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- 回答日時:
それは、日本列島の生い立ちの話から始めないといけませんね。
はるか昔、日本列島は今のような島ではなく大陸(今で言う中国大陸)とつながっていたんです。そしてその後、地球のマントルの影響で陸地から離れたり、またくっ付いたりを繰り返しながら、長い年月を経て今の形になったのですが、それにともなって陸地も隆起して山の部分と平地の部分と出来上がっていきました。
そして地球が気候的に安定してくると、植物が生えて生物が住み、やがて人の祖先が生まれてくるわけですが、人も動物も平地の方が住みやすいですから植物の利用(食用、道具用)もそこ中心に行われていきます。
結果として、高地に生えている植物は、平地ほど伐採利用されずに残っていきます。
県境というのは、そのはるか後に人間が社会的な都合で線引きしたものですから、長野県はたまたまその植生が豊かな地域に当たったということです。
そういう背景を踏まえてですが、長野県は昔から林業が盛んです。
林業は、ただ木を切ればいいというものではなく、木を育て森を育ててこそ初めて成り立つ産業です。
木や森が多いというのは、そういう手入れがきちんとされているということとも関係してきます。
また、長野県は海から遠く離れていて周囲を山に囲まれているため、台風や低気圧などの影響を受けにくく、それが植物の植生によい影響を与えているということもあります。
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