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SSRとフォトカプラの違いについて。

電子工作の初心者です。
最近、フォトカプラとトライアックを組み合わせたSSRというものがあることを知りました。
使用例としては、PICからSSRをスイッチングし、AC100Vを駆動しています。
フォトカプラとトライアックを組み合わせると、フォトカプラだけ使う場合とは何が違うんでしょうか?

A 回答 (1件)

最大の違いは、接続できる負荷の大きさです。

SSRは負荷の開閉用にOn/Off制御用とは別の素子を使っているので、この素子次第で大きな負荷を開閉できるものが自由に作れます。これの大型のものはソリッドステートコンタクタなどと呼ばれ、産業用のモーターをぶら下げても平気です。

例えばこんなもの(定格電圧200~480Vで最大負荷容量18.5KW)
http://www.fa.omron.co.jp/product/family/1718/in …

一方のフォトカプラは、On/Off制御のフォトトランジスタに直接負荷がつながるため、そんなに大きなものは作れません。普通は信号用です。なので、負荷は小型のリレー程度が限界です。その代わりというのも何ですが、応答時間の短いもの(高速なもの)を見つけやすいという違いがあります。ソリッドステートコンタクタくらい大きなものになると、大きい負荷はそもそも応答時間が長いので、応答時間が100ms以上でもさほど問題視されませんが、信号用フォトカプラでそんなにかかったのでは使い物になりません。ということで使い分けになります。
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この回答へのお礼

詳しい返答、有難うございます!
SSRは素子の選びようでモーターみたいなものまで駆動できるんですか。
とても勉強になりました。はじめて質問しましたが、してよかったです。

お礼日時:2010/06/16 22:03

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