のことをいろいろ勉強して、もっと身近に着物と接する生活ができればと思います。ご親切なご回答、どうもありがとうございました!

お礼日時:2003/06/04 18:01

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!