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宮崎駿監督作品の『崖の上のポニョ』が理解できません。
理解できないポイント。
●リサの子供を危険にさらす無謀な車の運転や、嵐の中5歳の子供を家に置いて出て行く行動。
●宗介がポニョに「守ってあげるからね」と言いますが、5歳の男の子の言葉に重みを感じません。
●宗介が「魚のポニョも半漁人のポニョも人間のポニョも好き」と言いますが、重みを感じません。

一方、一緒に観に行った小学生の子供は、面白かったと言っています。
僕も、海の波を魚にするといった表現は凄く素晴らしいと思います。

宮崎監督自身「5歳の子供が楽しんでくれたらうれしい」と仰っていますが、正直僕には、ポニョが宗介の家に来たところ以降の場面は楽しめませんでした。

子供が面白いと思ったところはどのような場面なのでしょうか。
また、何故そう思ったのでしょうか。

理屈ではこの映画は楽しめないと思いますし、子供は楽しめているようなので、楽しめない原因は自分に原因があるのだと思うのですが、それが何かを知りたいのです。

お子様の実際の感想などを参考にしてお答えくださると幸いです。

A 回答 (6件)

うちの娘4歳かぽにょを気に入っているのは単純に場面の展開が早い事。

スピード感があって乗れる事、難しい言葉が無いので理解しなくて良い事、食べ物がおいしそうな事、ぽにょが妹に似ている事のようです。

ストーリーは分かっていないでしょう。何故母を名前で呼ぶかとかぽにょはどうやってこれから暮らして行くとか子供は考えませんからね。

トトロは名作だとおもいますがぽにょはやっぱりいまいちな気がします。しかし1時間以上4歳児と2歳児を夢中にさせる映画も少ないのでそう言う意味では良い作品です。
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この回答へのお礼

こんにちは。

実際のお子様の意見を有難うございます。
なるほど、展開の早さ、スピード感、言葉、食べ物、妹さんに似ていること、など納得できます。
こういうところを子供たちは楽しんでいるのかと、推測することが出来ました。

トトロは大人でも楽しめる映画だと思うんですね。ストーリーが無いように見えて、でも根幹はしっかりしているからでしょうか。
一方ポニョは、途中のカタルシスが有る部分までは楽しめるのですが、それ以降のストーリーがいまいちで……

そのストーリーを作った宮崎監督の考えに少しでも近づきたかったのですが、今の僕には荷が思いようです。

ようは、小さなお子様を夢中にさせる魅力が有るんですね。

お礼日時:2010/05/11 09:33

私の知人のお子さん達の「ポニョ」に対する反応は概ね好評のようですが、それはポニョのキャラクターの可愛いらしさと、「ポ~ニョ、ポニョ、ポニョ、魚の子~…」という主題歌が子ども達の心を掴んでいるのでは?と個人的には考えています。



特に主題歌は、一度聴いたら忘れられない、実に印象的な歌ですし、「ポニョ」の映画公開に先駆けて、この主題歌を発表し、まずはこの魅力的な主題歌で、観客の心を掴んだのが、この映画のヒットした大きな要因になったように感じます。(私的には「ポニョ」の魅力の8割りは、この主題歌にあると思っています。)

ここからは、私自身の感想になりますが、私も質問者様と同じで、あまり面白くは感じなかった派です。

おっしゃるように、リサの行動もいかがなものかと思いますし、ポニョを水道水の入ったバケツに入れる(普通、そんなことしたら魚は死にますって(苦笑))など、映画を見ていて気になる部分が多かったです。

では、なんでこういった事が気になったかと言うと、ぶっちゃけ私にとって「ポニョ」が、つまらない映画だったからです。
アラがあろうと、ストーリーが破綻していようと、映画自体が面白ければ、気にもならないのですが、残念ながら「ポニョ」には、それだけの魅力がなかったという事です。

余談ですが、最近「第9地区」を見たのですが、こちらも突っ込みどころは多いですが、面白かったので、さして気にもなりませんでした。

まあ「ポニョ」に限りませんが、面白さの基準なんて人それぞれですし、別に質問者様が楽しめなかったから人として感性がおかしいという訳でもありません。
つまらない物は、つまらない…、それで良いのではないでしょうか?
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この回答へのお礼

こんにちは。

ポニョは細かいところを考え始めると、本当に現実世界に引っ張り戻されて、集中できませんよね。
映画を観るにあたって、一つでも矛盾点を感じると、いっぺんに映画世界から現実世界へと戻されてしまいます。
ポニョは、大人にとってはそのような映画なのではないでしょうか。

とりあえずは子供の為の映画、そう思うことにします。

お礼日時:2010/05/12 22:15

こんばんは。



私は映画が好きで、その中のジャンルとしてアニメを楽しんでいます。
なので、アニメを専門的にご覧になってる方とは捉え方が違うかもしれません。

宮崎作品で、私の中では「ナウシカ」が未だに一番です。
「崖の上のポニョ」ですが、もし他人に聞かれたら、低年齢の子供にしか勧めません。
キャラクターが可愛いのと、テンポと音が子度向けのような気がするからです。

私は趣味として映画(アニメ含)を楽しんでいます。
量的には多分一万本以上見ていると思います。
そのくらい見てくると意識しなくても、ある程度の映画に関する感性などが育ってきます。
多分、質問者様も、無意識の内に今まで見てこられたアニメ等と比較して楽しめなかったと思っておられるのでしょう。
仮に、質問者様が「崖の上のポニョ」を初めて見たとしたら同じ印象を受けるでしょうか?
私は評論家ではないので、各ジャンルもしくはカテゴリーなど、特に分けてはいませんが、
同じような題材(内容とか出て来る物)では、ほぼ最初に見た物が印象に残り、好きな映画はと聞かれると必ず入ってきます。
そう考えて、もう一度見る機会がありましたら、なるべく頭を真っ白にして見てください。
印象が違ってくると思いますよ。

私はそんな感じで映画を楽しんでいます。
今回の様に敢えて「ナウシカ」が一番と上げていますが、
余程の事がない限り最低、最悪と言われる物でもそれなりに楽しむことができます。
ストーリーが楽しめなければ、
映像とか出てくる小物や風景などとか、
心理学とか哲学的にキャラを解析してみるとか、
アプローチの仕方を変えてみると楽しめる場合もあると思います。

私は、その様な考えを持っておりますので、
今回の質問者様の問に対しては、
子供は先入観やその物に対する知識の蓄積がないから楽しめる。
大人の場合は、それに対してどう考えているのか、
例えば、その人にとって娯楽なのか芸術なのか、
また、どれくらい愛着があるかどうかで変わってくると思われます。

その様な事を今回は思いました。

思いつくままを書いてしまいましたので、
纏まりのないコメントで申し訳ありません。
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この回答へのお礼

こんにちは。

映画10000本以上!いにち1本で365日見て1年。30年で約10000本……
気の長くなる数字です。
これだけ色々な映画を観ていらっしゃると、自分の中で確立したものが湧き上がってくるんでしょうね。

僕はあまりポニョを観る際にあたって期待も想像もせずに観に行ったのですが、中盤の盛り上がり以降の話はさっぱり話について行けませんでした。
正直、放映時間を短くしても良いので、中盤で話を終らしてもいいのではないかと思ったのです。

しかし、子供には、映画全編にわたって、新しい発見や冒険、自分の力以上のことが出来る世界などに魅力を感じ、ワクワクして映画に区切りづけになっていたんでしょうね。

そのうち僕も、ポニョの今は気付いていない片鱗に気づければと思います。

お礼日時:2010/05/12 22:13

あれは、踏み絵だと思います。



あれが楽しめない=大人
おあれが楽しい=子供…なのかな…と。

確かにうちの子供達は大喜びでした。2歳と4歳です。

私はやはり…

子供を乗せてドリフト走行?
海の生き物に水道水?

水害のまっただ中5歳の子供を置いてまで、スタッフもちゃんといる施設に駆けつける必要が?

5歳の子供の「好き」にそんな重いものを…

って。

でも、子供の好きな要素って入っていると思うんですよね

親の反対を押しのけて好きなことをやる
大人以上の力を手に入れたり
冒険したり…
自分の目の前に起こる不思議な出来事に出会う…
大きな使命を成し遂げる…っていう。
この世界が不思議にめちゃくちゃになったり、っていうのも楽しいんでしょうね。

親がいまいちなのは、宮崎市が「神経質症の現代の子育てに~」ってコメントがどこかにあったので
あれは現代の親への挑戦状でしょう。

確かに昔の子供達は危ないこともたくさんしていました。

個人的にはそれで淘汰もされていただろうなと思います
我が子にはそんな可能性よりも少々ヤワでいいから安全に成長して欲しいです。

子供にとっては物語が終わればめでたし、めでたし、です。

大人の自分はいずれ10代を迎えたらポニョはいずれ泡になってしまうんじゃないかなと思います。
それもまたヨシなんでしょう。

また、宮崎氏は特別な意味や細かい説明は省いて
少年が不思議と出会い、冒険して、それを乗り越えるっていうシンプルな話にしたそうです
そこも子供には楽しいのかも。
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この回答へのお礼

こんにちは。

大人からしたら、宗介の母親の行動はとても宗介のことを思って行動しているようには見えませんでしたよね。
自分中心で動いているような気がしました。

僕自身も非常に引っ掛かっている言葉と同じもので立ち止まっていることが分かりました。
それが、「「神経質症の現代の子育てに~」というもの。
表面的にみると、神経質症の子育てにエールを送るというものかもしれませんが、もしかすると、監督は映画の中に神経症の子育て、それはリサの子育てに相当するのかもしれませんが、それを暗黙に含んでいるのかもしれません。

しかし、これは子供の無眼の娯楽映画なので、そこまではっきりと全面に出すことだできない。
そこで、リサにちょっと無理な言動をさせたのではないか……というのは僕も考えたことがあります。

どちらにしろ、実際にお子様が見て、「楽しかった」というのが正直な感想なのでしょうね。

お礼日時:2010/05/12 22:08

私もまったく楽しめませんでしたよ。



いろいろ深読みすれば、それぞれのシーンに意味があるようで、私も私なりの解釈もありますが、逆にそんなものは5歳の子供には理解できないと思います。

キャラの可愛さとか、そんなところをお子様たちは楽しんだんじゃないですかね。
宮崎作品って、たいがいそうですから。

でも、それって100%、作品を楽しんだことになるんでしょうか?


宮崎作品は、大人の作家ゆえの深い深い思惑が盛り込まれていて、それをあれこれ議論するのが楽しいのかもしれません。
とはいえ、ヒット作を連発してはいても、その作風が好きな人もいればそうでない人もいる。

楽しめる人もいれば、そうでない人もいる。


ですから、質問者さんの疑問はまったく不思議でも、ましてや重症でもなんでもないですよ。
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この回答へのお礼

こんにちは。

重症に対するフォロー有難うございます。

キャラの可愛さ、ですか。そういわれますと、出てくる人物とかカンブレア紀の動物とか、子供が観ていたらわくわくするのかもしれませんね。

「風の谷のナウシカ」から「もののけ姫」までは、僕も自分の解釈をもって楽しんでいますので文句有りません。
ただ、「ハウルの動く城」からちょっと怪しくなり(それでも自分なりに折り合いつけていますが)、ポニョに至っては、解釈のしようが無かったのです。
5歳の子供が見た波の表現は素晴らしいのですけれど。

ポニョを観た子供はたぶん、子供しか分からない何か……キャラとか動きとかを楽しんでいるんですかね。

そもそも宮崎駿監督の作品、ナウシカ、紅の豚、ON YOUR MARK、もののけ姫、千と千尋、ハウルを観た子供はその話の大部分を理解できないと思うのですね。
これらはどちらかと言うと、大人用のアニメかと思うのですが。

しかしながら、ポニョを作ったのは67歳の大の大人の宮崎監督なので、そのストーリーの展開に同じ大人である私たちにも理解できる部分が有ると思うのですが、一向にその片鱗をつかめません。
(宮崎監督が天才なのだ!と断言されますとそれまでですが)

子供たちは、キャラの可愛さで見ているのかもしれませんね。

お礼日時:2010/05/11 09:25

うーん、そもそも「理解できないポイント」がズレてるような気がします。


「あんな映画みたいなこと有り得ない」だったら、「アニメじゃないか」と言えるのですけど。

あなたがどんな年齢の方かは知りませんが、テレビでも映画でもバラエティでも見たことがあるんですよね?もしかしたら、そのたびに「あれはおかしい」って言ってません?

細かすぎるんじゃないですか?
というより、細かなところだけ現実と混同してませんか?

「ドラえもんはロボットなのに充電しないのか?」
「何でクレヨンしんちゃんは、すぐおケツ出すのか」

そんなこと考えて見ないでしょ?

フィクションをフィクションとして楽しめないようだったら重症です。

あ、そうそう一点だけ明確に回答できます。
宗介は、自分より小さくて弱いものに対して男の子として「守る」と言ったのです。
例えば、小学生の男の子が幼稚園児の妹を「ぼくが守る」と言ったとして、重みを感じる必要があるでしょうか。
私は、健気な男の子の気持ちに微笑ましく思いますけど…。
そう思えませんか?
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この回答へのお礼

こんにちは。

フィクションはフィクションと見ていますし、そんな細かいことも気にしないので大丈夫だと思いますよ。

なるほど、小学生の男の子が幼稚園児の妹を「ぼくが守る」と言ったら微笑ましいですね。
そう考えると、宗介の言葉も微笑ましく思えます。

ただ、僕の甥が5歳ぐらいなのですが、その発言が何とも場当たり的なんですね……
あれが欲しいと言っていたら、数分後にはこれが欲しいと言い出すんです。
それと比較していいのか分かりませんが、5歳の宗介の発言も場当たり的な気がしまして。

宗介の「守る」「好き」というのも、本心なのでしょうが場当たり的と思ってしまって、いまいち共感を感じないんです。

でも、「微笑ましい」のは確かですね。

お礼日時:2010/05/11 09:12

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