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山陽道と中国道が並行しているのはなぜ?

中国地方には、「山陽道」「中国道」という高速道路が
並行しています。
東海地方でさえ、「東名道」には並行する高速道路はありません。
どうして、中国地方のような大して人口もいない地域に
2本もの高速道路が必要だったのでしょうか?

また、関西から九州へ行く時は、どっちのルートの方が
一般的なんでしょうか?

「山陽道と中国道が並行しているのはなぜ?」の質問画像

A 回答 (7件)

こんばんは。



山陽道のwikiの歴史の項目を見ていただければお分かりになると思いますが、山陽道が全線開通したのは1997年でしたし、90年代に入ってからも未開通の区間が結構残っていて、途切れ途切れでしか利用できなかった期間が結構ありました。

今でこそ、山陽道の方が新しく、人口が多い瀬戸内海側のルートなので利用者も多いですが、それまでは中国道しかマトモに利用できる高速道が無かったんです。
中国道1本があれば、瀬戸内海側からも日本海側からもアクセスできるだろう…という事ですね。

ただ、中国地方には大して人口が居ないというのは認識不足だと思いますよ。
少なくとも瀬戸内には、岡山・倉敷・福山・東広島・広島・廿日市・岩国・周南・防府・山口と、そこそこの人口規模の都市が並んでいますし、海沿いに工場地帯が多く、物流の観点からも山陽道は必要不可欠だと思います。

かと言って、中国道が不必要かと言われると、日本海側からのアクセスはどうなるのか…という問題になりますからね。
結果論から言えば、2本作るしかなかったと思いますよ。

なお、山陽道が全線開通してからは、明らかに山陽道の方がメインルートになったと思います。
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2本になったのは結果論。

山陽道が先なら中国道は作ったか?、作っても今のルートかは微妙。

山陽道が必要になったのは、都市があるとかよりも、瀬戸大橋構想が影響してます。瀬戸大橋、ほか2橋がなければ都市近郊は有料バイパスで事足りていたと思います。

四国と効率よく接続し物流するためでしょう。
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こんにちは


山口県の瀬戸内側出身者です。

ちょうど私が小学生の頃、中国道が開通したのを憶えています。
中国地方というのは、山陽と山陰という、
経済の流れも人の流れも全く違うところがひとくくりにされています。
だからなのか、山陽からも山陰からもアクセス可能が重視されて
ど真ん中という場所に作られたものと思います。

ですが、実際にそこに暮らす者としては、
とにかく使いにくいものになってしまいました。

まず遠い。
私の自宅からですと、最寄のICに着くまでに1時間以上かかりました。
このため、地元の自動車教習所の高速教習は、実質出来ないという状態でした。
そりゃあ、ICに着くまでに教習時間が終わってしまいますから。

狭い。
山と谷の間を通りますから、とにかく道路が狭いです。
片道1車線は当たり前で、出来たばかりの時は、
間に中央分離帯が無い対面走行をしていた箇所もありました。
高速で信じられますか?

こうした問題があり、地元民としてほとんど使用した記憶がありませんね。(^^;)

だからこそ後から山陽道が出来た時は、非常に喜んだものです。
これのおかげで、博多や広島などに都市間高速バスの路線が開設されましたし、
物流も早くなりました。

このように山陽側住民にとっては、もはや中国道は存在しないものと同じですね。
山陽道が出来てから使ったこともありません。
唯一の例外は、中国道と山陽道が合流する山口JCTと門司までの間くらいですねぇ。
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これ、歴史的に言いますと「山陽と山陰で足を引っ張りあった結果」「用地買収費も工事費も安い(トンネルや高い橋の数を数えたらすぐわかる)双方の真ん中に高速道路を作ることになった」んですね。



政治的な思惑と、コスト面での折り合いがうまく(?)ついた例、ということになるかと。

ただ、やっぱり「人口密集地」からすると中国道は不便です。東京-横浜に「東名しかない」のと同じで、やっぱり「第3京浜」も「首都高横羽線・湾岸線」も必要になるもんで、山陽道が後年になって作られたんです。

「山陽道」は必要だったんですが、「中国道」は「そこに出来ちゃった」面が大きいと思います。今思えば、日本海側を通した方が正解だったんですかねえ>中国道。まあ、中国道が出来たので、津山や三次は「何とか都市の体裁を保つことが出来た」面もあるかもしれませんけど・・・。
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>山陽道と中国道が並行しているのはなぜ?




確信があるわけではありませんが、
政治路線の意味合いが強かったと思います。

でないと、あそこに道路を通す意味、意義が説明できません。

というか説明できる奴がいたら出てこい。ってとこです。

実際、山陽道は物流の動脈として渋滞しているところが若干あるくらい
ですが、普段からそんなに混み合っているわけでもないし、
中国道はいつもがらがらですし。

たぶん、山陽道を先に作っていたら中国道の建設など話にもならなかったでしょう。

>関西から九州へ行く時は、どっちのルートの方が一般的なんでしょうか?

時間帯によります。空いているのは中国道。
飛ばせるのは山陽道です。

一般的には山陽道では。
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中国道が先に開通しました。


山陰からも山陽からもアクセスできる高速道路の意味が大きかったでしょう。
文字通り中国山脈の背骨の部分を縫うようにして走っています。
出来たときは九州、中国、近畿を結ぶ大動脈でした。
しかし実情は高低差あり、カーブは多いという道です。
高速道路とは言いながら制限時速60kmの区間もあります。
また冬は積雪・凍結もあって難路です。
交通量の増加も激しく山陽道が建設されました。

今では九州から関西に行くには殆んど山陽道を利用します。
よほどの混雑期やのんびり行きたい時には中国道を使います。

最近中国道縦断の機会がありましたがすごい寂れようです。
SAやガソリンスタンドも規模縮小、夜間営業なしが増え、夜は安心して走れないなと思いました。
ただ、山陰と山陽を結ぶ何本かの横断道の中継道路の役目は充分果たしています。
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東海地方には確かに東名しかないですが、東京から名古屋に抜けるのには中央道もありますよね?


また新潟からなら北陸自動車道もあります。本州の関東(新潟も含む)から東海地方まで3本の高速道路があります。
第二東名なども作りたいんでしょうが、本州の中央部は山だらけです。東名高速の数十キロ北に高速道路はなかなか作れませんよね。

私としては中国自動車道は九州へ抜ける道という認識です。
岡山、広島、山口の瀬戸内海側に用事のある人は山陽道を利用します。
なお、兵庫・岡山・広島・山口で人口は1150万ほどです。鳥取と島根は両方で130万ほどなので確かにめちゃ人口が少ないですが。
 また、四国へのルートとしても山陽道は機能していますね。
四国4県で400万ほどです。

 中国自動車道と、山陽自動車道が通る中国四国地方は1680万ほどの人口があります。
もっとも、神奈川・静岡・愛知だけで2000万ほどになりますが(笑)
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