差金決済の禁止について

話を簡単にするためにA株式とB株式とおきます。
軍資金は１０万しかなくA株式が８万、B株式を７万とします。

１日の中で同一銘柄の買い→売り→買いが差金決済の場合、法律でだめだと教わりました。
この間、何気なく某サイトを見ていたら、売買してから４日後に受け渡しが成立すると書いてありました。

質問１
ということは、１日だけではなく、４日後に取引がきっちり成立するまで
同一銘柄での取引はダメってことでしょうか？

質問２
A銘柄を買って、同じ日にA銘柄が９万円になったので売ります。
その資金でB銘柄を買うことはできるのでしょうか？？
４日後に受け渡すルールだとA銘柄を買った代金８万円は手をつけてはいけないので
ダメのような気がしています。

No.2 ベストアンサー 回答者： jugger 回答日時： 2010/02/26 12:17

Ｎｏ１です。

同一銘柄に関しては差金決済に当るので禁止ですが、違う銘柄だと差金決済にはならないのです。
これはなぜなのかと聞かれても、はっきりとは分かりません。証券業界ではそう言う取り決めになっています。
ある説では、手数料を稼ぐために違う銘柄だとＯＫにしたと言われたりしています。
一日で違う銘柄を何度も売買する事をループトレードと言います。
ループトレードならわずかな資金で、何度も売買を繰り返す事が可能です。
このループトレードに対応していない証券会社もありますが、現在では多くの証券会社が対応しています。
売却するたびに買い付け余力は復活しますので、違う銘柄を買うことは出来ますが、決済するまでこの資金を出金する事は出来ません。

参考URL：http://kabuword.aikotoba.jp/loop_trade.htm

この回答へのお礼

ご丁寧に有り難うございます。
少しjugger様の投稿を基に自分で調べてみました。
あるサイトでは仕手のような投機を防止するためとありました。
暴騰とかおこった場合に手持ち資金が少なくても、何回も売買できるのは
確かに便利だと思いますが、市場の混乱に拍車をかけるようですね。

手数料を稼ぐために違う銘柄はOKなのですか。
この辺も業界と行政の駆け引き（癒着？）みたいなものがありそうですね。

お礼日時：2010/02/27 12:12

No.1 回答者： jugger 回答日時： 2010/02/22 14:29

たとえば１０万円で買った株を、その日のうちに１１万円で売ります。

そうすると普通は買った日を含めて４営業日後に、１０万円を支払って１１万円を受け取ります。
これをしないで、差額の１万円だけを受ける事を差金決済と言います。
これは証券取引法で禁止されています。株は禁止されていますが、先物などでは差金決済が使われています。
買い⇒売り　または　売り⇒買い　に一往復使った資金は、もうその日には同じ銘柄に使えません。
これはその日だけです。翌日にはＯＫです。また違う銘柄であれば、同じ日に何度でも売りでも買いでも使えます。
こういったことを防ぐためには、少し多めの資金を準備しておくようにしてください。

この回答への補足

ご回答ありがとうございます。
１日に同じ銘柄のみ売買１セット以上の取引はダメであとはいいようですね。

するとこの制度は何のためにあるのでしょうか？
私は取引が成立するまで手持ちのお金は動かしてはいけないと思いました。
普通に考えてもよそ様と売買するとき、そのお金を期間が来ていないからと
他に流用するのは着服と同じだと思います。

こう考えていたから質問１も質問２もダメかなと思っていたのですが、
じゃあ、このルールは何のためにあるのでしょうか？

補足日時：2010/02/23 10:37