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ドコモの505シリーズのカメラ部分の性能について発売前のものには,カメラ有効画素数と最大記録画素数という項目があるのですが,現在発売後の機種であるSO,Dのスペック表にはカメラ有効画素数の項目しかありません.

この2つの意味がよく分かりません.SHはカメラ有効画素が100万に対して記録画素が79万と記録の方が小さいですし,すでに発売しているDは発売前にはカメラが63万画素ですが,記録画素のほうは100以上とかいてあったと思います.
もう何が何を表しているのかわからなくなってきました.どなたかお教えください.

A 回答 (3件)

Q/79万画素で記録したものと、D505の有効60万で撮影し、120万で記録したものではいったいどちらが画質がよいのでしょうか?



A/まず、疑問点が出たときには、できれば補足欄の方におねがいします。メーラーでNew Remarkフォルダと分離しているので、補足を逃してしまう場合もありますので・・・

本題です。
画質は、基本的にハニカムの方が上になるでしょう。ただし、全ての撮影対象物に対して高画質になるとは限りません。あくまで、全体の平均として画質がハニカム技術を用いたカメラの方が上になることが多いというだけです。
ただ、ハニカムCCDは斜めの線に弱いため、そのような被写体に対しては若干ジャギー(まっすぐな線がギザギザに見える)が目立つ場合があります。


Q/SHはせっかく100万で撮影できるのにわざわざ記録の部分で画素数を落としているのはなぜなんでしょう

A/先の解答では曖昧でしたから、詳しく書きましょう。通常のデジタルカメラはデジタル補間処理をしない限り総画素(最大画素)に対して有効画素は少なくなります。また、たとえデジタル補間処理が伴っても、実際にCCDで撮影されている画素(有効画素)と搭載しているCCDの最大画素(総画素)では有効画素の方が低くなり、その低い有効画素を元にデジタルで解像度を向上させる措置がとられますので、見かけ上、総画素(最大画素)より高い記録画素があっても、技術的には撮影画素は総画素(最大画素)より低くなります。

これは、次のような理由によります。

まず、コップにお茶を注ぐときにコップのどの位置までお茶を注ぎますかね?多くの場合、すり切れいっぱいまで注ぐことはなく、8分目か9分目ぐらいまでのはずです。カメラでも同じで、基本的に捉える光より、それを撮影する記録装置の方が大きく設計されています。
そのため、使われない部分(オプティカルブラック)がCCDでも生じます。

これは、光を集める力を高め、より綺麗に撮影するためと、コスト面で安くするためです。

前者は、無駄に光を消費するより、使われない撮像素子(CCD)があっても光を無駄にしないよう設計されているのです。なぜなら、画質はこの光に関係するためです。光と単純にいいますが、光とは写真を撮るには絶対に必要な物で、我々の目が見えるのも光のおかげ、全く光がない場所では私たちは盲目の方と同じで景色を見ることはできません。もちろん、カメラも同じで、撮影はできないのです。
その光の集まりが弱いと、写真が暗くなるだけではなく、ノイズが出る原因となります。そのため、いくら画素数が高くても画質が低下し、より画素の低いカメラより見た目の印象が下がることにもなりかねないのです。
そのため、通常CCDには使われない部分があるのです。


さらに、後者の理由もあります。
上の理由をふまえても、もう少しCCDのサイズを十分使い切るように合わせたほうがコストが下がるのではという人もいるでしょうが、それは違います。CCDは精密な電子機器ですから工場で生産します。一度に大量に作ることで安くなりますので、通常は数万個以上の単位で作るのです。そのときに、わざわざ、特定の製品のためにあるサイズのCCDをぴったりに製造すると、それに併せて工場の生産体制を変更する必要が生じることがあります。そうなると、その都度、工場の設定が必要でコストが上がります。
すると製品にコストが上乗せされ、値上げに繋がるのです。

そのため、最近はCCDに限らず大量生産が可能な機器は、ある程度汎用性(別の機器などに使えることを前提にする)を利かせて製造します。この場合は、携帯での利用ですが、もしかすると他の機器にも使っているもしくは使うために作られた物かもしれません。
それが結果的に大量生産に繋がりコストを下げる役割をしているのです。そうなるとどうでしょうね。

ちなみに、機器によってはこれとは別に、他の回路上や電力上の問題で画素数が意図的に下げてある物もあります。

いかがでしょう。
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この回答へのお礼

>まず、疑問点が出たときには、できれば補足欄の方におねがいします

失礼しました.最近使い始めたもので,そのあたりの使い方がよく分かっていませんでした.

ご回答ありがとうございます.
つまり,SHの方はあくまで見かけ上で100万画素としているだけということで,実際にはもっと低い画素数で記録されているということですね.詳細なご説明,どうもありがとうございました.

お礼日時:2003/06/06 15:09

私もハッキリ確信を持っている訳では無いのですが…



有効画素数
デジカメ内部のCCDがどの位画素を有しているかを表すには総画素数で表します。
で、実際に撮影の際に実際に使っているのは総画素数全てを使っているのではないのでその使用部分の画素を有効画素数と言います。

最大記録画素数
撮影をした際に解像度をいくつで保存するか選べますよね?
例えば600×400とか。
これを最大にした時が800×600だったとします。
この計算を行うと800×600=480000画素(最大記録画素数)
となります。
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有効画素とはそのままの意味ですね。

実際に有効(利用可能)な画素ということです。CCDは通常は搭載しているCCDの全てが撮影に使われるわけではありません。
一部のCCD素子は使われないのです。
これは、取り込む光(撮影対象物)をできる限り綺麗に撮影するための措置で、CCDの方がレンズより若干大きいためです。

最大画素とは、カメラに実際に搭載されているCCDの画素数で、撮影に使われない部分も含みます。


ここまでは、あくまでCCD上での画素数です。前者が撮影に使う画素、後者がCCD全体の画素数です。


記録画素とは、撮影した画像をデジタル処理した上で記録メディアなどに記録する際の画素数です。通常は、最大画素数と同じ画素数が最大記録画素となりますが、例外もあります。

たとえば、デジタルカメラによっては、デジタル補間処理を用い、画素数を擬似的に増やす手法が取られていることがあります。

例を挙げると、富士写真フイルムのハニカム(蜂の巣の意)と呼ばれるCCD技術を用いた物があります。(ドコモの100万画素相当携帯にはこの技術が使われており、実際の撮影能力は60万画素となります)

このような技術を用いると、撮影するCCDの有効画素数より高い画素で映像や写真を記録をすることができます。
このような場合は、記録画素数が有効画素数を上回ります。
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この回答へのお礼

非常にわかりやすい説明、ありがとうございます。
さらに疑問点が出てきたのですがよろしいでしょうか?
ではSH505の有効100万画素で撮影し、79万画素で記録したものと、D505の有効60万で撮影し、120万で記録したものではいったいどちらが画質がよいのでしょうか?
それにしても、SHはせっかく100万で撮影できるのにわざわざ記録の部分で画素数を落としているのはなぜなんでしょうね。

お礼日時:2003/06/06 10:01

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