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出版されなかった書籍の原稿制作料はどうなるのでしょうか。
 今年5月ごろの出版予定ということで原稿を作成しました。
 今年2月に引き渡したあと、まったく連絡がないため調べたところ、出版されていません。
 原稿作成料金ですが、出版されない場合は支払われないのでしょうか。テープおこし等も含めて200時間ほどかかっています。
 相手は去年立ち上げた個人経営のとても小さな出版社で、数冊の本を出版しています。
 原稿については「あんな対談をよくこれだけまとめてくれて感謝しています」とのことだったのですが。

A 回答 (3件)

同業の者です。



ご質問の内容ですがハッキリ言って契約によります。まずは契約内容の確認を。

印税契約をなされたのであれば、出版されない限り支払われない可能性が高いです。
ですが、納品時に支払われるという買い取りだった場合は、支払われるべきでしょう。

また、納品後、あるいは出版後の翌月、ないしは翌々月に支払われるという
出版社も多いですよ。小さい出版社・編プロや、大手でも弱小部署ですと、
出版後・納品後、3~4ヶ月後というのもザラです。
その辺はきちんと確認なされていますか?
もし出版後という契約をしてしまっていた場合、
出版されない限り、支払われないことも可能性としてゼロではありません。
この辺、口約束だけで動いていた場合、かなり危ないです。

ですから、担当の方あるいは担当部署に確認を取った方がいいと思います。
担当のところで話が止まっている可能性もありますし、
うっかり忘れられているケースも結構あるかもしれません。

契約上、問題がないのに対応してもらえない場合は、
上司の方をご存知でしたら、メールなどで必ず同送して問い合わせましょう。
それでも対応してもらえない場合は怪しいと判断して
次のステップ↓に移る必要があります。

ご承知のように、現在、出版社や編プロはインターネットの普及により
全体的に冷えきっており、安価での作業や踏み倒しが横行しております。
今は会社のため、そういった不具合はありませんが、
フリーの時代は、いろいろなことを経験しました。
参考までに書かせていただきます。

下請け会社、フリーランスの人や外注の間では
「発注書」あるいは「契約書」は必須としています。
口約束・信用だけでやりとりするところはかなり危ないと判断できます。

もちろん、長年のおつき合いなどで信用関係ができているのであれば、
書面より作業を優先することもあるでしょうが、
急にその担当者が辞める、急に会社が倒産する、部署がなくなるという
ケースでうやむやになることもゼロではありませんから、
最低でもメールやFAXなどで「発注内容」「発注期間」「発注金額」
「支払い予定期日」「その人の氏名・連絡先」が入ったものは
もらっておく必要があります。

で、もし契約書がないという場合で(契約書があってもですが)、
支払ってもらいたいのであれば、とにかくしつこいくらいに催促することです。

そういったトラブルが頻繁にある(支払い能力が低い)会社でしたら、
催促がしつこいところから優先して支払われていきます。
(私はこれで倒産前に7~8割ほど支払ってもらったことがありますが
ほかの人は印刷所も含めて、ほとんど支払ってもらえなかったそうです)
言わない人ほど泣き寝入りの状態になります。

納品から時間が経っていくごとに
請求に対応してもらえる確率が下がりますので、
メールや電話の対応がいい加減なようでしたら、
(金額がハッキリしているのであれば)請求書を送付しましょう。
複写を残すのはもちろんですが、送付の記録が残る形がベストです。

それでも、かなりヤバそうな雰囲気をかもしだしてきたら
とりあえず「内容証明」を送っておきましょう
少しお金がかかってしまうのは確かですが、
法律を踏まえて請求をすることで、
「ヤバイ」と相手が思って対応してくれる場合があるのです。

さらに、いろいろやりとりしたあげく、支払い方法を手形で、と
言い出した場合はかなり怪しい会社です。
いよいよもって倒産の可能性が高いと言えます。
そういった場合は「申し訳ありませんが手形の扱いがわからないので
必ず現金でお願いします」と必ず現金(振込など)にしてもらいましょう。
半金が即金(現金)で、半金は手形というのも怪しいです。
(>最悪、半金もらえたらいいやと思うのであれば、それで応じてもいいです)
手形は倒産されたらただの紙切れです。
とにかく分割でもいいので、現金で払ってもらうことが大切です。

「相手がいい人だった」「また仕事がもらえるかも」と言い出せない気持ちは
大変よくわかりますが、誠意を持って対応してくれない相手(会社)や、
踏み倒す相手(会社)に、そんな風に思うのはお人好し以外の何ものでもありません。
相手に取っては大変踏み倒しやすい相手ということになってしまいます。

もし、相手が「今はお金がなくて」と泣きついてきたら、
分割に応じたりしてもいいと思いますが、
その場合は「何円」を「何月何日」までに支払ってもらえるか、
きちんと書面(最低でのメールやFAXなど形に残るもの)でもらうようにし、
それが守られなければ、法律の力に踏み切った方がいいと思います。

長くなってしまいましたが、きちんと支払ってもらえるといいですね。
一意見として参考になれば幸いです。
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この回答へのお礼

ご回答をありがとうございます。
詳しくご説明いただき、大変よくわかりました。
今まで名指しで仕事をいただき、きちんと支払っていただけていたので、契約書を取り交わしての仕事をしたことがありませんでした。
今回は信頼できる知人からの紹介だったため、はじめての仕事先でしたが口約束でやってしまいました。

>もし、相手が「今はお金がなくて」と泣きついてきたら、
分割に応じたりしてもいいと思いますが、
その場合は「何円」を「何月何日」までに支払ってもらえるか、
きちんと書面(最低でのメールやFAXなど形に残るもの)でもらうようにし、
それが守られなければ、法律の力に踏み切った方がいいと思います。

最終的にはこうなることも覚悟で交渉してみます。
具体的なご教示をありがとうございました。

お礼日時:2010/07/25 09:42

まずはその出版社の担当に連絡を取ってみてはいかがでしょうか。



出版業界では出版予定がずれることなんてのは日常茶飯事ですから、
今回のケースが、単に作業の遅延から発売がずれ込んでいるのか、
それとも事情があっていったん保留となっているのか、
そもそも出版自体が取りやめになったのか。
これらの状況がわかるのは内部の関係者だけです。

出版社の担当にしてみると、出版することばかりで頭がいっぱいになり
外部の方への支払い処理などを失念している可能性もあります。
#これが結構多い

まったく関係のない一般人ならともかく、作業担当者からの問い合わせならば
差し支えない範囲で現状を教えてくれるかと思います。
そこで誠意ある対応をとってくれないのであれば問題視しても
いいんじゃないでしょうか。

また今回のケースは印税契約ではなく原稿料の買い取りになっているかと
思いますので、出版されるかどうかにかかわらず作業料の請求を起こしても
かまいません。
納品したら請求する権利が発生しますので、いきなり請求書を送りつける
のでもいいんです。

金額が決まっていないのであれば、やはり担当と話し合う必要があるかと
思います。
すぐに払えないとか言うのであれば、この際きちんと支払い条件を決めて
おきましょう。
たとえば、現在半額支払い、出版後に残り半額とか、そんなのでも
かまいません。
とにかく連絡を取らないとだめです。
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この回答へのお礼

ご回答をありがとうございます。

>また今回のケースは印税契約ではなく原稿料の買い取りになっているかと
思いますので、出版されるかどうかにかかわらず作業料の請求を起こしても
かまいません。
納品したら請求する権利が発生しますので、いきなり請求書を送りつける
のでもいいんです。

とのご教示、たいへんありがたいものでした。
おっしゃる通りに原稿料の買い取りという口約束でした。
また、仕事量がどのくらいになるかわからないことがあり、原稿料は仕事が終了したあとに話し合うということになっていました。
かなりおおざっぱで忘れっぽい社長のようなので、こちらの立場と交渉方法をきちんと決めてから言うべきことは言うようにしたいと思い、出版されない場合の原稿料はどうなるのかを教えていただきたかったのです。

交渉できるように用意して、連絡を取ってみます。
ありがとうございました。

お礼日時:2010/07/25 09:33

その原稿が出版会社から依頼されたかどうかによります。

会社側から テーマを与えられ依頼されたならば 駆るべき原稿料は支払われるべきものです。ただし、出版された場合と出版されない場合とでは、金額に倍半分以上の開きがあります、出版されてこそ原稿料を払うお金が入ってくるのですから。会社の人が、口では良い原稿だと言われても、出版されない以上 本当は良くない原稿だったのかもしれません。
そして、会社からの依頼でない単なる持込原稿は、出版されない限り 一円も支払われません。テレビでよくありますが ゴミ箱ポイでおしまいです。
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この回答へのお礼

ご回答をありがとうございます。
その会社の社長から依頼され、何回か打ち合わせをしながら最終稿を決定したものでした。
出版されなかったものでも、「会社側から テーマを与えられ依頼されたならば しかるべき原稿料は支払われるべきもの」なのですね。
そこのところがわからなかったので質問いたしましたので、ご回答いただけて助かりました。
ありがとうございました。

お礼日時:2010/07/25 09:24

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