No.2ベストアンサー
- 回答日時:
>義とされる、とはどういう意味ですか?
神学を学んだわけではございませんが、プロテスタントの一クリスチャンとして知るべき範囲として、「義とされる」とは本来生まれながらの罪人であった私どもが神の目から罪がないもののようにみなされるということではないかと理解しています。
>義とは、預言的にはキリストご自身のことで、転義的にはキリストが私達の内にあって働きたもうことだと書かれています。
真に「義」なる方はイエスキリスト以外におりませんので、お説の通りと思います。キリストが内にあってはたらくことにより義と認められるというのもお説の通りと思います。すなわち以下の聖書の言葉を想い起こさせます。
「キリストに合うバプテスマを受けたあなたがたは、皆キリストを着たのである」(ガラテヤ3:27)。あるいは「もし、キリストがあなたがたの内におられるなら、からだは罪のゆえに死んでいても、霊は義のゆえに生きているのである。」ローマ書
再び
>義とされる、とはどういうことでしょうか。
それは個人的にはそれは思い残すこともないほどに歓喜に見舞われることではないでしょうか。罪人であったものが其の罪の縄目から逃れる事ができたその瞬間であり、地獄から天国に移り住んだ瞬間と言えると思います。この瞬間から自分が罪人であるとかないとか自分で自分を責める必要がなくなります。
。「わたしの言葉にとどまるならば、 あなたたちは本当にわたしの弟子である。あなたたちは真理を知り、真理はあなたたちを自由にする。」(ヨハネによる福音書8章31,32節)
義とされるとはイエスキリストの言葉にとどまるということでもあります。真理を知ることも義とされると同義語となります。実は聖書のあらゆる箇所がこの一点に私どもを引き寄せるためのものです。つまり聖書の目的が人が義とされることを願って書かれた神のことばではないかとひとり確信をもっています。
少しばかりご質問の趣旨から外れてしまいまして、申し訳御座いません。
ご回答ありがとうございます。
神が私達を罪がないもののように見なされる、
ご提示くださったローマ書の、体は依然として罪深いけれども霊的には罪を許された状態になることから、「罪がないもののように見なされる」のでしょうか。
そういえば、ルターの言うキリストはパウロの言うキリストだとまで書かれているので、ルターの言うガラテヤ、ローマ書を含めパウロの正しい手紙を読んでみればまた理解が深まる気がしました。
また、義とされるとはそれほど素晴らしいことなのですね。ただルターの神学について読んでいるだけではあまりピンとこなかったのですが、よく分かりました。
聖書はキリストを中心としており、更にはキリストを通して私達を義とされることが聖書の第一義的意味だそうなので、ルターの神学と回答者様のお考えは基本的には一致するように思われます。
プロテスタントについてまだ殆ど知らないので、とても勉強になりました。
No.3
- 回答日時:
義とされる、とはどういう意味ですか?
「こころ正しき者は幸いである。そのものは義とされるであろう。」
でしょうね。ここでの「こころ正しき」と言う意味は神仏のお考えに沿って考え、生き、行動するという意味ですね。「こころが貧しい、こころが清い」という意味ではありません。単なる信仰や妄信でもないのですね。現在ただいまの神の御心を知り、それにしたがって考え、行動し、生きること、それが「義」ですね。
つまり、4000年前や2000年前の考えではなく現在ただいまの神の御心に素って生きることが「義」なのですね。ルターの義は当時のイエスのお考えに沿って生きることですね。
当然、現在はお考えも違っていますから、それを受けて行動すれば「義とされる。」ということですね。
クリスチャンであれば現在ただいまのイエスの御心に沿って考え、行動し、生きることですね、さてそんたくできましょうか。
ご回答ありがとうございます。
義とは、今現在での神の御心を知り、それに沿って生きることですか。
何故何度も聖書を読むのかあまりよく分かっていなかったのですが、聖書において神が今現在も語りかけていらっしゃるので、聖書を読んでその御心を知ってそれに沿って生きることが大切だったのですね。
分かりやすく教えてくださってありがとうございます。
No.1
- 回答日時:
通俗的な解釈ですが、「義人」 とは正義を行う人のことだから、「罪人を義とする」 とは、「その罪を許す」 という意味になりそうに思います。
キリスト教では人はすべてが 「罪人 (つみびと)」 であるという見方をするようですから、「罪人」 の状態から脱するには、キリストを自らの内に受け入れる (= 信仰) ことが必要とされる、ということではないでしょうか。ご回答ありがとうございます。
義とされれば罪を許される、確かに本の内容を要約するとそんな感じになりそうです。
この本によれば、全ての罪を償ってくださったキリストによって、人は内的にキリストであるようなので、キリストを自らの内に受け入れるというのはそういうことに当てはまる気がします。
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