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リストのトランスクリプションについて
お教え頂けないでしょうか。

リストについて英語の資料で調べています。
その中でトランスクリプションという表現にぶつかりました。

次のような文章です。
「シューベルトやシューマンの歌曲だけでなく、
”ペトラルカのソネット”や”コンソレーション”、
更には”愛の夢”などのような、
自分自身の歌曲のトランスクリプションにおいても
偉大であった」

との内容なのですが、
ここでのトランスクリプションは
「編曲」と置き換えても大丈夫でしょうか?

ちなみに、「ペトラルカのソネット」は、
「ペトラルカの3つのソネット」が正しい曲名でしょうか?

長い質問ですみませんが、
よろしくお願い致します。

A 回答 (4件)

楽理科・音楽学卒のものです。


音楽を専門に勉強したり、研究したりしていると、たいていの人は「編曲」ではなく「トランスクリプション」という言葉をなにげなく普通に使って馴染んでいるので、トランスクリプションのままでいいのではないかと思います。
「リストの編曲の・・」とはあまりいいませんね。やはり「リストのトランスクリプションの‥」という言い方をロマン派専門の教授もしていらっしゃいます。
あとペトラルカのソネットは英文の中で第何番とまで出てきていないのなら、そのまま「ペトラルカのソネット」と訳すのが妥当だと思います。
コンソレーションもたしか6曲くらいあるのですから。
訳すときに重要なことは、できるだけ原文にそって忠実に、でも日本語としてきれいに、が鉄則です。
英語の原文をあまりいじくりまわすのは、よっぽどのときですね。
たしかによく本一冊を訳したりすると、そういう難しい文章にいくつか出くわし、仕方なしに、いじくりまわすことはあるので、よく自分で判断して、原文がくずれないように訳してみて下さい。
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この回答へのお礼

詳しい解説をありがとうございます!
本当に助かりました。

資料は「トランスクリプション」のまま
読んでいこうと思います。

「ペトラルカのソネット」についても
教えて頂いてありがとうございます。
様々な呼び方をされているのを目にし、
どれが正しいのか、困っておりましたので。

お礼日時:2010/06/20 08:31

 トランスクリプション、は下記にもあるように「書き写し」という意味です。



 http://eow.alc.co.jp/transcription/UTF-8/

 リストはベートーベンの交響曲第5番などを、ピアノのために、トランスクリプションしています。何か普通の「編曲」とちょっと感じが違いますけど、やはり編曲でしょうかね。「変曲」かな。


ペトラルカの曲名は 3 Sonetti del Petrarca で作品番号はS158(158.1 #104, 158.2 #47, 158.3 #123)です。
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この回答へのお礼

ありがとうございました。

お礼が遅くなりました。
すみません。

お礼日時:2010/06/20 08:27

「編曲」で間違いはないんだけど、クラシックの世界ではもう少しニュアンスを絞ったものに使われているような気がする。

例えば、スマップの歌をピアノで弾けるように編曲されたものをトランスクリプションとは呼びにくいでしょう。多くの場合、原曲よりも長く、派手で、名人芸的な効果を狙ったものを想像しますね。

「3つのペトラルカのソネット」という呼び方は正しいとは思いませんね。「巡礼の年第2年 イタリア」の中に3曲が並んで収められているだけで、この3曲だけをくくることに意味があるとは思いません。表記されている通りに「ペトラルカのソネット104番」というように1曲ずつを独立したものとして扱った方が正確だと思いますよ。

蛇足ですが、本来トランスクリプションとは音を楽譜に表す(楽譜起こしする)ことですよ。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。

短期間に膨大な資料を読まなければならず、
ネットで調べても、タイトルも様々で困っていました。
(「3つのペトラルカのソネット」や
「ペトラルカの3つのソネット」など)

お礼が遅くなりすみませんでした。

お礼日時:2010/06/20 08:25

編曲で良いと思います。

歌曲をピアノ曲へと書き換えるわけですから。
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この回答へのお礼

ありがとうございました。

お礼が遅くなってすみません-。

お礼日時:2010/06/20 08:22

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