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きものを仕立てたのですが、気になる点が二つあります。
ひとつは衿と前身頃の間のしわです。衣紋掛けにかけた状態だとわからないのですが、着ると襟の横にくっきりしわが入ります。着付けの先生が着ている着物や、雑誌を見るとそんなしわはでないので衿のつけ方に問題があるのでは?と思うのですが、多少しわが入るものなのでしょうか?ちなみに動いてでるわけではなく伸ばして着付けた状態ででます。
もうひとつは、出来上がったきものの上半身部分の脇がかなり余る(かなり補正を入れた状態で)ので、だき巾を少し小さくしてもらえばいいのかなと思うのですが、だき巾を細くすると、裄なども調整する必要があるのでしょうか?ちなみに腰巾87センチ、胸巾78センチで出来上がったきものは前巾23センチ、後巾28センチ、だき巾23センチ、です。
だき巾を21センチくらいにすることは可能なのでしょうか?腰巾より10センチほど胸巾が細いのにだき巾23センチで出来上がってくるものでしょうか?よろしくお願いします。

A 回答 (5件)

こんばんは。



襟のしわに関しては、心当たりがありませんのでお答え出来ません。

寸法について気になりましたので、古い和裁本をひっぱりだして調べてみましたところ、

織田きもの専門学校校長織田稔子著「新しい和裁」での女物標準寸法では 肩幅30.5 後幅28.5前幅23 抱き幅21 と記されてあります。

前巾23センチ、後巾28センチ、なら抱き幅21でも衿肩明きより外には出ない気がしますが。

この本で和裁の勉強をした訳ではありませんが、私が習ったヘラの入れ方や縫い方が良く似ていたため買い求めていた本です。ご参考までに。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。

お礼日時:2010/12/05 15:28

#3です。



なんか、質問者様そっちのけでbekky1様と盛り上がってしまいそうで申し訳ないのですが・・。

根本的に、ヘラ入れのやり方が習った流儀と違っているのかな?という感想です。

ちなみに抱き幅はおくみ下がりから脇線の寸法ではなく身八つ口から取ります。抱き幅と衿肩明きを結んだ線上におくみ下がりを取ります。

文章で表現するのは難しいのですが、たとえば肩幅32cm取るとしましょう後ろ幅は28cm身八つ口での寸法28cmではちょっと急なので29cmかな。脇で差3cm(裾4cm)前幅23cm取ると衽側に5cm+背縫い代2cmで7cmですよね。衿肩明き8.5cm+縫い代2cmの10.5cmを超えるまで大丈夫という計算でやっています。

私の着物は前幅25cm、抱き幅23cmなので、実際には21cmの抱き幅で仕立てたことがないので、机上の空論かもしれませんが。

私も着物が好きで若い頃和裁を習い、子供の手が離れて着付け仕事をし、今はせっせと自分の為に着物を作っています。

bekky1様の回答を拝見しては着物に対する見識の深さに感服しておりました。
いつぞやの、留袖を八掛けにするアイデアは大変興味深かったです。


質問者様。衿のしわの件ですが、そういえば着付けをしていた頃先輩の着付け師さんが胸、というか前肩?着物の衿つけあたりに綿を入れていた事がありました。
つるして寄らないしわが、着ると出るのは体型的なものもあるかと思います。補正をなさる習慣がおありの様なので、お試しになったら如何でしょう。

bekky1様、あなた様が補正嫌いなことも重々承知しております。
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【・・・・では 肩幅30.5 後幅28.5前幅23 抱き幅21 と記されてあります。



前巾23センチ、後巾28センチ、なら抱き幅21でも衿肩明きより外には出ない気がしますが。】

しつこいようですが、#1、#2です。

和裁やってる人というので、実際に縫うとわかりますので。

#3様の教本での寸法が
30.5(肩幅)+2(背中心縫い代))-10(エリ肩アキ)=22.5(前布巾?予定)になりますが、
これが肩山から斜め(肩幅のほうが後巾より広いから斜めになる)に
身八つどまりまでの斜め(30.5から28に斜めに線を引くので)になって道中のおくみ下がり横位置の袖付けどまりで約1cm減ります。
ココデ、マエ身頃の布巾が21.5cm。

さらに、ワキでのキセ分が減るので、普通に抱き巾上がり21cmになります。

しかし、この肩幅が30.5以上になると、その分が増えるのです。
最初の始まり・肩幅がさらに外に出るから、おしまいの28cm(後巾)にしても斜めの途中が横に出るわけです。
つまりは28cmが問題ではなく、肩幅(おそらくは8寸5分以上32-34cm)の問題。
5分増えると、21cm→23cmが抱き巾としての自動的な寸法なんです。

質問者様の肩幅の記載がありません。
いまどき肩幅30.5cm8寸という肩幅はないでしょう、どうしても裄を稼ぎに行くから。

ワキを動かすわけに行かないので、どうしても、おくみ下がり=剣先位置をわきに寄せる、すると、エリカタアキから
から垂直に落としたおくみ下がり位置=剣先より外にはみ出します。
本来、チョコット、インサイドよりに入って欲しいのが・・・外へです。

どれもこれも、昔より、どうしてもの裄を稼ぐのと、反物巾が最初から決まっていて、袖巾の最大値(9寸(34cm)が決まると
それにあわせて身頃肩幅で斜めに稼ぐからです。

もちろん、尺5分(40cm)あるような反物ならモット、稼げますが、着物はどうしても、袖だけ広く(体が細い、腕が長い)すると、
旗を振りまわす(ワタシの祖母が祖母の袖巾より1寸広い私の袖を見てこのように表現しました)
なんだか平安貴族の広袖状態になって、身頃の肩幅がないと裄を稼ぐに、おなじ裄寸法(肩幅+袖巾)でも
袖ばかり目立つ。

裄と一言で言いますが、「肩幅+袖巾」です。
そして、肩幅を稼ぐと、どうしても、身頃(上体)がゆったりになる。
下半身は絞れる、ただし、袖付けは相当な斜め。

実際問題として、実は、今、私はこの問題で日夜悩んでいる。
女性より、男性に、細くて、長くて、裄だけ欲しい・・・が多いから。
斜め袖付けになるのですが、男物は袖付けが長くて、それでいて、ボディは細い。
胸がブカブカです、女性と違って、帯巾も狭いし、腰まで落とすから。

いっそのこと、「旗振り回す」ような袖でもいいなら、まだいいのですが、
噺家さん(マイ アイドル・笑)が高座で、袖をバタバタ・・・はまずいでしょう?

それと、斜めの線があると、これの裏の縫い代の始末がちょっト困ったことになる。
なので、斜めの急な角度を作れません、単衣だと。

着物の基本デザインの限界なんです。
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#1です。



大変に参考になりました。
私の「和裁」の常識が古いものですから、いまどきの「こだわりの寸法どころ?」が良くわからなかったみたいですね。

抱き幅が剣先から先の幅のことを言うなら、「抱き幅」をこれこれの寸法にしてください・・・は、実際には意味がないので
寸法としてとる必要がないからです。
なぜなら、肩幅を取るとほとんど動かせないというか、自動的に決まるので。

それと腰幅?として幅というなら幅なんです、意味としてフラットな幅ですから、これ、意味合いとしては後ろ巾×4になります。
フラットにおいた時、脇縫いが両サイドでしょう?
これを腰周り=ヒップ寸法として前身ごろとオクミもいれての寸法はしない。

なぜなら、本当にこだわって寸法するとき脇線の移動をして、たとえば同じ1m(腰周り=ヒップ寸法)でも後ろで取るか
前で取るかで脇が動くのです。
だから、厳密にいうなら後ろも決めて、前も別々に決めます。
ぐるっとで、アバウトなヒップ寸法として和裁では採らない。
このあたりは洋裁的な「呉服屋さん」に今はなっているということを、あなたから教えていただきました。
ありがとうございます。

それと、襟を仕立て直さなければならないほどしわがヨルということが、申し訳ないが、イメージできない。
剣先で袷なら、裏表必ずあわせて襟をつけるので、寸法としてぴたりと裏表が合わないと襟が基本つけられない。

これが単ならどうやったら、襟をつけるにしわがよるかはまったく理解不能です。
襟肩あきから剣先までまっすぐ(多少のカーブは体型によってつけますが)で、23cmのおくみさがりなら、
同じく23cmの直線の襟をここにつけるので、しわ?仕立てで?
着るときに、着付けで、ひっぱってないのでは?というのが私のイメージです。
衣文にかけてしわがないからです。

裄の寸法と後ろ巾を決めると自動的に上体?の寸法が決まってしまうのです。
和裁は基本、斜めに縫うのを嫌います
そして、柄付も基本まっすぐだから。
袖付けだけ、どうしても・・・の裄ほしさに斜めにつける。
だから上体が細く、裄が長い人は、どうしても「だきはば」があまります。
ここどうしてもへらしたいなら、着物の構造上、下半身はまっすぐ、裄を稼ぐために袖はまっすぐなので袖付けを斜め。
すると、バストまわりがいらない人が・・・余る。
これを解消するに、下半身まっすぐはもう着物の基本ですから、これから上方を胸で減らして、肩幅(裄だしのため)をかせぐ
は、和裁ではまっすぐ、へらすふやす(このたての長さが23cm)でするのはできません。
洋服とちがって、肩幅が広いでしょう?そこまでどうしてものやって斜めになるから。

剣先から上の「だきはば」を狭くすると自動的に剣先の位置がどうしても、脇による。
すると、えり肩かたあきから剣先も脇によるので、つける襟がもともとの位置より、外周を回ることになる。
広幅の襟にするなら、えりはばで胸元のえりあわせ(半襟の見え加減?)を調節はできますが、
広くなった襟に対して、【だきはば】が狭いというバランスが変なのです。

ともあれ、いまどきの着付けの常識的な用語と、呉服さんが顧客のイメージにあわせての寸法の説明?
の洋服ナイズされて、実際の和服としての限界を説明できていないこともわかりました。

私は、呉服屋さんであれこれ仕立てに関して話すことがないので、わかりませんでした。

この、ご質問はいまどきの着付け事情、着物販売?事情がよくわかって、
私のためになりました。

私がすでにして、ずれているのですね、将来、いろいろ、リタイアしたら着物ボランティアでも・・・とかんがえていましたが、
考え直すよすがになりました。

「お教室」で、「呉服屋さん」でそうなら、すでにして、私のイメージしている【着物文化】ではないです。
昨今のことが腑に落ちました・・・です。
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プロではありませんが、和裁が趣味です。


多少とも、作る立場からお応えできるとは思うのですが、
アナタの書かれている部分の名称、及び、寸法についての説明など、ほとんど理解が出来ません。

なぜなら、腰巾という言い方はしないし、胸巾というのがなにをさしていっているのかがわからない。
さらに、抱き巾とはなに?という当方の状態です。

【出来上がったきものの上半身部分の脇がかなり余る】という・・意味と感覚がまったくわからないのです。

おそらく、洋服・洋裁での感覚で着物の仕立て、寸法を考えると納得がいかないという【感性】ではと推察できますので、
アナタの洋服での号数(9号とか、11号とか)と、身長を記載され、着物の布の切り替えがある部分での
寸法、肩幅、後巾、前巾、おくみ巾、袖巾、袖丈として記載しなおしてください。

趣味で洋裁もしますので、言われる意味合いはなんとなくわかりますが、和裁として
なにをピンポイントでアナタがだめだしして、疑問に思っているかがわからないと
説明するに困難だから。

それと着物はアナタが仕立てたわけではなく、仕立てを依頼したわけですね、当然ながらですが。

【着ると襟の横にくっきりしわが入ります。】
・・・というからには、きちんと着付けの基本がわかって着付けていると思っていいですか?
つまりは、オハショリして、伊達締めして、帯締めて、尚且つ、どこやらにくっきりとしわがよるということで。
デ、しわの位置は襟の横って、漠然としてわからないので、ボディのどの辺りからどのあたりに
どのようなしわ巾、とか長さとか、ドレープ様なのか、プリーツ様なのか、はたまた引きつれ状態なのかということを知りたいです。

あわせでしょうか? それとも単衣?
それも、記載してください。

普通、着付けがきちんとできる人が、このような寸法を書くことはないです。
つまりは、ワタシが要求したような名称での寸法を書きます。

よって、アナタの着付けのスキル的な問題、あるいは着物に対する洋服的な誤解もありそうな気もする。

着物の仕立てが・・・というより、まずは、どのような腕前で着用されて、どのような状態で、
寸法はワタシが要求した部分の巾を記載していただいて、アナタ自身の洋服としての号数で大体の大きさがわかりますから。
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この回答へのお礼

ご迷惑をおかけして恐縮です。
 ○なぜなら、腰巾という言い方はしないし、胸巾というのがなにをさしていっているのかがわからない。
さらに、抱き巾とはなに?という当方の状態です。
 →私が行った呉服屋さんでは腰巾(腰回りのこと)、胸巾(胸回りのこと)と言うのです。
 だき巾とは剣先からの巾ですが、うまく説明できないのでご興味があればgoogleなどで調べればすぐにわかります。 私は着付け教室の教科書で知りました。

 ○おそらく私の感覚は上半身が華奢なのに、下半身はぽっちゃりという方でないとわからないのかもしれません。

○アナタの洋服での号数(9号とか、11号とか)と、身長を記載され、着物の布の切り替えがある部分での
寸法、肩幅、後巾、前巾、おくみ巾、袖巾、袖丈として記載しなおしてください。 
→私は7号または9号で、肩巾は23センチ、裄が64センチ、おくみが15センチで出来上がっておりこの点は今問題にしていないのです。


○【着ると襟の横にくっきりしわが入ります。】
・・・というからには、きちんと着付けの基本がわかって着付けていると思っていいですか?
 →自分で着ても、着付師に着付けてもらっても皺(説明が難しいのですが)があり今日知り合いの和裁の先生に衿元だけ見て頂いたところ衿の付け方が悪く、ずれているとのことで、仕立て直しに出すことに致しました。

○普通、着付けがきちんとできる人が、このような寸法を書くことはないです。
つまりは、ワタシが要求したような名称での寸法を書きます。
→私の質問のしかたが悪くでご迷惑をおかけしました。

○よって、アナタの着付けのスキル的な問題、あるいは着物に対する洋服的な誤解もありそうな気もする。→一応洋服と違うことは理解しているつもりです。

○着物の仕立てが・・・というより、まずは、どのような腕前で着用されて、どのような状態で、
→あなた様のような腕前はないのでしょうね。

回答ありがとうございました

お礼日時:2010/11/30 21:15

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