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清水玲子さんの「秘密 -トップ・シークレット-」の1巻(2001)、
貝沼の28人殺しの事件で理解できていない箇所があり、質問させていただきます。

前提
◆鈴木は薪を気遣い1人で貝沼の脳を全て見て、そして亡くなった。
◆貝沼の脳やデータは鈴木が破壊してしまったので、その後捜査が打ち切られた。
◆1年後、青木が鈴木の脳を見ることで貝沼の本当の動機を知った。

疑問1.
鈴木は当時唯一、貝沼の脳を全て見てたわけだし、
鈴木の脳を見れば事件の真相がわかる、と当時、誰も思い至らなかったのか?

疑問2.
1年後青木が思いたつまで、誰も鈴木の脳を見なかったのに
なんのために鈴木の脳(もしくは鈴木の脳のデータ)は保存されていたのか。

1については、鈴木が貝沼の脳を「全て」(薪へのメッセージの部分)
見ていたとは知らなかったからとも読み取れるのですが、
そうすると疑問2がわいてきてしっくりきませんでした。

ご存じの方がいたら教えてください。

A 回答 (1件)

夜に読み返していたら、たいへん怖くて眠れなくなりました‥‥




1.6巻(過去編)からの情報もあります。
“28人殺し”にはメンバー全員であたっていて、鈴木が死んだことで、このときの第九は薪さん一人になります。薪さんの精神状態のこと、第九内での射殺事件が問題になったことなどの理由から、捜査が打ち切られたのではないかと。
人手不足のところを、すでに死刑になった事件よりも未解決のほかの事件を優先させた、という見方もできます。


2.亡くなった捜査員二人についても、失敗はしたけれど脳の保存をしようとした、という箇所がありました。第九捜査員の脳は(ほかの事件についても)重要な証拠物件なので、基本的に保存しておく決まりなのではないでしょうか。
これを改めて見なかったのは、“28人殺し”については1.のとおり。
鈴木の死因については、防犯カメラなどの物証が十分だった(6巻より)ため、最終手段である第九MRI捜査の必要がなかった、と考えられます。


こんなかんじで一応説明はつきましたが、いかがでしょうか。
わたしの推測で補っているところも多々あります。
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この回答へのお礼

>1.
第九内での射殺事件の上、捜査員の脳を調査することも重なったら
さらに対外的にも第九の評判はガタ落ちになってしまいますよね。
それよりも他の事件の調査を優先・・・なるほどです!

>2.
第九捜査員の脳は保存される(こともある)とするならば
たしかに、薪さんが防弾チョッキを身につけていることにも説得力が増しますね。

どうもありがとうございました!

お礼日時:2010/03/08 21:53

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