限定しりとり

持ち時間15分の秒読み30秒・3の将棋です。棋譜は以下のとおりです。私が後手です。
▲7六歩 △3四歩 ▲6六歩 △3三角 ▲7八飛 △7二飛
▲7五歩 △6二銀 ▲4八玉 △5二金右 ▲5八金左 △4二玉
▲6八銀 △3二玉 ▲1六歩 △1四歩 ▲6七銀 △4四歩
▲6五歩 △4三金 ▲5六銀 △5四歩 ▲6六角 △5三銀
▲7六飛 △8二飛 ▲7七桂 △2二玉 ▲3八玉 △1二香
▲2八玉 △1一玉 ▲3八銀 △2二銀 ▲4六歩 △3二金
▲3六歩 △2四歩 ▲2六歩 △4二角 ▲4七金 △8四歩
▲7四歩 △同 歩 ▲同 飛 △7三歩 ▲8四飛 △同 飛
▲同 角 △7四飛 ▲8二飛 △7七飛成 ▲8一飛成 △8七龍
▲8二龍 △8一歩 ▲8三龍 △3三角 ▲7三角成 △8三龍
▲同 馬 △8九飛 ▲6一馬 △9九飛成 ▲4三馬 △同 金
▲3二金 △3一香 ▲4一飛 △3二香 ▲4三飛成 △4二金
▲3三龍 △同 金 ▲2五歩 △同 歩 ▲3七桂 △2六桂
▲3九桂 △3八桂成 ▲同 金 △4九角 ▲4八金引 △9八飛
▲2三歩 △同 金 ▲8八歩 △2七銀 ▲同 玉 △3八角成
▲同 玉 △8八飛成 ▲4九銀 △5九金 ▲8九歩 △同 龍寄
▲6七角 △4九金 ▲同 角 △同 龍 ▲同 玉 △2九角
▲4七角 △同 角成 ▲同 銀 △2六歩 ▲4三金 △2九銀
▲3二金 △2七角 ▲同 桂 △同 歩成 ▲5一飛 △3一桂
▲4三角 △4二銀 ▲2一金

将棋歴は3ヶ月なのであまり高度なことを言われてもわからないかもしれません。最後のほうの10手ぐらいは時間がなくなってしまいあまり考えられませんでした。
どこが分岐点で、明らかな間違いはどこでしたか?一応検討はしてみているのですが、今一わからないです。

ご教授のほどよろしくお願いします。

A 回答 (4件)

こんにちは。


四、五段程度の者です。

流れとしては、序盤で大作戦負け→終盤で逆転、優勢に→決め急いで失速、逆転・・という将棋ですね。
序盤で悪くなっているので、そこを中心に、色々書いてみます。

全体的に偉そうな雰囲気になってしまっているかもしれません、御免なさい。あまり気になさらず・・


序盤

・4手目△3三角は、相振りにする気が全くないのなら全く急ぐ必要の無い手。△8四歩が自然です。
△3三角~居飛車だと、場合に応じて急戦を掛けるような事がやりづらくなってしまいます。△3二玉まで囲って、そこで穴熊などの持久戦か、急戦か・・を選ぶのがベターです。

本局で言えば・・石田流に対して居飛車側は無造作に穴熊に組むと、主導権を握られてしまい作戦負けになりがちなのです。本局もその典型かもしれません。
例えば棒金などのような急戦の作戦を取る選択肢も用意しておきたいのです。少し細かい話ですが、今後の為に。

・6手目△7二飛はまずいです。△6二銀~△6四歩~△6三銀と組んで△7四歩と仕掛けるような将棋ならまだともかく、この形ではあまりにも受け身一方すぎます。普通に△8四歩や△6二銀が自然です。
結局その後も26手目で△8二飛と戻すことになってしまっていて、結果、二手損になっています。

・38手目△2四歩は、2三の地点が傷になるのが大きいので、基本的には突かない方が良いです。

・序盤の一手一手の意味を少し意識すると良いです。細かい一例を挙げると、18手目△4四歩は不急で(先手が5六銀、と出て来た時、そこで初めて▲4五銀を防ぐために突けば良い)、先に△5四歩の方が自然です。40手目△4二角も、本譜では角の働きを狭めて、マイナスになっています。これ以上細かい手については省略しますが、「棋は対話なり」をもっと意識してみると良いかと思います。

・41手目あたりまでで、振り飛車が一方的に主導権を握っている形になってしまっています。この6五歩・6六角の形は、石田流の中でも最高の理想形の一つです。


中~終盤
・50手目△7四飛は、本譜は先手が緩みましたが、▲6六角と引かれると困ってしまうところでした。
以下△6四歩には▲8二飛くらいで、勝てない形。自然に△7九飛と降ろすのが勝ります。

・先手の▲8二竜が緩い手なのですが、54~58手目は素晴らしいです。将棋歴3ヶ月で△8一歩~△3三角を指せるのは凄いと思います。このあたりで混戦に持ち込みましたね。

・64手目は△5五歩と突いて、▲同銀に△4五歩と突くような手の方が、△3三角の顔も立ってよいと思います。もっとも、少し指しづらい手ではありますが・・

・65手目▲4三馬(疑問手)以降の受け方は立派です。76手目は△同歩と相手せず△7八飛と降ろし、受けさせてからさらに△2六桂と打つような感じでも圧勝でしょう。

・終盤ですが、全体的に急いで攻めすぎています。急いだ攻めが必要なのは、攻め合いになっていて一手を争う時や、一手相手に渡すと攻めが切れてしまったりするような時です。
本局、自玉は手のほとんどついていない穴熊。焦って急ぐ攻めではなく、腰を据えた確実な攻めを心がければ楽に勝てていたでしょう。盤面を広く見れるようになると、強くなります。難しい事ですが・・

・86手目の即詰みは、長い手順で秒読みだと踏み込むのに少し勇気がいるのと、自玉が堅い事、▲2二歩成が王手になることを考えると、そこまで意識しなくても良いかと思います。むしろ88手目が問題で、自然に△8八同飛成で大丈夫です。以下▲6六角なら、No.2さんの手順でも良いですし、△4八竜と切って、▲同金に△2七銀▲同桂△同角成▲同玉△2九竜、という手順でもいい。それらの手順が読めなくても、△3八角成▲同金△4九銀くらいだっていい。
本譜は、仮に単に△3八角成とした時と比べると、銀一枚を無駄に相手に渡す結果になってしまっています。

・96手目は無視して△4九金で勝てます。


他にも細かい指摘はありますが、省略します。


将棋歴3ヶ月でこれだけの将棋が指せるのは、自信を持っていいと思います。
序盤を初めとして、色々と試行錯誤してみてみるのが良いと思います。

それでは、頑張ってください。
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この回答へのお礼

回答が遅れてしまい申し訳ありません。
とても参考になりました。私のようなものがわかるように丁寧な回答とても感謝しています。

ありがとうございました。やっぱり将棋って難しい・・・

お礼日時:2010/08/23 16:30

107手の先手43金段階ではまだ殆ど互角かも知れません



後手の108手目29銀が分岐点だったかも ここは持ち駒銀を
温存し27歩成のほうが良かったでしょう。

109手の先手32金でここから流れは先手優勢に傾きました。

次の後手110手目27角とするより一旦43角と
自陣の防御に手をいれていればもう少し違った
展開になっていたでしょう・・・おそらく。

いずれ終盤まで優勢だっただけに残念な一局でした。
これからもがんばって下さい。

この回答への補足

なるほど。時間のない将棋を続けて読みを鋭くする練習をしてみたいと思います。
ありがとうございました!

補足日時:2010/08/27 23:34
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わたしは人にアドバイスできるほどの棋力を持っていませんが、将棋ソフトの「棋譜解析」と「詰みチェック」の機能を使って調べてみました。


結果。85手目の▲2三歩に対しては、△同金ではなく、△3八角成以下の詰みがあったようです。

     △3八角成 
▲同 金 △同飛成 
▲同 玉 △4八金 
▲2七玉 △2六銀 
▲1八玉 △1七金 
▲2九玉 △3九金 

※△3八角成に▲同玉は、△4八飛成 ▲同玉 △5九銀
※途中の△4八金に▲同玉の場合も、△5九銀


抜けてるところがあったら、どなたか指摘してください。

この回答への補足

詰めろありましたよね・・・もったいない・・・
これから詰めろも見極められるようにがんばっていきたいと思います。

補足日時:2010/08/23 16:44
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4手目△3三角なら、次の▲7八飛に対して △2ニ飛の相振り飛車が自然でしょう。


その後攻め急ぐ相手の拙い手に助けられて接戦になりましたが、88手目の△2七銀は指し過ぎで、ここは3二の香を生かして、△3五歩でしょう。

この回答への補足

相振り飛車も考えたのですが、なんか指したことなかったので気持ち悪かったです。
なのでためらって指さなかったです。今度あったときは相振り飛車指してみようと思います。

やっぱり88手目の△2七銀が指しすぎでしたか・・・でも、△3五歩だと4七銀と下がられて悪くなるようなきがしてしまって、そこまで考えられませんでした。
難しい・・・

補足日時:2010/08/19 14:55
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