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大学院に通いながら児童相談所の臨時・非常勤職員として活動することは、現実的に可能でしょうか?
また、大学院へ進む事と臨時・非常勤として働くことはどちらが最終的に児童相談所で働く上で有利でしょうか?

私は現在心理学科4年次です。 将来心理職として、児童相談所で働きたいと考えています。
今までは大学院へ進み、臨床心理士の資格をとった上で児童相談所で正規雇用を目指すつもりでした。
が、最近児童相談所の臨時職員についてのニュースをみて調べたうえで、臨時・非常勤にて働くことも選択肢に入れたいと思っています。

以下、ニュース一部引用
・深刻化する児童虐待への対策として、厚生労働省は児童相談所の臨時職員を全額国費で採用できるようにする方針を固めた。29日に国会提出された今年度補正予算案に盛り込まれた100億円の虐待防止強化費の一部を回す。虐待情報の通報を受けた後、直ちに安全確認ができる体制を強化する狙いがある。


今のゼミの教授からは買われているようで、院での研究を進められています。
ですが、私自身は研究自体に特に興味はなく、児童相談員になるためのステップアップの為として考えています。
資格として臨床心理士の資格を取っていくことは、児童相談員が心理の専門職になる可能性を考え、長く児童相談として活動する上でベターだと思います。

ネットで検索すると大学院へ通いながら児童相談所の非常勤をされた方もいるようでした。
実際にそんなことは可能なんでしょうか?
可能であれば現場へ出たい気持ちが強いので、挑戦したい気持ちです。

臨床心理士の資格は必要か(有利か)、臨時・非常勤での仕事は現場の仕事と同じか(役に立つか)、両立するだけの時間がとれるか。
現場の方、非常勤・臨時職員された方、大学院へ通った方の意見が聞きたいです。
忌憚ない意見、よろしくお願いします。

A 回答 (4件)

昨年度、関西の大学に通っている時に、児童相談所 一時保護所で非常勤をしていました。

平日は、授業後そのまま児童相談所に直行し、ケース内容と児童の状況を聞いた後、夜勤に入りました。次の日、大学の授業がある時は、一時保護所から直接大学に行きました。土・日は授業がないので日直もしましたよ!

非常勤は、大学で心理学、社会福祉学を学んでいる学部生、院生が多かったです。それぞれ、次のステップの為、研究の為と理由はいろいろでしたが、学業と両立されていたような気がします。勤務は、週1回~でも大丈夫でした。自分のペースで勤務できる日を伝えて日程を組んでもらいました。

児童虐待、非行等の様々なケースの児童と関わることは大変でしたが、価値はあったと思います。問題のない児童だと児童相談所には来ないので、勤務にあたっては覚悟がいると思います。
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臨床心理士で大学の教員です。


以前は、臨床心理士養成の修士課程で、非常勤で教えていました。

臨床心理士養成コースに在籍しながら、児童相談所で心理判定員として非常勤で務めていた院生や、大学院修了後に同様の形で働いたり、療育センターなど関連機関で心理判定員、心理相談員として非常勤職に就いていた教え子は、何人もいました。
したがいまして、質問者様がお書きになっているような形で、院生でありながら、児童相談所の非常勤心理職として働いて、経験を積むことは可能でしょうし、将来の進路を考えても有用と思います。

ただし、児童相談所の心理判定員は、地方公務員ですので、児童相談所が直接、その採否を決めることはできません。
児童相談所を設置している都道府県や政令指定都市などが行う、公務員試験に合格することがまずは必要です。
多くは、心理職として採用試験が行われていると思います。
この採用試験では、大学で心理学を修めたということが受験資格でしょうから、おそらく、修士修了とか、博士修了、あるいは、すでに臨床心理士資格を取得しているからといって、それは明らかに優遇される条件ではないと考えられます。
あくまでも、その採用試験での競争ということになるはずです。

ごく最近の地方自治体における心理職の募集状況や、志望者の動向については、恐縮ですが、把握しておりませんが、5~10年度ほどつまり、前は、相当の狭き門でした。募集人数が少ないところに、志望者が殺到するという状態でした。
最近の状況については、ご自分でお調べいただきたいと思いますが、いずれにしても、地方公務員採用試験を受験し、それに合格なさることが前提となります。

また、採用されたあとも、必ず児童相談所の心理職に配置されるとか、児童相談所だけを異動するという保障もありません。
その自治体が設置している公的機関、医療機関の心理職(たとえば、精神保健福祉センター、総合保健センター、発達障害者支援センターなど)への人事異動もあり得ますし、時には、警察の青少年補導の関係や、被害者支援に関わる部門への出向もあり得ます。
こういったことも、承知しておかれたほうがよろしいかと思います。

以上、ご参考までに。
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院生時代に非常勤の仕事をするということはとりたてて珍しいことではありません。


将来的に現場に出たいのであれば、むしろやらないでどうするというレベルです。
「最終的に」の意味がよくわからないのですが、立場はずっと非常勤のままでいいというのであれば、今の選択はどちらでもほとんど変わらないでしょう。
というか、来年から働ければそれで目標達成では(いつなくなるのかわからないのは非常勤の宿命です)?

実家や結婚相手など金銭的に依存できる相手があるなら別ですが、その道でちゃんと生活していくということを考えるならば、進学と非常勤をこなし、臨床心理士になって常勤職に就くというのが当然のように思えます。
大変忙しくなるのは事実でしょうが、両立できないようであれば多分無理です。
なお心理職の採用を検討するにあたって、学部卒と、修士あるいは博士をもっている臨床心理士の応募がバッティングしたときに、あえて前者を採るところはほとんどないと思いますよ。
そのニュースの目的ならなおさらです。
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10年近く前に、臨床心理学を学びながら、児童相談所でアルバイト(非常勤職員)をしていた者です。


その後、仕事としては全く違う分野に就職してしまった上に、臨床心理士の資格も取っていないので、資格取得が児童相談所での採用、仕事で役に立つかはお答えできませんが、大学院で研究しながら、児童相談所で非常勤職員をすること自体は不可能ではないと思います。
私の通っていた大学院では、入学してすぐぐらいに、先輩から「アルバイトしない?」と話が来る感じでした。
大体、修士課程から博士課程にあがる時に、児童相談所からクリニックなどでのアルバイトに変わる人が多かったのです。(それだけ、専門的な知識が増えたってことですね)
それから、大学院生の非常勤職員の仕事ですが、児童相談所によっても違うと思いますが、私の知っている範囲では、知能検査を任せられることが多い感じでした。
療育手帳の判定は膨大な人数が来ますので、虐待などが増えている昨今、常勤の人だけで回すのは大変でしたし、再判定だと説明などでもめることも少ないので、現場へ出る第一歩としてはいいかなと思います。また、私のいた児童相談所では、慣れてくると、母子で相談に来る場合、子どもさんのプレイセラピーを担当させてもらったこともありました。これに関しては、より専門的なことが必要になるので、大学院の指導教官にスーパーバイザーになってもらい、アドバイスをもらいながら行っていました。

少し古い情報で恐縮ですが、参考にしてください。
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