
No.2ベストアンサー
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通常は「二拝二拍手一拝(礼)の後に」と言われていますが、これも諸説あります。
「神道概説」やその他の書を見ると、最初に祝詞や願い事、次に二拝二拍手というものや逆の説もあります。
世間ではマナーとかキマリごとだと考えているようですが、実は参拝者に対して昔からのキマリごとなどないのです。
戦後になって作られた神社本庁が「ある程度の方法を示した方が良かろう」と決めただけですから、強制力などは全くありません。従ってどちらでも構いません。
また『神職の作法に準じて』と解釈しても、これも制定される時には「何もしないでいきなり祝詞ではしまりがない」程度の理由で二拝あるいは二拝二拍手が入ったので、差ほど大きな理由もないのです。つまり現在言われている理由は後付されたものです。
なので二拝二拍手一拝の後にしても、二拝二拍手>祝詞>一拝でも、拍手の前でも、一番先に祝詞を奏上しても構いません。やり易い方法を習慣にしましょう。ぎこちなく、違和感持ってやるより自然にできる方が祈りの心が強く伝わりますから。
個人的には、真に叶えて欲しい願いは日頃から叶えたい思っている事であって、神前だけで願うのは願いではありません。だから神前では祝詞だけ奏上して、一息ふた息無心になって神様の神気、あるいは御稜威を受け取るのが最良だと考えています。心を空にしてソコに神気を入れるから神の加護があるのです。
文字数が残ったので、情報を一つ。私は「二拝」と書きましたが、実は「二礼」と「二拝」は違うのだそうです。判りやすく言えば「二礼」は一度頭をあげて一拍おいて下げる。「二拝」は続けて二回頭を下げるのだそうです。老神主さん辺りでは厳しく区別する人もいるようです。
また、出雲大社などで有名な「四拝」は出雲に限らず、多くの神社でも行なわれています。これは教派神道など神社本庁に属さない別の神道です。出雲は一応神社本庁と関係修復しましたから二拝でも構いません。
他では厳しい神社もあるので、拝殿前の注意書きがあったら従いましょう。それ以外は二拝でも文句は言われません。(神社本庁は役所ではなく一団体です。正統という訳ではないので誤解なきよう)
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