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アップサンプリングで質問なのですが、44.1KHzから176.4KHzにアップサンプリングしたら音質が良くなるのでしょうか?どうぞ宜しくお願い致します。

A 回答 (3件)

一言で言えば粒子化を変更しても音質が良くなる保証はありません。


可能性はあるがリスクもある。悪くなるかもしれない。そして、単純にサンプリングを置き換えただけなら変わらないというのが回答です。
これは音に限ったことではありませんが、1つのクッキーを4個に分けたからと言って質量は4倍には増えませんよね。単に4等分されただけです。44,1という数値を176.4に分けたからと言って音が良くなるとは限らないというのは、そういうことです。
映像や音をアップサンプルするということは、44,1000回のサンプルを元にその間に3回分の中間値を取り出していくことを意味します。どういうことかというと1回目と2回目の振幅の間に、その間に相当するものを計算で割り出し、4つの成分を疑似生成するか、または1回目の後に1回目の後に1回目と同じ音を2つ、2回目の先取りを1つ入れます。

前者の場合、確かに音はなめらかに変化するようになり、重厚感が増す可能性もありますが、その1から2の間に、本来なら揺らぎが生じているはずだったなら、音に違和感が生まれます。音質を壊すのです。それを意味する部分が本来の3番目や4番目の信号に含まれていたとすれば、違和感は大きくなるでしょう。

後者の場合は、そもそも変化はしません。音が良くなるのではなく無駄に加算の同じサンプルが追加され容量を消費したに過ぎません。

一般に、音が良くなるアップサンプリングは前者を使いますが、アルゴリズムは様々です。単純に前後の情報から中間値や近似値を取り出す手法を使うもの、前後を詳しく判別し、何種類かのパターンを計測し、そこからよりよい数値を出すもの・・・様々なのです。

そのパターンがうまく原音のニュアンスに合わされば音は良くなります。逆に、そのパターンが最悪の組み合わせなら、音質は好ましくないものになります。人によっても、この感じ方には違いがありますから、良くなる前提と言うよりは、ほとんど変化がないがうまくいくことも、いかないこともあると思うのが良いでしょう。
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この回答へのお礼

アップサンプリングの手法が様々だと言うのは初めて聞きました。やはりみなさんが言うように
変化はあるがそんなに変化はしないと言うのが見解のようですね。回答して頂いた皆様
どうもありがとうございました。これでモヤモヤが晴れました。

お礼日時:2010/08/01 14:07

まぁアカデミックな話は、私もNo.1の回答者の方のおっしゃるとおりだと思いますが、実務上は、音響工学の研究施設ばりの装置を使うならいざ知らず、PCベースでの変換や一般民生品のコンバータ等の限りでは「音質は悪くなる事こそあれ、普通はイーブンで、聞いてわかるほどよくなる事は全く無い」と言い切れますね。



ただ、オーディオの常で、「俺は良くなった」と主張するマニアと「当社の製品ならこういう理論で良くなるんです」という怪しげな理論でバカ高い製品を売るメーカーは後を絶ちませんが。

仮に、No.1の方の前者の理論(これは、私も理論としては頷ける)で、数値上明確に効果があると言えるほどの良好な近似値が得られたとしても、それを体感できる再生装置は、相当な高性能が求められます。まぁ100万円やそこらは掛けないと、体感する事はできないですね。
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この回答へのお礼

つまりは普及してる装置では多少変わるけどもあまり大して変わりはないと言うことですね。

お礼日時:2010/08/01 14:00

良くはならない。

というか比較できない。

もともと持ってる情報は増えないので、定性的に良くなるとは言えない。
コンバータが変わるので、その音の傾向に引きずられます。

というか、普通はアップサンプリングしてるので意味が無いかもしれません。

アルゴリズムによって音が変わる可能性はありますが、
一般論として良い悪いは言えません。
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この回答へのお礼

機械的な言い回しをすれば良い悪いは言えないということですね。

お礼日時:2010/08/01 13:58

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